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はんしんまつり 現存最古?の中華そば [工場見学]

「膝に組む 指にいのちを ゆだねおきて
「眼をこそ瞑づれ 秋の夜汽車に


旅へのあこがれ。
秋の夜汽車ですか。
ま!明治の最後の年の
牧水の短歌ですからね。

みんなそんなあこがれかどうか
ほとんどの鉄道のイベントには
雲霞の如く人がうごめいています。
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今日(2017/11/03)は
阪神電車(阪神電気鉄道)の車両基地開放
「鉄道の日 はんしんまつり 2017」です。

ま!半分以上がこども!
さらに半分はその保護者!
立派な(かどうかはさておき)
おとなだけのグループは私たちぐらいかな。

鉄道好きは少年の性癖(?)かと
勝手に思っていたのですが
少女も女史もたくさんいるんですね。

たいてい!車両基地の見学は
ひとりで行っているのですが
今回!たわむれに
アラフォー(around 40)の女史に
声をかけたのですが。

積極的な返事もなかったので
どうかと思っていたら
朝!待ち合わせ時刻ぎりぎりになって
やってきました。



阪神電車から招待状が届いたのは
メイン会場の尼崎車庫だけ。
他の会場には行けませんが十分でしょう。

みなさん!
あちこちの車両に群がっていますが。
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私たちにはどこがいいのかどうか。

工場内も色気はありませんよ。
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トラバーサーというのでしょうか
車両の移動の遷車台(?)に
乗せてくれますよ。
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他の車両に乗るには競争率が高く
長時間待たされるので
これに乗せてもらいましょうか。

この遷車台!動力源はなんですか。
音もないし!
バッテリーですか。

あは!
小さなパンタグラフがありました。
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注意力散漫ですね。

レタスが売られていました。
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「どこの産ですか?

「阪神電車です!」

聞き間違えたのかと思いましたが
あら!ホント!
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高架下かどこか近辺で栽培しているらしい。
その工場を見学したかったですね。

150 円で買いました。
今晩!楽しみ。



慣れない場所で疲れましたか。

外に出て
車窓からいつも気になっている
大鳥居のある
尼崎ゑびす神社の境内で休憩しますか。
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立派な社殿なんですが
鳥居が巨大過ぎて
小さく見えるじゃないですか。

「恋人や夫は
「おね~さんより体形のいい人がいいですよ。

貧弱な人とつがいになると
おデブの!いや!
ふくよか過ぎる胸と腹のおね~さんは
傲慢に見えますよ。
そんな気がなくても。

「今日もひとこと多いのじゃないの?!」



地元のお大尽推薦のラーメン店。
いや!中華そば店でランチにしませんか。

中央商店街から少し入った筋にある
「大貫(だいかん)」へ行ってみませんか。
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お大尽は少年のころ
「支那そば」と呼んでいたそうですが。
今もそう呼んでいる店舗もありますが。

余談ですが
おなじイギリスなのに
イングランド人はウェールズ人を
昔は泥棒呼ばわりして揶揄したそうです。

マザー・グースの唄の中の
「There were three jovial Welshmen

北原白秋は
「素っ頓狂な南京人がお三方ござった
と訳しているとか。
「Welshmen(ウェールズ人)」を
「南京人」にしています。

白秋は!それとも白秋の時代の日本人は
南京の人を
堂々と泥棒呼ばわりしていたのでしょうか。

そんな歴史があれば
「支那」も「中華」も使えず
今は「ラーメン」が無難なんですが
ま!ここは中華そばと名乗っていました。

お大尽が少年のころから
なじみというのは分かります。

「創業大正元年」と書いてあります。
大正元年とは 1912 年!?
1 世紀前じゃないですか!
冒頭の牧水の歌と
おない年じゃないですか!

その 100 年前の中華そば。
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税込み 850 円。
なかなかの味。

麺食いでもない私でもおいしく感じます。



おね~さんのような和の
楚々とした色気のある
菊が咲いています。
(半分お世辞ですみません)

駅前で開催していた菊花展を見て
解散しましょう。

いつもハイキングでは
速足ばかり強いてすみません。
今日はのんびりお帰りくださいね。


「停車場の 黒き柱に 身をもたせ
「汝が行く国の 秋をおもふかな



(短歌はすべて若山牧水歌集/死か芸術か/より)
(平野敬一著/マザー・グースの唄/参照)
(敬称略)
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