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大阪市大植物園はたんぽぽの中 [解語の枯れ尾花]

天の川銀河が落ちてきて流れているという
天野川のそばの「星の里 いわふね」へ
ランチに寄ります。

忘れていました!
レストランは
ずいぶん前からなくなっていましたね。

ツツジの花の笑う
裏山の頂上にのぼってみますか。
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しかし!昨秋の
たぶん台風 21 号襲来の傷跡が
深く残っていて通行止めばかリ。

機能しているのはバーベキューエリアだけ?!
おいしそうな匂いがあがってくるので
よけいに空腹を感じます。

天野川をくだりますか!
他に思いつかないから。
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川際も通行禁止ばかり。

ただ!堤は黄色いじゅうたん!
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タンポポの花盛り。
なんと!
タンポポはカンサイタンポポばかり。
私の周囲を占拠してしまったおぞましい
セイヨウタンポポではありません。



「きさいち植物園」に桜を見に行きます。

交野市にあっても大阪市立ですから
大阪市民の私は普段!
「市大植物園」と呼んでいますけどね。
「大阪市立大学理学部附属植物園」が
正式な名称でしょう。

すごい!
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植物園の中も
カンサイタンポポの花!はな!花。
パンジーの花壇もかすんでしまいます。

公園中!カンサイタンポポ!
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どこまで歩いてもカンサイタンポポ!
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セイヨウタンポポは
花粉の助けがなくても結実する
無配生殖性に長(た)けていますが
日本古来のタンポポは集団で咲いて
繁殖する性質を守ってきたのでしょう。

これが日本の春ですね。
感激しました。



いいお天気の日(2019/04/13)
園内で若い女性たちが
お茶のお運びをしていました。

「春の野点(のだて)会」ですか。

ランチ代わりという不謹慎な考えで
300 円出して混ぜてもらいました。
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あ!おたまじゃくし。
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コンクリート製の睡蓮の池に。

のどかな気持ちに
冷水を浴びせられたごとし。

大きい!
ウシガエルのおたまじゃくしでは
ないことを祈ります。



園内の桜山に行きます。
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桜は 35 種ばかりあるそうですが。
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もう!散ってしまったものもありますが
全体的に今年は遅いような。

ソメイヨシノの単植の園のように
ハデに咲いて
一斉に散ることはないようです。

ちなみに!ここに
ソメイヨシノはありません。

珍しい桜がありました。
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「稚木の桜(わかぎのさくら)」だそうな。
枝先のすべてに花をつけるので
新芽を伸ばすことが下手で
大きくなれないとか。
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どうみても若木!苗のようですが
もう老生!枯れる日が近いのかも。



赤いボケの花の向こうに白い花。
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桜山ではないので
なんの木かと思ったのですが
「ヤナギザクラ」!?
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これも桜?!
バラ科ヤナギザクラ属だそうな。
丈夫な性質なら普及しそうです。

白い花!
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ナワシログミですか。
見慣れている花でも
青空の中に咲けばきれいじゃないですか。



しかし!やっぱり!
カンサイタンポポに心奪われます。
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