SSブログ

淀川の揚げひばり 土筆づくし [もっそうライス]

「淀川で最後まで残っていた渡し舟」
「知ってる?!」

暑苦しい!いわゆる!
大阪のおばちゃんがいっていましたね。

私はクイズ形式の会話は大嫌いなんですが。
そんな脈絡のない質問をするより
答えを最初からいいなさい。

「豊里大橋のところかな。

しつこく聞いてくるので
たまたま知っていたことを答えたら
大いに不満のようです。
知らない!ということばを
待っていたようです。

「左岸と右岸では
「渡しの表記が違いますね。

2、3 度訪ねているので
知っていましたが
おばちゃんはそれも
とくとくといいたかったようで
ご機嫌が悪かったですね。はは。



その豊里大橋です。
blog61.jpg

左岸が大阪市旭区
右岸が大阪市東淀川区。

くだんのおばちゃんは
このあたりの出身らしい。

日本万国博覧会(1970)の開催に合わせて
架橋したのですね。
それで「へいたの渡し」が
廃止になったそうですが。

左岸の表示は「平太の渡し」!
blog62.jpg

右岸のそれは「平田の渡し」!
blog63.jpg

なぜそうなのか!
教えてもらったことがあるはずですが!
忘れました。
今!おばちゃんに
聞いてみる気もありません。



あ!?
blog64.jpg

タンポポ(蒲公英)は
カンサイタンポポばかり。

なんだか安堵してしまいます。
まだ自然が残っているのですね。

頭上でヒバリ(雲雀)が歌っています。
blog65.jpg

「わが背丈以上は空や初雲雀  草田男

広い淀川の河川敷ですが
ころがりまわる人間に
じゃまされないように
営巣できるものか心配です。

あちこちで摘み草!?
つくし(土筆)を採っているのですね。

でも!季節は過ぎていて
ほとんどの頭がほうけていて
硬いものを探すのに骨が折れます。
blog66.jpg

みなさんのそれを見たら
野生の血が騒ぎ
ともかく摘み集めたのですが。
blog67.jpg

この中から硬い頭のもの!
いくつありますやら。



つくしのはかまを取って
ゆでて水にさらします。

ヨモギ(蓬)とタンポポの葉も
湯通しして流水で洗います。

鶏卵と麦ごはんで焼きめしを作り
酒と塩と昆布茶で調味し
つくしとヨモギとタンポポを混ぜます。

「サクラエビ」と書いてあった
アミエビみたいな赤いエビを混ぜたら
きれいでしたが。

醤油の香りを少しつけようとして
あああ!ほんの少しのつもりが、、、!?
黄色だったごはんが
すっかり黒くなってしまいました。
blog68.jpg

ゆでたつくしを酒煎りして
昆布だしと味噌を加えました。

汁が多かったので
なんとなく
はったい粉(はだか麦)を加えて練ったら
まか不思議なものができました。
blog69.jpg

でも!おいしい!
もっと試行すれば
いい 1 品になるかも。

ゆでたつくしを
梅肉(梅干をたたいたもの)で和えただけ。
blog70.jpg

シンプルですが
十分!肴になります。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理