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花嫁のれん [通天閣が見える]

「花嫁のれん」というものだそうな。
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中能登の嫁入り道具のひとつ。
きれいなものですね。

実家の家紋をふたつ
染め抜いて持って行くのですね。
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昔の加賀藩の庶民にみられる風習?!
ホントに「庶民」ですか!
庶民の定義が違うのでは!?

「花婿のれん」も展示してあります。
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婿入りする場合もありますものね。

そんなものを飾れるところのある
大邸宅に住む人同士のいう
「庶民」の風習じゃないのですか。



中能登は石川県でしょうか。

昔!職場に
石川県か富山県の出身の女史がいましたが。

嫁に出すのは大変だといっていましたね。

記憶しているのは年末のこと。

新婚の年には
お嫁さんの実家から
目の下 1m 以上の寒ブリ(鰤)が
お歳暮に届くのだといっていました。

初めは逆かと思いましたが。

嫁ぎ先から実家に
「いいお嫁さんをありがとう」と
感謝の礼を示すのじゃないかと
思いましたが。

「男尊女卑の風土ですから」
実家のほうが
贈りものをするといっていたような。

寒ブリの 1m ?!
品薄なときにはなん十万円!?

「もしそうなら買えません!私たちの家では!

そうしたら
「ま!お嫁さんは肩身が狭いわね」
「いじめられるわね」
「娘のためには借金しても買わねば!」

「ひぇ~っ!
「おね~さんもですか?

「私は関西で結婚したから」
「親もテキトーにしていましたよ」

そんなことを思い出しましたが。



花嫁のれんは
天王寺公園(大阪市)の中の
日本庭園の慶沢園(けいたくえん)の中の
茶室の長生庵で展示されていました。

長生庵の存在は分かっていましたが
普段は
立ち入り禁止になっている茶室です。
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いい茶室じゃないですか。
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喧噪の街の中だとも思えないほど。



菊の鉢が展示してある季節です。
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せっかくですから
慶沢園をひと回りして帰ります。
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大きな池が中心にある
池泉回遊式庭園です。

あれ!?
大阪市の説明では
林泉回遊式庭園となっています。

浅学ゆえ
まったく聞いたことがありませんがね。
どういう違いがあるのでしょう。

ま!強いて知りたくもありません。
気にしないで回りましょう。
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紅葉が少ない!

そんな樹種ばかりなのか
まだ時期がきてないのか知りませんが。
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四阿(あずまや)で休憩。
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外国語だらけの中で肩身の狭い思いです。

あ!?
私も
外国の観光客然としていたらいいのかも。

おフランス人ですから。
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