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宇治の新茶 八十八夜の茶摘み [工場見学]

令和元年の八十八夜(2019/05/02)です。
「宇治新茶」
「八十八夜茶摘みの集い」に参加です。

第 1 会場の
宇治茶会館・茶業センターでは
あかねたすきのおね~さんが
出迎えてくれます。
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ころんでもタダで起きたくない貧乏根性で
今までは(拙ブログ 2016/05/02
ここにくるまでに
どこか歩いてきていましたが
今年は早朝にまっすぐ到着。

ま!横着になっただけですが。

それでいろいろと体験できます。
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玉露の淹(い)れ方教室に参加。
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残った茶葉に醤油を振れば!おいしい。
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水出し玉露は 100 円で飲めます。
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抹茶の碾(ひ)き臼体験はこどもに人気。
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茶畑に行きます。
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寒冷紗の下にもぐって茶摘み体験。
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みなさん!黙々と摘んでいます。
「茶摘み歌」もありません。

百姓も 麦に取りつく 茶摘み歌

向井去来(1651 ~ 1704)の句。

麦刈りどきの茶摘みとは
どういうことかという考察はさておいて
300 年前に「茶摘み歌」という
民謡か労働歌があったのですね。

永谷宗円(1681 ~ 1778)が
緑茶のすぐれた製法「青製煎茶製法」を
確立して(拙ブログ 2018/07/04
大忙しくなって
大勢の茶畑労働者が生まれて
いろんな歌が歌われたのかも知れません。

去来と時代が少しずれますか。
思いつきで!すみません。



第 2 会場の京都府茶業研究所へ。
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本館が新しい。

製茶研究棟も最近建てられたのですね。
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製茶研究棟の製茶工場見学。
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建てものは新しいのですが
とても古そうな機械も現役です。
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水出しの碾茶(てんちゃ)は初体験。
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抹茶のもとになる碾茶を
そのまま飲めるのですか。

玉露に近い味?!
私の頼りない舌ではね。



研究用の畑でまた茶摘み。
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両畑合わせて結構な量を収穫。
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ん?!
こんなに摘んではいけなかったのかも。

みなさん!小袋に入れていましたが
それは入り口で渡されたもの!?
私はなぜか受け取っていないので
手持ちの買いもの袋に摘んでいました。

佃煮にしましょうか。

「よしず」に「わら」の被覆の
「本(ほん)ず」栽培も
研究しているのですね。
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碾茶(てんちゃ)や玉露の覆いも
大昔にすたれた栽培法のほうが
品質がいいのかも。



近道に山肌をすべり降りて
「生長の家」の広大な境内を
横断させてもらい!帰ります。
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平等院の藤の花房が
1m くらいになっています。
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ランチどきを過ぎていても
どの飲食店も観光客の長蛇の列。

「肉のはりよし」の
抹茶コロッケ(150 円税抜き)で
ランチとします。
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(去来の句には勝手に送り仮名を加えました)
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