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会いたくて 須磨浦普賢象 [解語の枯れ尾花]

源平史跡・戦の濱碑。
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「一の谷坂落とし」の真下。
もっとも推定地でしょうけど。
史実とはいえ物語になると
講談師のように面白おかしく脚色するので
嘘八百が多いのですが。

そんな実のないことを
考えている場合ではありません。
ここは須磨浦公園(神戸市須磨区)
「須磨浦普賢象」という桜を
探しにきたのですが。

4 月下旬ですが
八重桜の仲間はいくつか咲いています。
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「須磨浦普賢象」も八重の花のはず。

あ!可愛い苗木(?)がなん本か!?
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花をつけている木も。
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これですか!「須磨浦普賢象」の花。

花びらが黄色。
咲き終わりには中心部が赤く
めしべが 2 本。
「普賢象」の枝変わりだとか。

しかし!「普賢象」は
薄紅色から白くなっていく花。
黄色とはね。

先日(拙ブログ 2019/04/14
大阪市立大学の植物園で
花びらが黄色の「鬱金(うこん)」や
「御衣黄(ぎょいこう)」の
親(元の木)は
DNA なんかの検査で
「永源寺」と分かったと聞いたような。

「永源寺」は白っぽい色なんですけどね。
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この系統には緑色も出るらしい。



「須磨浦普賢象」の原木は失われているとか。

しかし!こんな 2m に満たないほどの
木しかないのでしょうか。

山上遊園にのぼってみますか。

昨夜から未明まで!
体調が変で眠れませんでした。
今日はケチでもおカネをつかい
ロープウェイとカーレーターとリフト!
みんな利用することに。

本日!休園!?

なんで!今日にかぎって
急階段をとぼとぼ歩かにゃならんのだ!

階段脇に桜はいく種類かまだ咲いていますが
「須磨浦普賢象」らしい木はないですね。

鉢伏山の山頂にありました。
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ここも下の浜とおなじような大きさ。
最近!植栽されたような。

つづいて
茶屋のある旗振山(はたふりやま)へ。
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旗振山から山上遊園にさがります。

つづじの暖色系の花がめだつようになり
まだ八重の桜がたくさん咲いて
藤が咲き初(そ)めていますが。
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休園の中!鯉のぼりが揺れています。
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可愛い意匠の鯉ですね。

「須磨浦普賢象」はありませんね。

また!長い石段を歩いて降りる気も起きず
旗振山から
六甲山全山縦走路を東にたどります。
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ほどなく鉄拐山。
頂にあがる急坂を避けて縁をう回し
眼下に高倉台の住宅地が見える「おらが山」の
「おらが茶屋」に着きましたが。

徒労でしたね。



ひざが痛くなったので!
長い階段を避けて!遠回りして!
坂道を高倉台に降りました。
軟弱なこと!かぎりなし。

海のほうにくだっていたら
若い女の子のグループが
須磨離宮公園の北の(駐車場の)入り口から
入場するので従います。

私だけ停められました。

近くの神戸女子大の学生は無料なんですか。

「私もそうですが!はは!」といっても
受けつけてくれませんね。

その他!入園料を割り引きされる人多数。
10 を越える団体の会員ならOKですが
ほとんど兵庫県のもの。

「イオンのクレジットカード」
「お持ちじゃないですか」

どうして!イオンなの?
ま!それならありますけど。



須磨離宮公園の噴水広場では
チューリップを抜いていました。
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季節の変わり目かな。

ぼたん園は今が盛りのようです。
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ぼたん園に隣接のシダレザクラ!
あ!あれは!?
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「須磨浦普賢象」が 2 本!
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木全体に咲いていました。

赤っぽい葉といっしょにあるので
ソメイヨシノのように目立ちませんね。



須磨寺の横の須磨寺公園にも寄ります。

八重の桜はまだお花見ができます。

ん!?
向こうにもしや?!
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違いましたね。
ハナミズキが咲き始めていました。
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モンパルナスの焼きピロシキ [朝食 モーニングサービス]

「わ!ピロシキ!」
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アラフォー(around 40)のおね~さんの
素っ頓狂な声。

「ピロシキって!なんでしたか?

「あ!パルナス!」
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「パルナス!パルナス!モスクワの味」

悲し気な(?)メロディを歌います。

関西の人はまず知っているという
「パルナス」のCMソング。
ただし初老以上の人のようですが。

おね~さんは自称・アラフォーですけど
10 歳ほどサバ読みしていません?!
バストのトップ!
肩がこるほど持ちあげていますけど。

私の企画するハイキングにくる女史で
聞きもしないのに年齢をいう人の多くは
10 歳ばかりごまかしているような。

閑話休題。

神戸だったか!大阪の下町だったか
くたびれた「パルナス」の
看板に遭遇したとき
だれかがレクチャーしてくれたのですが
一世を風靡したロシアの菓子や料理を扱う
「パルナス製菓」という店があったようです。



阪神・尼崎駅の改札口の横に
「モンパルナス」というパンと喫茶の店。

「パルナス」ではなく「モンパルナス」!?
「モン」がついていますが。

「ピロシキ!食べよう!」

アラフォー女史は
なにやら感慨深く
私の意見など聞かず入店します。

私も「朝Café」の中から
「焼きピロシキ set」をもらいます。
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ピロシキは一瞬!信州の「おやき」の
ロシア風かと思いました

ゆでたまご!牛肉!タマネギのあん(!)を
包んで焼いたパンでした。

税込み 470 円!安くはないのですが
今はない「パルナス製菓」と
関係があるのやら!ないのやら。



「これが当時のパルナスの!
「ロシアの味なんですか?

「あたし!おさな過ぎたので!」
「よく覚えてな~い」

ぶりっこすんじゃねぇ!

パルナス製菓がなくなって
まだ 20 年もたってないといいますよ。

いつも生娘ぶっていますが
「おさな過ぎた」のは
もしかして自分のこどもじゃないの!?

こどもに「パルナス」を
買い与えていたかのような
想像が湧くじゃないですか。
失礼なはなしだったら!すみません。

おね~さん方の年齢といえば常に
塩を食うネズミのはなしを
思い出すのです。

あ!塩を食うネズミ!
だれが興味があんねん!?
ここでは省略しますが
もし興味がある奇特な方は
拙ブログ 2011/06/26」をどうぞ。
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こごみ素麺 [こな(粉)もん]

わ~い!
エンドウ(豌豆)の花が咲きました。
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さっそく自慢しなければ。

どうでもいいけど
他に自慢することのない人生。
あきれますね。

「わが家ではもうあらかた収穫完了」
「遅いじゃないの!」
なんて返事があるじゃないですか!

日曜農園が趣味というおじさんや
また!おばさんは
1 反(≒10 アール)くらい
耕作しているのでしょうか!
セミプロ級ばかり。

自慢するつもりが自慢されて!どうします?

「それ!絹さや?実食い?」
「スナック(snap-bean)?」

「さぁ!?

古い種子があったのでまいただけなんですが。



こごみ(クサソテツ)が出てきません。

枯れ枝が集まったような株が
ふたつ!突き出ていますが。

捨てましょう。

鉢をひっくり返して
土をほぐしたら
クサソテツの可愛い芽が
いくつか認められます。

死んではいなかったの?!

芽のあたりをいくつか土ごとつかみ取って
新しく大鉢に移しましたが
これでいいのか!どうか。



この春には間に合わないので
「こごみ」!
買ってきました。

アクがないので
湯通しして!水冷の後
市販のゆずポン酢と
マヨネーズで和えました。

素麺のふし(拙ブログ 2019/04/16)をゆで
ケチャップで炒めようと思ったのですが
気が変わりました。

ゆでて!冷水に取らず
オリーブ油をからませ
梅肉(梅干の果肉をたたいたもの)で
味をつけました。

こごみをトッピング。
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私の好きな味ですが。
日曜農園の大金持ちたちの
口に合うものかどうか。

また!反論をくいそうですから
自慢はしないでおきます。
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モッコウバラが咲くころ [解語の枯れ尾花]

あれ?!
モッコウバラじゃないですか。
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わが家の前の車道と歩道の境に。
だれが植えたのでしょう。

「暇なら歩きませんか」

大阪府の南部のお大尽。

ひと山越えて和歌山県までハイキング!?

「無理です!

今!体調が小さな底。
ひとり歩きならできるのですが
だれかといっしょでは
ペースを合わせられません。

しかし!まぁ!
多くの人が!勝手に
私は暇を持てあましているものと
認識しています。

持てあましていますがね。
表面だけ見れば。
「お仕事」と「おカネ」に
恵まれていないだけですよ。



「待つことが仕事やね」

お客がこないから
いつも暇を持てあましているような
陰気な(という人も 7 人ほどいる)
金欠慣れしている居酒屋の弁。

大昔!お大尽が
職場に
安くておいしい(?)ランチがあるのに
なんの因果か!
高くてまずい(?)ランチを
食べにきていた居酒屋。

その居酒屋の近所にも。
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「モッコウバラが咲いてるね。

「あん?モッコリがなにか?」

「いいです!

暇ならモッコリさせて
ひとりで遊んでいなさい。



バラのようで
バラではないようなバラ?!

とてもぼんやり!いや!失礼!
やわらかい印象がするんですよね。
トゲがありませんからね。
罹病しにくいような。
多少花つきは悪くなるものの
日陰でも耐えているような。

現にJRの高架の下でも咲いています。
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まだ花数は多くなるはず。



そうそう!都会の真ん中
なんばパークスにもありましたよね。

黄色!ほぼ満開。
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白色は少し早いような。
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モッコウバラは八重咲と一重咲き
黄色と白色の花しかないのでしょうか。
他のものにはまだ遭遇していませんが。

それにしても
ここはカップルだらけで
カメラを持って徘徊していると
嫌われます。



花博記念公園鶴見緑地に行ってみます。

大阪メトロの
鶴見緑地駅の構内は花盛り。
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あ!ノザワナ(野沢菜)の花が
終わっていました。
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風車の丘の大花壇では
ネモフィラが今を盛りと咲いています。
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今年はネモフィラの中に
チューリップを植栽したのですね。
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だれが考えたの?!
黄色一色の
チューリップがいいじゃないですか!



あ!モッコウバラを見にきたのでした。

バラ園は風車の丘に隣接しています。

当然!バラの花はもう少し後ですが
バラの花にさきがけて
モッコウバラは開くような。

あ!ちらほら。
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黄色の花も白色の花も。
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もう散ってしまったのでしょうか。

違いますね。
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つぼみがいっぱい。



わが家で一番高価な園芸大百科事典をはじめ
いくつかのバラや園芸の書に
モッコウバラは単語さえありません。

もっともシロート相手の
単純な本しかありませんが。

最近世に出た花でもないようなんですが
専門家だけ知っていればいい花卉でしょうか。

秋篠宮家の
眞子内親王の「お印」でもあるのにね。

とはいうものの
どんな意匠の「お印」なんでしょうか。
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鈴蘭台の牛すじカレー 石井ダムの春 [食い逃げ未遂]

六甲山の山中の神戸電鉄の鈴蘭台駅で降車。

ん!?
人の群れがホームから上に向かいます。
今まで下に降りていたような。
まったく記憶と違います。

昨秋(2018/09)駅ビルがオープン!
橋上駅舎になっていました。
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駅を少し離れると
あんまり変化は感じられませんが。



東にゆるやかに車道をのぼっていたら
「まちかど図書館」!?
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喫茶店みたいですが。
あ!まちかど図書館は隣!
ここはやっぱり喫茶店ですね。
「LEGATO(レガート)」ですか。
どんな意味がある名前なのでしょう。

面白い形の
「牛すじカレー」(税込み 700 円)を
いただきます。
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丸いのは淡路島産というタマネギ。
タマネギが丸ごとトッピング?!



鈴蘭台駅に帰り
線路に沿って南に歩きます。

鈴蘭台車両基地を見降ろせます。
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このあたりは山岳鉄道?!
パーミルは 50 近いのでしょうか
あえぎながら(?)のぼって行きました。
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奈落の底に落ちるように
くだって行きました。
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突然!電車が現れました。
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トンネル(菊水山隧道)の北側の口ですか。



妙号岩(みょうごういわ)でしたね。
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1 度あの上を通過したことがあります。

絶壁に「南無阿弥陀仏」が彫られています。
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1 字の大きさは 1.3m 角だとか。
150 年ばかり前の労作です。

仮設足場なんかどうしたのでしょうね。



石井ダムの堰堤が見えてきました。
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きれいですね。
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建設してから
ずいぶん経ったような気がしていますが
まだ 6 年ほど!?
そりゃ汚れていませんわな。
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堰堤の上部を開放していますから
展望台代わりに利用されています。

電車が出てきました。
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先ほど!
トンネルの北の口は右側にありました。

南の口は左側?!
あれ!?
おなじトンネル?!

おなじトンネルです。
なんでもないつまらんことに
錯覚して!混乱してしまい!情けない。

モバイル系の地図ではなく
紙のマップで動いていると
よく立ち往生するんですよね。
特に最近。



少し!休もう。
眠りたし。
ダニのいないような場所を選んで
座りましょうか。

ところで!さっきから
こちらを見ているキミはだれ?
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だれかのこどもでしょうけど。
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