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多情の秋 [不謹慎ですが、、、]

わお!
へろへろでひっくり返っていたら
もう午前零時。

今日は遠出!
日帰りのバス旅行。
帰りなんか渋滞で
4 時間半くらい乗っていました。

そして!大阪に帰ってきたら
家に帰りたくない人の飲食に
飲食といっても酒をあおるだけですが
つきあわされて、、、深夜になりました。

私は選ばれた訳でもないのに
「リーダー」と勝手に呼ばれて
「リーダーは」
「最後のひとりまで見届けよ」なんて
勝手に決められて、、、。

話題にこと欠いていますから
いずれ!ブログに書きたいと思いますが。

私は酒が好きではない!
ホントーです。

生ビール!なん杯飲んだか知りませんが
グロッキーになっていたら
居酒屋の女将が
おにぎりを作ってくれました。
blog0299.jpg

大葉(紫蘇)に包んだ
ピリ辛の具の入ったおにぎり。

人情が身に沁みます。

酩酊して 2,000 円しか出していません。
お勘定と割り勘を取りまとめた方!
足りなかったでしょう。

今度会ったとき忘れず集金してくださいね。



バスの中で「森鴎外」の著作を
ときどき拾い読みしていました。

だれでも知っている「森鴎外」を
私は読んだ記憶がないもので。

難解な漢字だらけ。
ま!ルビを振ってはありますが
意味がつかめません。

どこが名作なんでしょう。
どこが面白いのでしょう。
生意気いってすみません。

「魚玄機」という短編ががあります。

魚玄機(ぎょげんき 844? ~ 871?)は
名前はなんとなく知っています。
詩をいくつか残している人ですよね。

「秋怨(しゅうえん)」なんていう題の詩。
秋にはしみじみといいと思いますが。



自歎多情是足愁
(みずからたんず)
(たじょうは これ そくしゅうなるを)

況當風月滿庭秋
(いわんや ふうげつ)
(まんていのあきに あたるをや)

洞房偏輿更聲近
(どうぼう ひとえに)
(こうせいとちかし)

夜夜燈前欲白頭
(よよ とうぜんに)
(はくとうならんとほっす)


魚玄機は女性です。
とびきり!美人らしい。
森鴎外は
ちょっとふっくらした体形を
想像していますが。

その美人が
ひとり寝の寂しさを歌っています。

美しい人なら!絵になりますね。

タイトルの「秋怨」がいいですなぁ。
それに!

「みずから歎ず 多情はこれ足愁なるを

「多情」ですか!?

私もそうです。
毎日恋をしています。
そしてひとり寝です。
親近感が湧きますねぇ。

私の多情とこの詩の多情と
意味が違うのかも知れませんが、、、。
たぶん!違うのでしょう。

ま!細かいことはいい!
お勉強する気はないのですから。



古来!この詩を有名無名の
多くの人が訳しているようです。

オラも訳すべぇ。


「また恋をして 秋の月

「透けてたたずむ 女郎花(おみなえし)

「風のゆくえが 見えぬまま

「枕を濡らす 歌ひとつ


試験なら
あんまり点数をもらえませんね。
もっと欲情していないと。



(森鴎外作/魚玄機/)
(石川忠久著/秋の詩 100 選/)参照
(敬称略)
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