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山の辺の道のはらんきょ [食い逃げ未遂]

(近鉄・JR)桜井駅前。
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今の「山の辺の道」の起点です。
桜井市から天理市へ!さらに
「北・山の辺の道」と勝手に名を変えられて
奈良市へとつづいていますが。

各市で道の整備状況に
温度差がありましたが。
お金持ちとそうでもない市に違いが。
今はどうなんでしょう。

桜井市の道には
卑弥呼の伝い石があります。
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もし!邪馬台国が大和にあったのなら
桜井市以外は考えられません!私見ですが。

山の辺の道と北・山の辺の道を
一度に通しで歩いたことはありませんが
桜井駅から天理駅までなら!あります。
およそ 16km です。
でも!いよいよ!なまけものになった今
歩く気は起きませんがね。



駅前の「いにしえ茶屋」でランチ。
日替わり(税込 680 円)の定食に
冷やし素麺がついていました。
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素麺製造の発祥の地ですからね。

女将さんが育てた野菜がいっぱい。
ほっとする味です。

料理がくるまでにはいつも
素麺のはしっこ「ふし」のから揚げを
食べているようにいわれます。
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これだけあれば
ビールを 1 本飲めますがね。

大昔!大金持ちだった(!)ころには
飲んでいましたがね。
尾羽打ち枯らして
この蒸し暑さの中
財布と胸の奥に木枯らしが舞います。



少し歩いてみます。
少しなら歩けるでしょう。

あれ!
のどかな道がにぎやかになっています。
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バスの停留所の名が
「とれとれ・オークワ前」!?

右にスーパーの「オークワ」
道をはさんで
「さくらい とれとれ市場」
どちらにも顔を立てているようです。

「とれとれ市場」に
「はらんきょ」というものがありました。
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「最高にあま~い」と書かれています。

「これ!スモモの類ですか?

「そうですよ」

レジのおばちゃんが答えてくれます。

「庭先の自家用のくだものかな」

こんな生産者が直接持ち込む店頭にしか
並ばないものらしい。

小さいです。
径は 3cm を越えていますが 30g ほど!

「巴旦杏」(アーモンドではない)でしょうね。
「はたんきょう」から
「はらんきょ」に転じているような。

たしかに甘い!

育った家に
スモモのサンタローザがありましたが。
酸っぱかったので放置していて
たいてい甲虫が群がって食べていましたが。



大和川に出ました。

三輪山が見えます。
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「佛教傳来之地」の碑。
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茅渟(ちぬ)の海(大阪湾)から
河内湖を経て大和川をさかのぼり
大和のこの地に
仏教が上陸(?)したといいたいのですね。

海石榴市(つばいち)の説明板。
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古代で一番大きな市場があったところ。
現在!まったくなにも残ってはいませんが。

港のこの場所に
山の辺の道!初瀬(はせ)街道!
磐余(いわれ)の道!竹ノ内街道が
交錯していたのですね。

さぞかし!にぎやかだったことでしょう。

人が集まれば恋も生まれます。
若い男女がさかんに
「歌垣」を催していたらしい。
和歌はいくつか伝承されていますね。

そもそも山の辺の道はここが起点では?!

アプローチだけで汗をかきました。
海石榴市観音(つばいちかんのん)に
手を合わせて帰ります。
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きれいな建てものに改築されています。
休憩所とトイレもあります。

今度の寄せ集めのハイキングは
ここにしましょうか。
ネタ切れの昨今ですから。

ま!高年齢の人しか
こなくなって久しいハイキングでは
歌垣もなにも!
恋には縁遠いかも。
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