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100年前の高架線路 380円のランチ [わが街・下駄ばきドドンパ]

近鉄・南大阪線の
河堀口(こぼれぐち)駅を出ると
轟音とともに
電車がおおいかぶさってきました。
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JR阪和線ですね。
鉄橋が錆(さ)びてボロボロに見え
騒音が大きいような気がします。
失礼!
見えるだけでボロボロではないのかも。

昭和の初めに開通したと聞きました。
最初から複線で
電車(!)だったそうですので
この高架線も当時のままでしょうか。

高架線の上にさらに高く
近鉄が高架線を敷いています。
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自動車道の計画が
現れたり消えたりしていましたが
さらにこの上に高架線を造るのでしょうね。
街が遊園地化して行きますね。はは。



南に
阪和線に沿って歩いて帰宅します。
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高架も古いけど
その下の
住居や店舗も骨董品(失礼!)ですね。

オダサク(織田作之助)が
「アド・バルーン」に書いている当時と
あまり変わってないのでは。

「アド・バルーン」は
先の大戦中に発表された小説ですがね。

最初!建設したのは
阪和電気鉄道という会社だったそうですが
その後南海鉄道(南海電気鉄道の前身?)が
買収(?)し
さらに強制的(?)に日本国有鉄道となり
今はJRと名を変えて存続しています。

それで高架下の店子(?)と
最初に契約した書類が
双方にないようで
高架線がボロボロになっても
立ち退きとか補修工事とかに
手がつけられないのが現状かも。

美章園駅のプラットホームは
外にはみ出ています。
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腐って折れそうに見えますが
鉄材は丈夫ですね。



美章園駅前に「380 円」!?
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ランチが!税込みで?!

知らなかったですね!
こんな近くに安価なランチがあったとは。

「まるふく 美章園店」!
「丸福」とも表示していますが。

店内には純粋にランチの客と
昼間から酒を食らっているじいさんと
やかましいばあさんの組がいました。

居酒屋?!
寿司屋のようでもあります。

この日の 380 円の「日替わり」は
サバ(鯖)のから揚げでしたが。
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薄給の外まわりのサラリーマンには
ほっとするようなあたたかいみそ汁。



薄給のサラリーマンよりさらに下の
小市民はこれで十分満足して
春風をかすかに感じながら
わが家の庭の桃ケ池まで帰ってきました。

池の畔に
梅の花が咲いています。
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季節だけは忘れずやってきています。



(敬称略)
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