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おいしそうなパンと池の鳥 [オチのない小さな話]

パンを拾いました。
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おいしそうです。

ビニール袋に入って歩道に落ちていました。
大きなパン屋が向こうに見えていますが
そこか!それとも
どこかに届けなければならんでしょうか。

神のお恵みと解釈して食べましょうか。
菓子パンとマグロの切れ端と
白いごはんだけで命をつないでいる
超偏食の自称・高級割烹の
おじさんにあげましょうか。

でもね、、、。
逡巡していたら 1 日経過。
もう食べるのをやめて散歩中のわんこか
池の鳥にあげましょう。

わが家の前の池に水鳥が 1 羽もいません。
日中いません。
夜になってもだれも帰ってきません。

近所の池にも水鳥がいません。
あんなに多くいた水鳥なのに。
留鳥のカルガモもどこに行ったの?!
つぎの日にもいません。

さらに翌日
あ!暮れなずむ隣の池に
(たぶん)カルガモの
(たぶん)カップルがいました。

「お~い!

パンを 3、4 片にちぎって投げたら
泳いできました。
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が!
1 羽がつついていますが
(たぶん)しっかりものの 1 羽のほうが
「やめなさい!危険だ!」と
制止しているようでした。

どちらが夫か!はたまた妻か。
どこの世界にもあるような夕暮れの光景。

ま!責任を果たしたような
そんな気になったので
帰ろ。

カルガモが食べなければ
うじゃうじゃいる
アカミミガメか
マゴイが食べるでしょう。
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