SSブログ

四天王寺 弘法市に古本がない? [わが街・下駄ばきドドンパ]

四天王寺の南に南大門がありますが。
さらにその東!
境内の角にも門があります。
blog31.jpg

すぐ!この門の名前を失念します。
あわてて前へ後ろへ回り
首(こうべ)をめぐらしても
門にはなんとも書いてありません。はは。

「唐門」です!覚えておきます。

今日(2019/05/21)は
弘法大師忌・大師会ですから
境内には露店だらけ。
blog32.jpg

まず!東大門近くの亀遊島に回ります。

四天王寺境内にいくつか池があります。
一番知られているのは
石舞台のある「亀の池」です。

亀の池の西に「丸池」があります。

有料の本坊庭園は
「水」の庭なので池だらけです。

それらの池に比して知名度の低い亀遊島。
池の真ん中の弁天堂にお供えがあります。
blog33.jpg

今日のわれわれが目にする法要は
この池の弁財天法要から始まります。

つづいて
西大門の南の大師堂と弘法大師像の前で
「弘法大師法楽」があります。
blog34.jpg

「極楽浄土の東門は
「難波(なには)の海にぞむかへたる
「轉法輪所の西門に
「念仏する人まいれとて

「梁塵秘抄」にある歌。
西大門は極楽門と呼ばれていますから
この歌はここのことかも。

「念仏」と「弘法大師」
私の感性ではふしぎな取り合わせ。



なんと読めばいいのですか。
blog35.jpg

今日は中心伽藍が無料開放されています。
blog36.jpg

久しぶりに五重塔にあがらせてもらいます。

こんなに狭い階段でしたか。
blog37.jpg

この塔は 8 代目らしい。

そもそも!こんな木造の塔は
火災には弱くても
「風」や「揺れ」に強いといわれていますが。

醍醐寺でも東寺でも
五重塔が倒れたというはなしを聞きません。

法隆寺の五重塔は 1,300 年の間
いくたびの地震や台風に耐えているとか。

ここの塔だけがなん度か
近くでは室戸台風で倒れたのは!どうして?



東寺の弘法市もそうですが
ここも古いものを並べている露店が多い。
blog38.jpg

掘り出しものを探す楽しみが
あるのでしょうか。
blog39.jpg

和服・きものを扱う店が増えたような。
きれいな和服が 300 円くらいから。
インバウンド(訪日旅行)の人の
関心が高そう。

私は古本・古書を探します。
教養のないものは見栄を張って
目方買いして
つまりなるべく重い(!)書籍を
安く買って!さげて帰ります。はは。

ない!
ありません。
どんどん
「古本」のテントが消えて行く昨今。

やっと小さなブースを
ひとつだけ見つけましたが。
来月にはもうなくなっているのかも。

ところてん突き。
blog40.jpg

この商売も少なくなりました。
もっとも今は
まだ夏ではないからですかね。



境内の西の四天王寺学園の西の通りに
お好み焼き店の「タカラ」があります。
blog41.jpg

私がこの街に流れてきたとき
すでに老舗でしたが。

ほう!お好み焼きは
中国語では「おおさかやき」なんですか?
blog42.jpg

なるほど
50 年前の大阪のお好み焼きなんですね。
blog43.jpg

厚みがあんまりありません。

定食にしたら 650 円(税込み)でした。



(梁塵秘抄/佐佐木信綱校訂/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理