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南禅寺の紅葉 関西文化の日 [平安京有情]

京都の四条烏丸の交差点近く
仮囲いの塀に「雷神」が!
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絵画の鑑賞眼はありませんが
すごい!
なんでしょう?!
この絵画!なにかがすごい!

ミュージアム等の
11 月の一定期間の入館料を
無料とする「関西文化の日」
今日(2018/11/18)も
多くの施設で無料になっています。



室町通りを北上すれば
たいそう立派な風呂敷専門店が。
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その階上に
「宮井ふろしき・袱紗ギャラリー」が
ありました。

格式が高そうです。



さらに北へ進み
三条通りと交差したら
三条通りを西に進めば釜座町?!
お釜師の町!?

「大西清右衛門美術館」がありました。
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茶の湯釜の美術館でした。



三条通りを東に向かいます。

明治維新のころには京都の
メインストリートだった三条通りには
古い建造物がいくつか残っています。

この建てものもそうかも。
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京都文化博物館でした。

以上!いずれも
風体も教養も懐中も卑しいものには
あの雷神の絵を見るような
雰囲気ではありません。



烏丸通りに出て!さらに北へ。
今日は「北帰行」ですね。はは。

「夢は むなしく消えて
「京の 闇をさすらう
「遠き美術 はかなき頭脳
「芸術 我を去りぬ

京都御苑の西に
「益富地学会館」を発見。
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1 階は「石」関係の店舗かな。
2 階は研究室!図書室?!
3 階の展示室に入場できました。
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膨大な標本がありました。
ひとつひとつの標本は
あの雷神図にも勝るとも劣らない
芸術のようでした。



芸術(?)に悪酔いしたので
気分転換に紅葉を探しに行きます。

ふらふら東にさまよえば
平安神宮の大鳥居の下。

京都国立近代美術館があります。
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お!藤田嗣治展ですか。
入場します。
藤田の有名なオカッパ頭を見ましょうか。

困窮時代に自分でカットしていたので
そんな頭にしかできなかったとか。

その時代を反省し
初志貫徹の念をかためて
絵が売れるようになっても
変えなかったそうな。

ん!?
一般の展示は見られたのですが
藤田嗣治展だけはダメでした。
なんだよ~!
藤田は
「美術は世間一般の人に
「見てもらうべき性質のもの
といっていましたよ。



私の「関西文化の日」はおしまい。
まともに入場すれば
合計 3,700 円必要だったのですが。
得しました?!

得した気分はありませんがね。



京都国立近代美術館前の
白川と合流した琵琶湖疏水。
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正面にインクラインの出口にある
琵琶湖疏水記念館が見えます。

紅葉を期待して
インクラインに降りましたが
全然ですね。
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岡崎の疏水の 1895 年の写真が
展示してありました。
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今歩いてきたところじゃないですか。



南禅寺に寄ります。
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なんという混雑ぶり。
蜂の巣をつついていたら
空襲警報が鳴ったので
収拾のつかなくなった町のようです。

天授庵。
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外から見ても十分な紅葉です。

水路閣には紅葉の数より人が多そう。
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日本語ではないことばの渦。
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気分転換にはなりませんね。
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ますます悪酔いしてしまいました。



(藤田嗣治著/腕一本・巴里の横顔/参照)
(敬称略)
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