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柳谷観音あじさいまつり モリアオガエル [猫も歩けば棒立ち]

山寺の楊谷寺(京都府長岡京市)
通称・柳谷(やなぎだに)観音は
山の斜面に 1,200 年の歴史を重ねています。

その境内の中ほどの小さな池。
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最近は
モリアオガエル棲息池と呼ばれていますが。

今年はその時季にたまたま遭遇したのか
卵塊がたくさん認められます。
10 個はありますね。

それにかなり高い枝にも。
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1 週間前の地震と因果があるのでしょうか。

ときどき「ググ」とくぐもった声。
モリアオガエルのような。
探しても見つけられませんでしたが。

イモリなどに食害されなかったのか
オタマジャクシはたくさんいます。
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これ!モリアオガエルの幼生ですよね?!

さらに上にのぼれば奥之院の池の上にも
卵塊が 4、5 個あります。
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カラスなど肉食の鳥類に知恵がついて!
モリアオガエルの卵を襲うと
お参りの刀自が教えてくれました。

生きるのは!ホント!大変。



柳谷観音は
あじさい(紫陽花)の寺として有名です。

団体が群がっていたので
立ち去るのを待って見に行けば
「龍の口」がありました。
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浮かべたあじさいの花を撮っていたのですね。

私も花を見学しましょう。
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室内からもながめます。
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「あじさい廻廊」を上ります。
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「カエル」も「あじさい」も
今までに一番よい時期にきたような。



あじさいウイーク
(2018/06/09 ~ 07/01)開催中ですが
さらにこの日に善男善女の多いのは
あじさいまつり(2018/06/24)だからですね。
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阿弥陀堂では演芸(?)があるようでした。
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僧侶の服装の人が
マイクのテストをしていました。

今日はコンサートに興味が湧かないので
生ビールでもいただきましょう。

露店もいくつか。
ここのイベントにたいてい参加している
地元のサントリーの
ビールの販売が見あたりません。

あれ!「西山コッペ堂」が出張しています。
帰りに阪急の西山天王山駅前の店で
コッペパンを買おうと思っていたのですが。

ちょうどいいじゃないですか。
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上が「炙りチキン」
下が「シーフードカレー」
長さが 16cm 重量は 150g くらい。
どちらも 250 円(税込)!
かなり高価でした!私には。

具が多くて
おいしかったそうです。

というのは
帰路!偶然!ある母娘に会いました。
母娘といっても
カルガモの親子のような
愛らしさを想像しないでください。

ふたりとも肉づきだけは優等生の
還暦は越えている母と
30 歳は十分越えているはずの娘!

ともに
オトコ運の悪いことで有名(?)です。

それは因果応報でしょう。
あの器(うつわ)で
分不相応な恋ばかりするからです。
あ!ナイショですよ!
それに容姿のことは
今!いってはいませんよ!決して。

そのかの女たちにあげたのです。
食べることだけが
人生の楽しみみたいですから。
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六甲ノースロード記念碑台 白妙のころ [野道!山道!恋はけもの道!]

「卯(う)の花」が咲いています。
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ハコネウツギとウツギでしょうか。
珍しいものでもないですが
下界ではとっくに
花の季節が過ぎているのに。

6 月の下旬も六甲山では
「夏きにけらし
「白妙の 衣ほすてふ
ですね。

ん?!
持統天皇の歌。

「春すぎて 夏きにけらし 白妙の
「衣ほすてふ 天の香具山

「夏がきたので洗濯ものがみな白い
なんて解釈ばかり聞かされたような。

これ!衣を干しているように
卯の花が咲いているということでは。

だいたい!山に!
たとえ丘のような天の香具山でも
山肌をハデに飾るように
洗濯ものが見える訳でもないでしょうに。



六甲山の逍遥の
中心あたりとも思われる記念碑台から
小径を東へたどります。
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ノースロードと名づけられてはいますが
あんまり有名でもなく
なにかのついでに通っていますが
静かな散策にはいい道でした。

色気づいて手をつなぎ
足をからませて歩く道では
ないかも知れませんが。
足をからませたら歩けませんか。

スイカズラも今を盛りと咲いています。
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ダイヤモンドポイントだそうな。
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海が見えます。
瀬戸内の海が。



くるりと曲ります。
引き返す方向になります。

近所にあれば毎日散歩してみたいような
さわやかな小径がつづきます。
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丁子ケ辻に出て
ドライブウェイをもどります。

六甲山ホテル(旧館)がまだありますね。
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昭和の初めに開業した名門ホテルも
乗っ取りか身売りかにあって
営業を停止しています。

そのうち現代の風俗に媚びた!
いや!失礼!
時代に迎合したものに変わるのでしょう。

手を合わせて行きますか。
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あれ!?お地蔵さまじゃないですね。



記念碑台まで帰り着きました。

すっきりきれいに改修されています。
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六甲山ビジターセンターはそのままかな。

いや!こんな大きな昆虫!いましたか?!
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キベリハムシだそうな。
漢字で書けば
「黄縁葉虫」でしょう!たぶん。
日本にはメスしかいない昆虫。
恋もできずに
なにかもったいないような人生。
あ!ヒトじゃないですね!虫生?!

ビジターセンターのテラスで休憩。
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海がかすんでいます。
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瀬戸内は年中かすんでいます。
真冬のなん日かくらいですかね!
からりと晴れているのは。

六甲山の開祖といわれる
グルームの像は健在。
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ビールをささげます。
キリン「一番搾り 神戸づくり」です。
せっかく神戸にきたのですから。
いつも飲む新ジャンルのものの
3 倍もしますが。

すぐお下がりをいただきました。
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ミョウガの花茎を食べます [いも!たこ!なんきん!]

場末の居酒屋のおじさんと
魚のアラ!
つまり身を取った後の
頭とか骨とかのはなしをしていました。

私の行く「さかなや」には
とてもいいアラが
とても安価にあるのですが。

タイ(鯛)やサケ(鮭)やブリ(鰤)のアラが
いつも切らさないで店頭にあります。

小さな「さかなや」なのに
魚をたくさんさばいているんでしょうね!
なんていうと
「仕入れてきているよ!それは」と
居酒屋がいいます。

「アラだけを仕入れるの?!

「いっぱい売っているよ」
「頭だけでもカマだけでも!卸し値で」



ミョウガ(茗荷)の!
ま!難しくいえば花(花穂)でしょうか!
その掃除をした後のような
花茎とか!ごわごわした外側の皮とかを
安価で売られています。
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とても筋っぽい部分なので
調理にするには少々考える必要はあるものの
香りはミョウガのままのような。

そもそもミョウガは薬味(!)扱いなので
私のように野菜として使おうとすれば
大変高価になります。

でも!
この花茎の部分なら貧乏人でも大丈夫。

このミョウガを買う店は決まっていました。

その店は
相当たくさんのミョウガを商っているので
クズもたくさん出るものと
思っていたのですが。

近所の「やおや」にもあるじゃないですか!
あのミョウガのクズが山積み。

やっぱり!
これだけ仕入れてきているのですね!

500g もの袋が 100 円!?
安いですねぇ。

翌日には 50 円?!

仕入れ過ぎてしまったらしい。



54 円(税込)で買ってきてきざみます。

このまま使えば
食べるとかみ切れず
口中に繊維が残ってしまいます。

日ごろ!料理人には
苦言を呈してばかりいますが
自分できざめばその不器用さにあきれます。
30 分もかかりました。はは。

いつもなら
野菜炒めのように
「ミョウガ炒め」をするのですが
肉もないから
市販の梅肉(梅干のペースト)を混ぜて
ねじ式の漬けもの容器に入れておきました。

1 日過ぎて
出てきた水をしぼって食べて見ると
美味!
なんというおいしさ。

冷やした木綿豆腐にのせて
青ネギでもトッピングしたらご馳走です。
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オリーブ油と
香りづけに醤油を 1 滴落として食べます。



規格外の
おおげさにいえば
ニャンコのふぐり(睾丸)ほどの
小粒のジャガイモが安い。
ニャンコのふぐりよりは大きいでしょうけど。

ゆでて主食にします。

梅肉漬けのミョウガをオリーブ油で炒め
砂糖とほんの少しの醤油で調味して
山椒の青味の醤油煮(拙ブログ 2018/06/09)と
「肉」の代わりに天かす(揚げ玉)を
混ぜてジャガイモにのせます。
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ミョウガ 54 円!
豆腐 31 円!ジャガイモ 108 円。
200 円しないランチでもしあわせ。
まだ!ミョウガと
ジャガイモはたくさん残っているし。



「ランチしたの?!」

旧知の間柄のように
いつも親しく口をきいてくる
アラフォー(around 40)のおね~さん。

私はかの女の愛称くらいしか知らないのに
向こうは私のこと!なぜかよく知っています。
そんな女史がひとりのみならずいるので
ただ街を徘徊するだけでもやっかいなこと。

「ニャンコのふぐりほどのジャガをね。

「ふぐりって?!」

カマトト!?
たぶん!いや絶対に 40 歳にもなっているのに。
それともなにか
気の利いたギャグを求めているのかな。

「どん太(かの女の飼い猫)の可愛いところ。

「ヒゲ!?」

「そうじゃなくて!
「あなたがかれに甘えるときに!
「いつも頬ずりしたり甘がみするところ。

「肩甲骨!?あ!かかとかぁ?!」

ん?けんこうこつ~?!
え?かかとを甘がみするの!?
ユニークな生殖(?)を
享受(?)していますなぁ。

カマトトぶっているのじゃないような。
ま!いい!
「ふぐり」は
「かかと」ということにしておきましょう。
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舞洲ゆり園 2018 [解語の枯れ尾花]

「鞍馬の竹伐(き)りに行こう」

ほんの数日前に恋多き!
ま!いいかえれば年中発情している!
アラフォー(around 40)のおね~さんが
誘ってきました。
オトコにあぶれたら
なにかとちょっかい出してきます。

「急にいわれましてもねぇ。
「あなたと違って懐中不如意極まれり。
「おごってくれるんですか?!

「すべて自分の経費は自分で!」

「鞍馬寺の竹伐り会式(えしき)ですか。
「あれは恋人とふたりで見るものでは?!

「?!」

「大蛇に見たてた青竹なんて
「非常にエロチックです。
「熟した女たちは
「大蛇(?)を見て興奮するのです!

「行ったこと!あるの?」

「もちろん 2、3 度。

「恋して?」

「もちろん!

「あなたの恋人って!男?女?!」

私をなんだと思っているの!?
引き返せない「道」におしおきして
泣かせてあげようか!



昨日(2018/06/20)がその竹伐りの日。
朝から半端じゃない大雨。
京都行きはあっさり中止。
根性のないおばさんじゃのぉ!
深窓の飼い猫みたいです!表面だけは。

私は仕方なく
なけなしの郵便貯金を出して待っていたのに。
そんな大げさなこともないのですが。

「大阪 舞洲(まいしま)ゆり園」にきました。
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大阪市此花区の沖の海の中の埋め立て地です。
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2013 年の開園ですから
もう 6 回目の初夏ですね。
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「竹伐り会式」のために用意していた
大金(?)をつかいにきたのです。はは。
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最初の年のゆり園は
砂地に突き刺したような茎が
並んでいましたが
今や園内すべて雑草(?)に覆われて
その緑色がやさしい。
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今年は球根を 20 万球植え替えて
公称 250 万輪だそうな。
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2013 年には 200 万輪なんていっていましたが
増えているのかな。



黒い花もありますか。
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ま!白い色に安心します。
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根が清純ですから。

「ゆり」は「百合」と書きますが。
球根(鱗茎)がいくつも重なっているから?!

すると!百合は漢語なんですか。

表記は漢字でも読みは
重なっていることから寄り合いの寄り?!
「より」が「ゆり」に変化。(松田修説)

古語の美しいという意味の
ユルから。(松村任三説)

朝鮮語説。(大槻文彦説)

ラテン語説。(松崎直枝説)

一般的には大きな花が揺れるから?!
「揺り」!?

古事記では「さい」ですね。

神武天皇が狭井川(さいがわ)のほとりで
伊須気余理比売(いすけよりひめ)と
寝て(!)います。

「さい」が咲いているから「さいがわ」!
「さい」はゆり?!
ヤマユリのこと!?

万葉集になると
もう「由利(ゆり)」になっていますか。
「さい」はどこへ行ったのでしょうか。



今年のゆり園(2018/06/01 ~ 07/01)も
もう終わりが近いようです。
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狭井川はなく
発情したおね~さんもいないから
食い気に走りますか。

「ゆりあんまんじゅう」が
売られていました。
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1 個 150 円!?
40g もないのに。

ゆり根のあんではないですね。
白あん?!
ゆりの花の香りはしましたが。



「君に似る ゆりひらかせぬ
「ゆりに似る 君ねむらせぬ
「山の夜の月      (平野万里)



(敬称略)
タグ:古事記
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ろじうさぎの京の朝ごはん [食い逃げ未遂]

京阪・祇園四条駅を出て
地下の通路を南にもどります。
たぶん!
川端通りの地下を歩いているはず。

というのは
×十年も京(みやこ)を徘徊していて
こんな細い路地のような通路の
記憶がないのですが。

振り向けばかなり長くて!寂しい。
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地上に出れば
鴨川に架かる団栗橋のたもとでした。

花街の宮川町の北の端。
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宮川町を進んで左を向けば
東の路地の向こうに恵美寿神社が見えます。
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その途中に
「ろじうさぎ」という店舗がありました。

早朝から営業しています。
坪庭を見ながら朝ごはんをいただきます。
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和食の「京の朝ごはん」800 円(税込)です。
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いつも魚とだし巻きの膳のようです。



まだ朝の内ですが帰ります。
クライアントに追いかけられている
忙しい身(!)なので。

ま!忙しいふりでもしなければ
生きているのが恥ずかしいので。

帰路は阪急電車に乗りたくて
団栗橋を渡ります。
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芸妓のおね~さんが足早に渡っています。
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主に外国の人が
舞妓などの着物で歩いていますが
ホンモノの
舞妓や芸妓の立ち振る舞いは違います。

おね~さんはぼんやりしている私をまいて
行ってしまいました。

鴨川に沿って北に路地があります。
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西石垣通りです。
「さいせきどおり」と読んでいますが。
なぜそう読むのか知りません。

この路地は四条大橋の西に出ます。

橋の前で四条通りを横断すれば
さらに北に向かう路地があります。
花街・先斗町(ぽんとちょう)ですね。
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あれ!?
先ほど私をまいて消えたおね~さんが!

先斗町の方でしたか。
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