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丑の日のみたらし祭 古都香の団子 [平安京有情]

下鴨神社の夏の神事
「みたらし(御手洗)祭」が
土用の丑の日から
始まりました。(2018/07/20 ~ 29)

井上社(御手洗社)の前の
御手洗池で催行されます。

足つけ神事です。

裸足になります。
初穂料 300 円納めます。
柄(!)のついた蝋燭(ろうそく)を
1 本渡されます。

前回は 200 円くらいだったから
もう!かなりきていませんね。

反り橋の下をくぐって池に入ります。
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冷たい!

氷水ほど低温ではないのでしょうけど
京都の蒸し暑さから
急に池に入ると感動します。
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いつの日か!たくしあげた足が
意外に細くきれいな人がいました。

日ごろは足を見せたくないと
スカートをまったくはかない人が
このためだけに
クマゼミの羽根のような布の
スカートできたような。

「足白し みたらし青し 水すまし

あ!「し」尽くしのつまらん句です。
気にしないでください。



逆に!いつもはスカートの人が
スラックスできたりしていたことも。
生足を見せたくない(?)とかで。

薄いストッキング 1 枚あれば
隠れているようで恥ずかしくないんですね。

それでまくりあげもしないで
スラックスのままではいっていましたが。
じゃ!ストッキングのままで入っても
いいようなものですが。

あの人もその人も
今はもう!おばちゃんになって
横綱の土俵入りのように足を出して
恥を忘れて堂々としているのかも。

ん!?
気配を感じてふり返りましたが
よその人でした。

靴を入れた袋がじゃまですね。

私は家からバッグを持ってきましたが。
それをフックでリュックにぶらさげます。
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私はいつもの軽登山靴ですので
貸与される袋には
収まり切らない事由もありますが。



冷たいのに閉口して
狭い縁の水のないところを
無理して歩いている人も。
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中ほどの深いところを歩いたら
膝上にたくしあげているズボンが濡れました。
水深は 50cm くらいあったのかも。

こどもたちは元気ですね。
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プールの水遊び感覚かな。

池の端にいくつかある火!
たぶん斎火(いぬび)とかいうはずですが
そこから自分の蝋燭に点火します。
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神前にそなえてから池からあがります。
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あがりたくない子にママが困っています。
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靴をはいてから
御神水をいただき身を清めます。
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私は酒蔵に行ったときに
試飲でいただくほどでいいのですが
たっぷり入れてくださいます。

あんまりうれしくはありませんが。



足形祈祷木は水に浮かべます。
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「かんむし封じの鴨の神石」も水の中。
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よく分かりませんが
家に持って帰り
翌年新しいものに取り換えるらしい。

「水みくじ」は
このせせらぎに浮かべてみるようです。
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水に関係あることばかり。



「足つけ神事」の後は
「みたらし団子」ですね。

御手洗池に湧く水泡をヒントに
生まれたそうですから。

「加茂みたらし茶屋」が有名で
なん度か寄りましたが
そこではなく
あの人(!)とぜひ食べたい!と
ずっと思っている店舗を
見つけているのですが。

京阪・出町柳駅の南
川端通りにある「古都香(ことか)」です。
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なぜこの店舗なのか。
いいたいのですが!恥ずかしい。

店内でも食べられます。

団子は「みたらし」「京きなこ」「バター醤油」
「七味醤油」「海苔醤油」が定番でありますが
今日は「抹茶きな粉」があったのでもらいます。
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水出し煎茶とで 500 円(税込)でした。
観光地料金かも。



賀茂大橋の上から
先ほどの下鴨神社のある
糺(ただす)の森を望みます。
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手前を流れるのが高野川。
左の奥からきているのが賀茂川。

ここで合流して鴨川になってくだります。

「賀茂川よ 土用の舎利よ 鴨川よ

恋は遠く
土用のウナギのかば焼きは
さらにはるか。
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