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行基墓墓参 嬉長酒蔵見学  [工場見学]

大阪府と奈良県の境
生駒山の東麓!すなわち奈良県側を
山頂のほうにゆるやかに上って行けば
「生馬山 竹林寺」とあります。
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「いこまさん ちくりんじ」と
読むのでしょうか。
「生き馬の目を抜く」の「生馬」?!
「いきうまさん ちくりんじ」!?
ではないですよね。

苔の参道を上ります。

参道脇のこんもりしたものは古墳!?
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「竹林寺古墳」と命名された
前方後円墳だとか。

「今は前方部が失われています」

偶然出会った上品な刀自(とじ)が
あれこれレクチャーしてくださいます。

竹林寺を訪ねてきた
旅のもの(?)だといえば
「本堂を開けましょうか」と。

いえいえ!
どこかにお出かけのご様子なのに
帰依のかけらもない不埒な徒のために
引き返してもらうなんてできません。

庵主さまでした?!
それとも管理されている方!?
いずれにしろご無礼申しあげました。

きれいな本堂です。
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まだ新しい。

右手に「行基墓」がありました。
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「母のそばで眠りたい」

行基の意思を尊重して
ここに埋葬されたとか。

行基も人の子なんですね。

母からなん年も遠く離れている私は
人の子じゃないのかも。
今ごろ気づいて!どうします?!

結界石。
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行基顕彰碑。
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古そうなものがたくさんありますが
ずっと永続的に栄えた古刹ではなく
なん度も廃寺同然になっていたようです。

この本堂が再興されたのも
ほんのこの前!
平成 9 年(1997)のこととか。



谷底(?)に降りて!また上り
煙突の目立つ上田酒造におじゃまします。
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ここも他の蔵と同様に酒の樽がいっぱい。
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木造の梁が見えます。
蔵つき酵母がついていることでしょう。

やっぱり
高さ 1mm の量の表示があります。
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「女偏に七がみっつですかぁ?!
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「嬉しいという字です」

「なるほど!日本語は難しい!
「日本にきて間がないものには大変。

「どちらのお国ですか?」

私の周囲では
まったく無視されるジョーク!
というより
戯れ言(ざれごと)ですが
ここでは食いつかれました!はは。

そんなに私!フランス人に見えますかね。

「嬉長」と「生長」が
伝統のブランド名でしょうか。
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あれこれ 100cc を越える試飲をして
酒嫌いで(ホントーです)弱い私は
いい気持になり
春の陽の中に出れば
生駒山がまぶしい。
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