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恵方巻は花柳界のもの!? [もっそうライス]

上野修三という人が
大阪市南区(現・中央区)に
季節料理店を開店した日は
節分だったそうな。

私が逆算して想定すれば
昭和 40 年(1965)ごろのことかも。

その日にクラブのママは
お化け姿できたとか。

節分の日には水商売の女性は
いつもと違う!
ま!鳥追いとか!若衆とか!
ヅカ(宝塚)のベルばらのオスカルとか!
(当時!ベルばらはまだ未上演かも)
変装して接客するそうな。

それを「お化け」と呼ぶらしいのですが
パトロンはそれに
祝儀をはずまねばならないらしい。

と!ここまでは
1 度書いたことがありますね。
すみません。(拙ブログ 2014/01/30

それで
その節分のとき
「お化け」たちが巻きずしを
その新年の恵方に向かって
丸かぶり(丸かじり)するといいます。

そのオープンの日には巻きずしなし。
翌年から用意したと書いています。

ということは一般的でもなかった!?
料理人でも知らなかったことでしょうか。

芸妓やホステスや女給や
遊廓の世界の風習だったのかも。

そういえば!!
卑猥ですね。

かじりついている姿。
切らない巻きずし!
黒くて太いほうがいい!?

いい旦那を捕まえる
まじないのような。

岩井志麻子と
中瀬ゆかり(拙ブログ 2017/06/17)に
喜ばれそうな説ですが。



思いつきですが
巻きずしとか箱ずしとかは
上方に好まれるような。
江戸には握りずしかな。

「太巻き」のように
具をこれでもかと巻き込むのは
大阪ではよくても
東京では「下品だね」になりそうで
細巻きが似合うような。

上方のバラすしは
海のもの山の幸いっぱい。
江戸のちらしは
主に魚介類だけトッピング。

大阪のすき焼きは
たくさんの食材を使いますよね。
東京の牛鍋は
根深(ねぶか)だけのほうが好まれそう。

大阪はうどん。
東京はそば。
うどんにはどんなものでものせられます。
そばはそばだけ食べるほうが
風味がいいような気がします。
カレーうどんは万人に好まれそうですが
カレーそばは
私ぐらいなものでしょう!食べてみるのは。

とにかくごてごての関西!
シンプルなものが基本の関東。

白いごはん好き!東京。
かやくごはん好き!大阪。

ふと!そう思いました。
間違っていても見逃してくだされ。

よって!結論!
巻きずし丸かぶりは
卑猥な!
(やっている人はまじめにでしょうけど)
関西の花柳界のいい旦那を望む風習!?



巻きずし。
丸かぶりしなくてもいいでしょう。

某居酒屋が嫌う
ピンクの「でんぶ」をトッピング。
blog巻きずし.jpg

生のタマネギはどうでしょう。
青ネギと醤油。
マヨネーズと
梅肉のたたきを混ぜたオーロラソース。

市販の「でんぶ」はやたら甘い!
居酒屋のおじさんが嫌うのも分かるような。



(上野修三著/なにわ味噺 口福耳福/)参照
(敬称略)
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