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錦小路の由来 スタバの川床 [平安京有情]

阪急・京都本線の終点
京都側からみると起点の河原町駅から
地上に出ます。

京都らしく舞妓さんの絵の階段。
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近づくと童顔(!)になります。

用事もないけど錦市場を往復します。
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おいしそうな匂いを
かぐだけで満足するばかり。



東西に走る錦小路の中の
400m ばかりのところにできた市場ですが。

この錦小路
大昔は大変不潔で汚い通りだったそうな。

そこで通称・くそ小路。

それじゃあんまりだというので
四条大路の南に綾小路があるので
北は綾錦小路に改名したと聞きましたが
綾錦小路から錦小路へなったと。

いや!不潔ではない!という人がいます。

元の通りの名が具足小路。
それを「ぐそ小路」なんて
変に略していうから改名したという説。



最近!自称・有識者に
宇治拾遺物語を読めといわれましたが。

家貧しくして
わが家には中高生が読むような簡略な
今昔物語と宇治拾遺物語が
合体したような薄い本しかありません。

頭を下げて教えてもらったことを書きますと。

あるエラい僧が
死んだ母のために 3 年間
飲まず食わずで経を唱えていた後は空腹で
米 1 石炊いてさしあげても
10 石あげても食べてしまいます。

実は人間の目には見えなかったのですが
僧についてきているなん万という
餓鬼・畜生が食べていたのですね。

僧が具足小路を歩くと
みんなもそれに従います。

そしてしたのです。
雲古を!
なん万という餓鬼の排泄物で
小路は埋まってしまいました。

非常に簡略に教えてくれたものを
さらに省きながら書くと
以上のようになります。

このはなしに藤原師輔(909 ~ 960)が
出てくるそうですから
そのころに
錦小路になったのかも知れません。



錦小路に立ち飲みの店が増えたような。

酒樽のテーブル!いいですね。
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外国の人の関心が集まっていました。
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なんの変哲もない量り売りなんですけど。

いつもの漬けものの試食にも海外の人が。
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だれが見てもきれいに見えますからね。



先斗町を横切ります。
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まだ「京の夕涼み」「鴨川納涼床」の
ちょうちんが下がっています。

先斗町の通りの裏の鴨川に回ると
その「夕涼み」の
川床(かわゆか)があります。
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それも 9 月 30 日までですね。
5 月 1 日から始まったのですが。

四条大橋を渡り対岸をさかのぼります。

なん軒かは
5 月と 9 月に昼間も営業しています。
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名残りの昼床ですか!楽しそうですね。



三条大橋から上流の右岸にも川床が。
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あれ!
橋のたもとは
コーヒー店のスターバックスですけど。
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川床でコーヒーが飲めましたか。

川床のランチは安くても 5,000 円くらいは
覚悟しなければならないでしょう。
表示価格より
税金はもとより
サービス代もプラスされたりしますから。

わ~い!
3,000 円切っていると思ったら
別に床料を請求する店舗もあるようです。

いったい!いくらで
コーヒーを飲めるのでしょう。

もし!コーヒー代!実費だけでいいのなら
鴨川で一番安い川床なんですが。

満席でした。
出直します。

あ!今考えたら
もうシーズンは終わりましたね。
来年までの宿題になりました。
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