SSブログ

サイゼリヤの500円ランチ 上方浮世絵とは [わが街・大阪ブギウギ]

夏バテです。
体も心も懐中も。

JR難波駅の上の
OCAT(大阪シティエアターミナル)の
レストラン街でなにか食べましょうか。

閑散としています。
だいたい!いつも!
ミナミの中でも静かな地域ですけどね。

5 階まで上がってみました。
ところどころ!
エスカレーターが修理中で大変。

どの店舗もシャッターが降りていました。
全館休業。
めったにない日にあたりました。

余計にバテますね。



地下 1 階の「サイゼリヤ」だけには
あかりがついています。
blog31.jpg

お!いいじゃないですか!
お惣菜やサラダの食べ放題の店でしたね。

おまけにランチは 9 種類全部
税込みの 500 円。
blog32.jpg

安いです。
もう!なんでもいいです。
グリーンのスパゲティをちょうだい。

あの!サラダはどこに?!

「お持ちします」

ありゃ!?
スープが飲み放題だけで
他になんにも食べ放題なんてありません。

どこと混同していたのやら。
恥ずかしい!あさましい根性。
blog33.jpg

照れ隠しにランチワインをもらいました。
100 円だからということもありますが。



地下街を歩いて御堂筋に上がったら
くるまが一斉に北に向けて走り出しました。

どうして!?

御堂筋は大阪万博のころから
南へ一歩通行と決まっています。

欧陽菲菲(おうやん・ふぃーふぃー)の
「雨の御堂筋」でも南へ走っています。

「あなた あなたはどこよ
「あなたをたずねて 南へ歩く

あ!すみません。
欧陽菲菲はくるまではなく
歩いていたのでしたか。
歩くのなら南にでも
北にでも好きな方向にどうぞ。

20 秒ほど歩いて
自分の方向感覚が南北逆転しているのに
やっと!気づきました。
気づくのが遅かったですねぇ。

御堂筋のくるまは間違えることなく
南に流れています。

もう!いや!
頭の中がゆだっています。



にゃんこが笑っています。
blog34.jpg

ん?!
ホントにあなた!猫なの?

法善寺のまん前
「上方 浮世絵館」ですか。


浮世絵といえば美人画とか春画とかが
すぐ思い起こさせられますが。
春画といえば
眉をひそめる
良識人ぶっている人もいますが
これは日本の高尚な文化ですよ。

それの上方のものねぇ!?

アンドリュー・ガーストル(ロンドン大教授)が
江戸の春画の研究や紹介に比べて
上方のは
まだまだ遅れているといっていましたね。

さっそく!入館。
お勉強です。



美人画・春画はどこ?!

「上方 浮世絵」とは
歌舞伎の芝居を描いたものでしたか。
blog35.jpg

役者や芝居小屋を中心に描かれていました。

4 階に畳の間がありましたが
正座していると
外国の観光客の訪問が絶えず
落ち着きません。
blog36.jpg

浮世絵は思ったより小さく繊細です。
こんな道具だけで
版木を作っていたのですね。
すごいですね。
blog37.jpg

刷る道具はこれだけ。
blog38.jpg

外国の博物館などから
浮世絵の印刷機の依頼があるとき
これらを送って
「ぶざけるな!」と
立腹されたはなしをよく聞きましたが。

なかなか信じられませんね。
わずかな道具類で
あんな印刷ができるなんて。

ひと回りして
また 4 階にもどったら
刷り体験をしていました。
blog39.jpg

エラいですねぇ。

私は暑さにイカれて
お勉強は!生産性のことは!
みんな投げ出して息をしているだけ。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理