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平城宮跡 雨の日の水めぐり [みんなで歩けばこわくない]

天気予報は雨の朝。
月 1 回の寄せ集めハイキング。
この空模様ではだれもこないかも。

あれ!おね~さん?!
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8 年前にこの会を立ち上げたときの相棒が!?

違いますね。
あのときアラフォー(around 40)だった
おね~さんより
さらに 20 歳くらい若い方ですね。

この会の初回も雨の予報の朝でした。
前日まで大勢が行くといっていたのに
きたのはおね~さんだけ。
いや!待っていたらもうひとり
おじさんがきたので 3 人のスタートでしたが。

おね~さんは
2、3 年前にハイキングを卒業して
どこか!たぶん!居心地のいい腕の中!
天候不順の中には出てこないでしょう。

ここ大阪にだれもいなくても
つぎの待ち合わせ場所の
奈良にはきているかも知れません。

予約もなにもなく
きた人だけで行く約束のハイキングですから
かりそめのリーダーの私は
奈良まで行かねばなりませんけどね。



なんて変な逡巡していると
時間までにそこそこ集まりました。
JR奈良駅で待っていた人もいて
せめて気分だけは元気にスタートです。

平城京左京三条二坊宮跡庭園に寄ります。

皇族級の邸宅跡のようですが
比定はできていないのでただ宮跡公園。

ただ今改修中で
石を敷き詰めた池は大屋根の中。
復元建てものには入れます。
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道の向かいは長屋王邸宅跡。
その上に建てられたビルは
奈良そごうからイトーヨーカドーへと変遷し
またこの春から屋号(?)を変えています。
落ち着かないのは
非業の死を遂げた長屋王のたたりかも。



平城宮跡の朱雀門に着きました。
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平城宮いざない館で
各自学習(?)してください。

私は先行して待ちます。
藤原京からきた柱をくり抜いたという
巨大な木樋(もくひ)の前でこどもたちが。
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「素麺流しができる~!」

ああ!たくさん流せそうですね。
この発想!勉強させてもらいます。

ここはお金持ちの国立(国交省)の建てもの。
トイレの扉にもカネがかかっていますね。
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つづいて県立のほう天平つどい館へ。

なにはさておき遣唐使船へ。
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観光客はみんな感心しています。
このあまりにも小さくてもろそうな船で
渡航した先人たちの勇気を。

小さな雑居部屋。
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すし詰めで我慢していたのですね。

「下痢の人がいたら大変!」

おばさんたちが心配していました。
この発想!勉強させてもらいます。



未発掘の場所も広い平城宮。
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東院庭園には観光客は少ない。
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平城京左京三条二坊宮跡庭園のように
石を敷いた池のようです。

つぎに酒造司井戸に行きます。
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酒造に適した水質だったのでしょうか。

ここから井戸の遺跡・遺物を見て歩きます。

遺構展示館の内裏にあった井戸の枠。
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杉の巨木をくり抜いています。

丸もあれば角もある井戸枠。
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推定宮内省の復元建てものを見て
内裏跡を行けば
あの丸い杉の巨木が発見された井戸跡!?
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これはどんな再現?!
井戸枠が丸ではないんですが。
ああ!勘違いしていましたね。
井戸の地中部分は丸くて
地上の枠は角なんでしょうね。



「井戸枠のように」
「円筒型に刈り込んだ庭木だらけですね」
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「庭木じゃないですよ!

柱の跡を示しているんです。

「石を置けばいいのじゃないの?!」

それは礎石の上に柱があったとき。
掘っ立て柱のときには石がないから。

雨が少しずつ強くなってきます。

復元・第一次大極殿にのがれます。
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小走りに復原事業情報館へ。
「復元」ではないのですね。

さらに平城宮跡資料館へ。

ここでは
これだけでも見て帰ってください。
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用をたした後のお尻をふく棒(!)です。

ここで初めに見た平城宮いざない館の
トイレの状況を思い出せば
歴史がにおうというものです。
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