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オムライスにサンドイッチがついてきた [昼定食]

奈良県の田原本町。
「たわらもとちょう」と読みますが。
関西に流れてきたとき
「たはらほんまち」と読んでしまい
尋ねても
だれも「知らない」といわれましたね。

生意気だったので
知っていても訂正してくれなかったのかも。
ま!自業自得というもんじゃの。

行き交う人もなく静かな里です。

近鉄橿原線・田原本駅から
線路沿いに南に行けば
「ランチ&定食」の置き看板発見。
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「オリエンタル ジパング」!?

すごい店名ですね。
昨日深夜!
ま!正確にいえば今日の未明でしょうけど!
眠れず!偶然!手元にあった
フロイスの日本史を手に取ったのは
ここに導かれる運命だったのかも。

ちなみに 1 ページ読んだら(ながめたら?)
すぐ!夢の世界。
読書はよく効く睡眠薬です?!

店舗内はこぎれいな喫茶店といったところ。

たくさん!メニューがありましたが
様子が分からず
優柔不断な性格なので
このままながめていたら
いつまで経っても決まらない気がしたので
ランチの先頭にあったオムライスを。
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普段!鶏卵の料理はあまり食べません。
偏見ですが
卵好きは幼稚な味覚の持ち主のような。

TVなんかで
「煮たまご」ひとつに
素っ頓狂な大声で喜び騒ぐ
芸のない芸人を見ると悲しくなります。

フランス人の妻を持つ高名な作家が
フランスでは
食事を簡便にすまさねばならないときには
ビフテキだといっていましたね。
とても安あがりでもあるらしい。
その安い肉も買えないまったくの貧民は
鶏卵料理ですませるらしい。
ちょっと悲しいらしい。

このごろ日本のお年寄りたちが
昼から飲んで歌って騒いでいます。
たぶん!年金長者!恵まれていますね。
そんな金持ちがみんな
鶏卵料理には
特別な感慨を持っているようです。

かれら!かの女たちは
鶏卵は高級品と思って育ったようです。
日本とフランスには隔たりがありますね。

ま!私は自称・おフランス人
(フランス人にあらず)の
自称・大金持ちですから
「たまご」嫌いざんす。

書いていてすんごく落ち込みますねぇ。
はぁ~。



閑話休題。

おいしいじゃないですか。
650 円。税込み。
ごちそうさま。

え?!
食べた後に!すぐ!
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サンドイッチがきました。
これでセットなんですか!?
2 度ランチしたような。

すごいですね!ニッポン!
いや!ジパング!
お得感が味わえました。
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あいな里山 冬の縦断 [野道!山道!恋はけもの道!]

馬事公苑の横を抜けます。
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「しあわせの村」(拙ブログ 2018/02/21)の
たぶん!北の端。
さらに北の
「あいな里山公園」を目指します。

人にもくるまにも
キツネにもタヌキにも出会いません。

上空の阪神高速北神戸線には
ときどきくるまの影が見えますが。
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高速道をくぐってゆるやかに上って行くと
おじさんがふたりもいました。
「あいな里山公園」の料金所ですね。

だれも通っていないのに
料金所でもないと思うのですが。
こんな季節!人にもタヌキにも
フリーパスでいいじゃないの。

ああ!くるまが追い抜いて行きました。
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「しあわせの村」と
「あいな里山公園」を結ぶ無料送迎バス。

1 時間に 1 本くらい。
待てないので歩いたのですが
乗せてよ~!
バスにはドライバーだけのようなのに。

単調な道がつづきます。
これでも有料の公園なんですね。
よく考えたらそれでいいのかも。
国立公園も有料化したらいいような。
ニュージーランドなんかは
そうではなかったですか。

でも!軟弱な精神のものは
マムシでもいいから生物に会いたいもの。
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棚田です。
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代ケ谷(しろがたに)の
棚田景観地区に出たのですね。

サンデン休憩所。
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周辺は花の谷といいますが
冬枯れのくすんだままですね。

切り通しを抜けたら見覚えのある棚田。
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昨年!大根をもらったところのような。
耕作楽園地区でしょうか。
地区の上部の
相談ケ辻(そうだがつじ)の家。
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もうここからは大丈夫!
道が分かります。

大昔にはいくつかの
集落があったのじゃないでしょうか。
なにがあったのか
忽然と
人もわんこもスズメも消えた里のような。

寒いし!人はいないし!
イベントはないし!花も色気もないし!
面白くもないので
寄り道の誘惑に勝って最短距離を進んで
つぎの棚田に出ました。
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農村広場地区です。
白拍子(しらべし)の家も寒々。
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白拍子だんだん畑の下に
稲が干してありますが。
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真冬ですよ!いつまで干しているの?!
あ!籾(もみ)がありません。
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だれかに食べられたの!?
それとも
脱穀した後を再び干しているのでしょうか。

寒そうな農村舞台。
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この通路は「橋掛かり」?!
ではなく「花道」でしょうか。
能の舞台ではなく
歌舞伎の舞台ですね!たぶん。

伝庫(でんご)の家だとか。
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男女の区別がつきかねる
老人たちがくつろいでいます。
永久に動かない!
年を取らない(!)人たち。
とてもしあわせそうですね。

帰ります。
なんだか入園料!損した気分ですが。

神戸電鉄・藍那(あいな)駅まで
棚田の中を下ります。

しかし!冬の田は眠っていませんね。
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勤勉な人が耕作しているようです。

急坂をこけつまろびつ!というより
へっぴり腰でよろよろと進みます。

それでも凍った道にすべって
肝を冷やすこと 2 度 3 度。

やれやれ降りきったら
1 時間にいく本もない電車が出て行きます。
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しあわせの村でしあわせな一汁六菜 [猫も歩けば棒立ち]

先日「しあわせの村」への
ハイキング(?)を誘われましたが。

その日は仕事が山積していたので
(ウソついてすみません)
行けませんでした。

ところで「しあわせの村」って
どんなところでしたか?
記憶にありません。

すごく凡庸な!
児童でも考えつくような!
関西弁でいうベタな!
なんの変哲もない名前の村ですね。
そう考えればかえって
なにか!うさん臭さを感じますが。

天気もいいので!
約束も仕事もうっちゃって
(うっちゃるほどもありませんが)
「しあわせの村」にひとりで出かけます。

神戸市の北東部
神戸市の 4 割強の面積を占める北区の
六甲山系の中!
早いはなし!山ん中にありました。

行政の村ではありませんね!当然。



広い!
広大です。
205 ヘクタール!?
広過ぎてたとえるイメージが湧きませんが。
施設がいっぱい。
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リーフレットには
「あふれる緑の中で
「だれもが楽しめる総合福祉ゾーン
とあります。

村の建てものは
オレンジ色の屋根をした
意匠が似通ったものばかり。
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福祉・医療施設!宿泊施設!
温泉!プール!体育館!
テニスコート!ゴルフ場!
馬事公苑!キャンプ場!トリム園地!
芝生広場等々があるんですね。

建てものはさておいて
自然(!)を見て歩きます。

神戸市の海側に比べたら
高度があるようで
日本庭園の池に氷があります。
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鎮守の森!?
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神社はありませんがね。

さつまいも畑でおね~さんがひとり
作業をしていました。
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温室もあるんですね。



村内無料巡回バス?!
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広大な「村」では
バスによく遭遇します。

鉄道の駅から
無料の送迎のシャトルバスもあります。

阪急バスと神戸市バスにも出会いました。



「村」の中心地と思(おぼ)しき
本館・宿泊棟に帰ってきました。

本館に隣接の温泉健康センターの
「おやさいレストラン&カフェことこと」で
ランチにします。
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ランチのできるところは意外に多い。
「村」に十指に余るほどあります。
弁当も売られています。

日替わりの
「一汁六菜 味彩(あじさい)ごはん」を。
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野菜中心の
こういうちまちましたおかずで
白いごはんを食べるのが好きです。

ま!嫌いな料理でもなんでも
およそ人が食べているものは
黙って食べてしまいますがね。
それでも傍(はた)の人には
おいしそうに食べているように
見えるそうですが。
お里がいいのですね。

税込み 850 円。
ごはんと
味噌汁はお代わりができました。
お代わり!しました!
お里はどこやら。

またまた!
おいしく食べてしまいましたね。

いいのでしょうか!無為徒食で。
なんの社会貢献もしない身で。
ま!オラのせ~じゃねぇ。
運命が悪いのだ!
もうすぐ春がきますだ!たぶん。
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冬の天王山越え [野道!山道!恋はけもの道!]

お焚き上げ!(拙ブログ 2018/02/18
採燈大護摩供(さいとうおおごまぐ)の
柳谷観音を後にします。
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西山古道を通って帰るつもり。

この細道は最近!
長岡京市かどこかが整備して
道標を数多く設置していますが
全然頭に入っていません。

今日は少し考えながら
記憶しながら歩きたいもの。

左に行こうとしたら
「あ!こちらです」
男性がやさしく声をかけてくれ
右側を指します。

「あ!はい。

気が弱いものですから素直に従います。

この日は
阪急電鉄がハイキングをしていたのですね。

それはここから天王山を越えるのですね。
ま!いいか。
根性がねじ曲がっているので
原則ひとり歩きを好みますが
冬の山は寂し過ぎるので
前後に人がいるのもいいかも。



阪急ハイキングに紛れて
まず林間を下ります。

乗願寺のある集落が見えてきました。
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私だけ寄り道。
乗願寺の本堂でにゃんこがひなたぼっこ。
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「西山の大仏」とも呼ばれていますが
私は 1 度も拝したことがありません。

大昔のマップには
ハイカーにトイレを開放しているのですが
私が歩くようになったときには
すでに使用禁止になっていました。

したがって今!
このコースの途中にはトイレがありません。



棚田のそばを通って登りにかかります。
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天王山はチョー有名なんですが
私有地ばかりのようで
なかなか観光的な整備は進みません。

管理の悪い生産地から
エスケイプした孟宗竹が
いたるところで暴れたりしています。

こんな溝を掘ったりしているところも
あることはあるんですが。
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30cm の深さで逃げ出すことはないと
習ったことがあったような。

先ほどのにゃんこの
ひなたぼっこはなんだったのやら
小倉神社分岐あたりで猛吹雪です。
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少し下らなければならないので
今日はだれも行かない奥の山展望台で休憩。
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陽が射してきたので
龍神の池をひとりで見に行きます。
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水は少ないのですが
エメラルドグリーンといえなくも、、、。

わお!
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暴れる孟宗竹を退治にかかっています。
炭に焼いたらどうですか。



天王山山頂。
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柳谷観音から 80 分。
ほぼ標準タイム。
歩き初めに足が全然上がらなかったので
不安がつのっていたのですが
途中でたくさん寄り道をしても
あんまりロスしていません。

まだ!体力があるじゃないですか。
気をよくして苦手の下りも頑張りますか。

山頂の秀吉の山崎城の唯一の遺跡
井戸にタッチして出発。
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酒解(さかとけ)神社の
樅(もみ)の木を拝みます。
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おお!
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「山崎合戦之地」の碑では
また斜めからの雪。

雨具を出すのもメンドくさくて
濡れながらころがるように
宝寺(宝積寺)まで降りてきました。
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やっとここにトイレがあります。
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鏡作神社の早乙女 牛が暴れる御田植祭 [猫も歩けば棒立ち]

早乙女です。
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ホントの乙女たち?!
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奈良県田原本町の
鏡作(かがみつくり)神社の
御田植祭(2018/02/18)の舞の奉納です。

今まで早乙女というものの
早乙女の親か祖母かと
目をこすってしまうほどの
立派に成長した女性ばかりに
出会いましたが。

お嫁に行くにはまだ十数年要するような
若過ぎる女の子も
「お田植舞」を披露していました。
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つづいて「豊年舞」は
蹴出(けだし)というのか
腰巻というのかどうか知りませんが
赤いそれをつけて
あねさかぶりの女性が舞っていました。
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もうお嫁に行けるか
行ってしまった年齢の女性が
あねさかぶりをしているようです。

民謡みたいな歌に合わせて舞うのですが
その歌!?
その歌に見物者たちがざわざわ。

ひふみん(将棋の加藤一二三九段)の歌う
歌のようなユニークさ。

「これじゃ拍子が取れないでしょ!」
「だれか代わってあげたら!」
おばちゃんたちのヤジ!

代わらないでしょう!
本人は自信を持って歌っているはず。
家族も「おとうちゃんはうまい!」と
ほめているんですよ!きっと。

村一番の歌い手ですよ!たぶん。



田植えです。

ひと通り田ごしらえがあります。
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畔切りや畔塗りなど細かい芸に感心!
ま!それは
ひとり田んぼの隅で
すねて幼少期を送った私くらいしか
感心しないでしょうけど。

種もみをまいて。
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直まき!?
苗代作り?!
かと思ったら
なんと!種もみをまいた田に牛?!
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この神事にそんなに厳格さを
要求することもないでしょうね!はは。

牛が大暴れするので注意するように
アナウンスがありましたが。
先日の
広瀬神社(拙ブログ 2018/02/13)のような
境内中の大騒ぎは全然ありません。
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牛が大暴れするほど
豊年が約束されるのだそうな。

田植えをして!おしまい。
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早苗はやっぱり松の枝でした。

神事の最後は御供(ごく)まきですか。
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ひとつも拾えやしない。



池神社に向かいます。

近鉄・田原本駅前の
「観光ステーション」のおね~さんが
1 時間遅れで池神社でも
「お田植え」をするといっていたから。

もう終わっていました。
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ん!?
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田んぼ(!)だったところに
ロウバイ(蝋梅)が 1 輪?!

灯篭にミミズクがなん羽か彫られています。
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そこには
「法貴寺」と
「天満宮」が刻まれていました。
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ミステリーが深い。
後日!ゆっくり訪ねてみたいもの。



先ほどの鏡作神社を経由して帰ります。
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もう静かです。
人がいなくなっています。

あ!鏡作神社は神社なのに
鐘楼があるんですね。
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これは!?
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御供(ごく)まきの
お菓子じゃないですか!?

落としたのでしょうか。
忘れたのでしょうか。
どうしましょう。



(敬称略)
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