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彼岸花 フィエスタ メヒカナ 稲の花 [解語の枯れ尾花]

いつまで生きる 曼珠沙華咲きだした  山頭火


曼殊沙華こと彼岸花が咲いています。
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新・里山です。
新梅田シティ(大阪市北区)の
空中庭園展望台で有名な
梅田スカイビルの北側。
街の中の人工の里山ですが。

山頭火の句を思い出さなくても
彼岸花には
なぜか寂しい気持ちになります。

今日は早朝からおかしいのです。

遠くの酒蔵に行こうと 5 時過ぎに起床。
洗顔していたら
気力が萎えてきました。

漫画に描けば
へなへなと腰砕けになるところ。

そのまま!なにもしないで
ぼ~っと 3 時間。
酒蔵見学もなにもあったもんじゃない!
バカですねぇ。



気がつけば正午過ぎの梅田。
とぼとぼあてもなく歩いて里山の中。

収穫の秋がきたようです。
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棚田風の田んぼの赤い色は
穂の出た稲を
鳥害から守るネットの色のようです。
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さらに向こうの
梅田スカイビルの 2 棟の間の
広場(ワンダースクエア)が騒々しい。



「フィエスタ・メヒカナ 大阪 2017」!?
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「アミーゴよ!フィエスタ・メヒカナであおう!」

メキシコのお祭りでした。(2017/09/08 ~ 10)

ホントにお祭り!?
ステージの前に座っていても
あんまり人もこなくて静かです。
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店舗はオープンしています。

あちこちのブースにあるあれはなんですか!?
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あの足が女性かどうかはさておいて
あのさげている瓶!
「Corona」!コロナですか!
なんでしょう?!

メキシコのビールでした。
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400 円。
ライムの汁を入れてくれました。
おつまみを少しくれました。

でも!瓶の裏には日本語ばかり!はは。
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大昔!
なんとかノーキョーとか
株式会社なんとか研修団とかの旗を先頭に
東南アジア方面に
なだれこんでいたおじさんたちが
香港あたりで
高いお土産をつかまされたはなしを
たくさん聞いたことがあります。

「グッチのステテコ!買って?」

「買う!買う!」

ふたつ返事で買ったらしい。

ステテコには
おじさんたちに分かりやすいように
「グッチ」と
カタカナの字が縫われていたとか。

「これ!これ!か~ちゃんが」
「買ってこいといっていたグッチだぁ」

グッチはカタカナで刺しゅうしません。
というより!
当時!ステテコを販売していません。
今はどうか知りませんが。



閑話休題。

なかなか舞台が始まりません。

ん?!

今日は夜に前夜祭があるだけ?!
祭り本番は明日・明後日。

早くいってくださいな。



暇さえあれば
生き急いでいるのか
死に急いでいるといえばいいのか
歩きつづけていますが。

歩きつづける 彼岸花咲きつづける  山頭火

おなじ彷徨でも
山頭火ほどの重さはないですけどね。

今日は早々に帰宅して
ぼんやり見れば
わが家の稲(拙ブログ2017/06/18)も
出穂(しゅっすい)しているじゃないですか!
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花が咲いています。

もうずいぶん昔ですが
小学生をぞろぞろ連れて歩いていたとき
聞けば
みんな稲の花を知らなかったですね。

ま!それは仕方がないことかも。

北欧娘のオーサは
広島で稲刈りを経験して驚いています。

「お米がジャガイモとおなじように
「地下で成長するものと思ってた

そうな。

さすが!わが若い仲間たちは
稲は空中に実ると知っていましたね。

みんな大きくなっているかな。

そうだ!
今日!偶然!その中のひとり
大学生になっていた女の子と会いました。

こちらは分からなかったのに
かの女から声をかけてくれて
すさんだ心がちょっとほころびました。



そんな意味のない日。
私に意味のある日はないですけどね。



彼岸花さくふるさとは お墓のあるばかり  山頭火



(オーサ・イェークストロム著/
(北欧女子オーサのニッポン再発見
(ローカルの旅/
(という長いタイトルの本を読みました)
(敬称略)
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