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彦八まつり 2017 [パパラッチ!ママえっち?]

「落語でっかぁ!?」
「しんきくさいでんなぁ!」

落語に接したことのなさそうな
おじさんがいいます。
「しんきくさい」とは大阪弁かなぁ。
「うっとうしい」「しめっぽい」の類の
マイナス的なことばのようですが。

「彦八まつりがありますよ。
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「女性の落語家もいっぱい。
「東京より
「女性落語家の比率が高い上方なんです。

「たとえば!
「露の都(つゆのみやこ)ね~さんの一門は
「ずらずらずらと女性ばかりですよ。

「べっぴんでっか?」

「可愛いのから!それなりのから!
「ま!いろいろ。
「お化け屋敷といっていた
「一門の先輩がいましたが
「そんなことはまったく
「いや!ほとんどありませんよ。

入場無料だと
暇そうで酒ばかりくらっている
基本的にはスケベ心しかないおじさんに
いっておきました。

「いやぁ!にぎやかでんなぁ」

彦八まつりに行ったのですね。

「都一門!男がいましたよ!」

なんてメールしてきましたが。



上方落語協会の一大イベントの
彦八まつり(2017/09/02・03)!
忘れていました。はは。

いっていた私が忘れるなんて!
叱られますね。
地下鉄・堺筋線で
南下しようとしていたときでしたから
急きょ!
日本橋で乗り換えて谷町9丁目で下車。

会場の生國魂(いくたま)神社には
外の道からもう大混雑。
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境内には落語家の販売ブースがいっぱい。
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大阪落語の祖といわれている
米沢彦八の碑の前には例年通りに舞台。
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なんにもブースのない便所の前にも人だらけ。
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暑いので木陰を求めているのかな。

今年で 27 回目。
盛況で織田作之助の像やら
いろんな神さまの集結している
北の森にもブースが。
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ん?人生相談?!
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落語家もエラいもんじゃのぉ。



人生相談の先生とはね。

ん?!
落語家の高位の尊称は「師匠」ですよね。

ちなみに講談師は「先生」でしたか。
講談は高座を「読む」といいますから。
本を読むのは先生かなぁ。

東京の落語家は自分たちを
「噺家(はなしか)」と呼びたがるような。
関西では「落語家」?!
「落語」は上方のことば?!
でもありますまい。

「落とし噺」をする人なら
略して「落語家」でも
「噺家」でもいいようなものですが。

東京の落語家は
「落とす(おち)」とはいいたがらないのかも。
「下げる(さげ)」というのかも。

そういえば
宇井無愁は
「さげ」はいつ!どこからきたことばか
分からないといっています。

「落とす」と「下げる」は
一般的に同意語ではないといっています。

たとえば「だるまさんを落とす」と
「だるまさんを下げる」とは
おなじじゃありませんね。

いやぁ!やめましょう。
これについては
宇井無愁が大変長時間考察しているようです。
大変な疑問の淵のようですから。



あ!そうそう
露の都一門のブース。
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あれ?!
たしかに「男」がいますね。
エプロンして玉こんにゃくを売っていますが
都師匠の旦那でもないですね。
最近!男の弟子を取ったのかな。



(詳しくは宇井無愁著/落語の原話/)
(および/落語の系譜/を見てくださいね)
(敬称略)
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