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ぎょうざの満洲は3割うまい?! [食い逃げ未遂]

JR阪和線の長居駅のそばの
高架下(大阪市住吉区)に
「ぎょうざの満洲」があります。
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満洲からきた店でしょうか。
関西には「餃子」いえば
「餃子の王将」が目立つので
私にはもの珍しい。

かの中国東北部の「まんしゅう」は
「満州」という表記ではなかったのですね。
勉強になりますねぇ。

「満洲」と「餃子」から
「天才バカボン」の
「赤塚不二夫」を思い出しますが。

赤塚は満洲出身とか。
生前!手作りして
よく餃子パーティを開いていたようです。

「漫画家」「手作り」といえば
「東海林さだお」ですか!私の記憶では。

料理好きは
1 度は作ってみたくなるのが餃子らしく
東海林も
大陸風(?)な餃子に挑戦しています。

それらによると
米の取れない地方の主食(?)らしく
かの地の餃子の皮は
日式(日本の様式)のものより
分厚いとか。

それに「ニンニク」「ニラ」を
まず!使わないようです。
(赤塚は両方入れていましたが)

主食にする餃子は
スープと食べる水(すい)餃子とか
蒸し餃子とかが主流?!
前の日の残りものを
焼いて食べると日式の焼き餃子に近い!
とかなんとか!
大昔に北京で聞いたような。



では!いざ満洲の餃子を試食。

「餃子定食というのをください。

「ダブルでよろしいでしょうか?」

は!?
なんのことやら。
田舎もんはウエイトレスさんの声に
驚愕してかたまっても
見栄を張って知ったかぶりにうなづいて
「はい!」なんて答えますぞ。

ああ!餃子がいっぱい!
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税込み 594 円。
そんなにいらなかったです。

ちらちらとメニューを盗み見すれば
409 円からあったじゃないですか。
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でも!これ満洲の餃子?!



満洲と聞けばラストエンペラー!
映画を観ましたが。

ラストエンペラーとは清(大清)の
最後の皇帝の
愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)のこと。
満洲國の皇帝でもあります。

餃子のホンバ(!)ですね。

溥儀の皇弟(愛新覚羅溥傑)の妻の
愛新覚羅浩(日本人です)が書いた
清朝のレシピにも「餃子」がありますね。

餃子のあんは無数にあるそうですが
やっぱり!
ニラとニンニクは使っていません。
が!?
「煮る餃子」「蒸し餃子」と
「焼く餃子」もありますね。

「煮る餃子」と「蒸し餃子」と
作り方は多少違うようですが
「蒸し餃子」と「焼く餃子」は
ほぼいっしょのようです。

ちなみにビュッフェの
太陽樓(拙ブログ 2017/10/30)には
揚げた餃子がありましたが。
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いずれにしろ
ごはんのおかずとするのは
日式の発明(?)のようですね。



「ぎょうざの満洲」のどの器にも
「3割うまい!!」と描いてありましたが。
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中国の!
満洲あたりの!
有名な格言・金言でしょうか。
故事があるのでしょうか。



(男が食べたい料理/主婦の友社/)
(東海林さだお著/ショージ君の料理大好き/)
(愛新覚羅浩著/食在宮廷/)参照
(敬称略)
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