SSブログ

おひなまつりの春 お屁な祭りの節句 [わが街・大阪ブギウギ]

日本一長いアーケード商店街の
天神橋筋商店街。
blog21.jpg

春になりましたね。
「新子丼」なるものがあります。

「新子(しんこ)」って!
魚のこども!?
孵化して間のない稚魚でしょうけど
全国でその種類が違いますよね。

江戸ではコノシロにかぎりますか。

養鰻業者は
ウナギの仔を指すでしょうし
紀州の黒潮の漁師間では
ソウダガツオのそれだったような。

他の港では!イカだったり!
アイナメだったり!マグロだったり!?
いや!淡水魚の世界でも
アマゴなんかの稚魚を
そう呼んでも不思議じゃないですよね。

でも!大阪・神戸あたりで新子といえば
イカナゴの小さなものでしょうか。



「あばれん坊」という勇ましい名前の
居酒屋に入ります。

「釜あげ新子丼」は
ワンコイン!税込み 500 円です。
blog22.jpg

春の味です。

なんにも社会貢献しないうちに
春がきました。
ま!いいか。
叱られて牢獄に入れられる前に
早く春を味わっておきましょう。



春早々には「ひなまつり」です。

TVで「おひなまつり」にあらず
「おへなまつり」が
口の端(は)にのぼっていましたが。

漢字で書けば「お屁な祭り」
「美少女のオナラを」
「みんなで聴く会」だそうな。

美少女やら美少年やらのそれは
芳(かぐわ)しいものかも。

気のせいではないのかな。
痔疾や脱腸を患っている
老婆や老爺の屁は臭いだけかも。

なにをしても勝手ですが
それを!
入場券を発売して
ショーバイにしている人はエラい!

気が弱くて女性にお願いできない
「少女の屁好き」には朗報ですね。



「お屁な祭り」に縁のないものは
アーケード街の北の端にある
「大阪くらしの今昔館」(大阪市北区)で
「浪花の大ひな祭り」を拝見。

600 体のひな人形で
大ひな壇を作っていました。
blog23.jpg

寄贈品だといいますが
祖父母やら親やらが買ってくれたものを
こんな風に手放してしまって、、、。

草葉の陰でおじいさんは泣いているぞ!
そうでもないのかな。

大坂(大阪)の豪商のおひなさまが
たくさん展示されていましたが
今年は立雛(たちびな)が
100 体以上並べられています。

しかし!まあ!ここはあい変らず
韓国の旅行者だらけ。
blog24.jpg

まだまだかれらの観光コースなんですね。



天王寺駅(大阪市天王寺区・阿倍野区)まで
帰ってきたので大阪市立美術館へ。
blog25.jpg

ここは
インバウンド(訪日外国人旅行)は少なく
修学旅行か課外活動か知りませんが
児童・生徒がうんかのごと。

「雛市や 見たてしとのも うんか程

唐突なはなしですみません。
私にはよく分からない一茶の句。

現代の「うんか」のごとしは
との(殿)ではなく
インバウンドか課外授業かな!はは。

やはり!
精巧な高価そうなおひなさまの展示。
blog26.jpg

「大阪でも 桃の節句に ある内裏(だいり)

文化(1804 ~ 1818)のころの
「五色墨」にのっている川柳。

「内裏」に感慨があるような一句。
大阪には内裏がなければ
武士もほとんどいませんからね。

先ほどの
「大阪くらしの今昔館」の展示品も
ここの大阪市立美術館のものも
江戸時代の終わりから
明治・大正時代のもの?!

つまり江戸時代の終わりごろから
「内裏びな」が現れたのか
はやったのでしょうか。



帰りましょう。
脳みそが軽いのに考えるだけ損しますね。
私には「おひなさま」にも
「鯉のぼり」にも縁がない人生。

これからもないでしょう。
おフランス人ですから。
あ!フランス人ではありませんよ。
コメント(0)