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若草山の山焼き 大立山まつり [南都有情]

「冬ざれの 古都の業(ごう)の火 遠ざかる
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はは!心象のドップラー効果(?)です。

奈良の若草山の山焼きです。
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平城宮跡の
第二次朝堂院跡の広い原っぱの縁の
桜の木の下で見ています。

足の先から冷えがはいあがってきますが
風がないので
この季節によく遭遇する
泣きたくなるほどの不快感はありません。



今日(2018/01/27)は昨日まで描いていた
几帳面な(ホントーです)
スケジュールが瓦解し
酒に弱いのに(ホントーです)
朝から生ビールを 3 杯もいただいて
饒舌(じょうぜつ)になり嫌われました。

その後に日本酒を 1 合あおることになり
これまた!ひんしゅくをかい
ほうほうの態で
近鉄・大和西大寺駅に着いたときには
午後 4 時を過ぎていました。

平城宮跡の復元した第一次大極殿まで
20 分もあれば歩けるでしょう。

無料送迎バス!?

駅前で待っていました。
乗りました!すし詰めの中に。

大極殿に着いたときには
午後 5 時に近く
沈む陽にてかてかと濡れていました。
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歩いたら
往復しても余裕があるほどかかりました。
楽をしようとした罰ですね。
しかし!こんなに牛歩のバスだったとは!?



大極殿の右手に若草山があります。

陽が沈みました。

大極殿と朱雀門との間の
広大な第一次朝堂院跡で
「奈良大立山(ならおおたてやま)まつり」
(2018/01/26 ~ 28)が催されています。
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いろいろなイベントがあるようでしたが
県内 39 の全市町村が参加の
「あったかもんグランプリ」にだけ
心が動きます。

どのブースの料理も税込み 400 円。
あれもこれも気になる
食い意地をさげすみ恥ながら
上北山村の栃餅雑煮をもらいました。
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炙(あぶ)りアマゴ入りと書いてあったから
20cm ほどのアマゴがどんとのっていると
勝手に期待したのですが
小さな切り身でしたね。
ま!そうでしょうね。

風よけされた飲食休憩所のテントが
たくさんありました。
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真冬のイベントに考慮しています。



6 時になったので
東の暗く寂しい第二次朝堂院跡に移動。

若草山にまず!花火があがりました。
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けっこうたくさん!
15 分ばかりあがっていました。
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つづいて山焼きの赤い色!
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若草山の山裾で見るのとは
また違った感慨があります。



7 時になっても
「まつり」はますます元気。
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「立山」がライトアップされています。
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「造りものを身代わりとして」
「厄を落とす」風習を
「立山」と呼ぶのだそうな。

これは「大立山(おおたてやま)」
高さ 7m の四天王の山車だそうな。

これの巡行があったようです。



あ!?
歳時記をめくっているのですが
「若草山の山焼き」は見あたりません。
季語じゃないんですね。

「山焼きも また芋焼きも 人の業(ごう)

はは。すみません。
もうアルコールは
抜けていると思うのですが。

なんの情緒もない
バチアタリが見た若草山の山焼きでした。
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