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鹿児島の醤油 向田邦子の手料理 [お命!いただきます]

阪急・梅田駅構内の期限つきの店舗。
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「鹿児島」の物産店ですね。

先日!(拙ブログ 2019/05/20
神戸まつりのほこてん(歩行者天国)で
向田邦子を思い出しましたが。

かの女が小学校 3 年のとき
父親の転勤のため
東京から鹿児島に行っています。

鹿児島は地の果て!

「鹿児島の巡査は丸裸
「ふんどしの上に剣を吊っている

とか聞かされて行ったのは
まだ太平洋戦争の
始まる前のことでしょうか。
どれだけ昔のはなし?!
平成生まれの(当然!ウソですが)
あたしゃ知らんけど。

そんな不安はすぐ霧散して
特に!ツッキャゲ(つけ揚げ)に
夢中になったそうな。

野菜などが入ってない
棒状のものが好みらしい。

つけ揚げとは「さつま揚げ」のこと!?
ああ!棒状のものがありました。
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いっしょに醤油も買いましたが。
「甘露」と書いてあるのが気になったので。



大昔!韓国の釜山(ぷさん)で
海鮮の刺し身料理の有名な!
有名かどうか知らんけど
ガイドがそういう料理店に行ったのですが。

たしかに生きのいい魚介が出たのですが
醤油が甘い!
それは気持ち悪いくらい。

文句をいったら
「日本のものとおなじ味」といい張ります。

以後!ときの流れの中で徐々に
「釜山」のいう「日本」は「九州」!?
さらに釜山に近い「北九州」じゃないかと
おぼろげに思うようになっていますが。

私は九州出身の多くの人に可愛がられ
ま!もてあそばれてきましたが
九州には行ったことがありません。

北海道から九州までいろんなオトコと
ねんごろになった強者(つわもの)!
アラフォー(around 40)のおね~さんが
かれについて九州に行ったときには
「ヒガシマル」醤油を
持参したといっていました。

「九州は醤油の味が甘くて!」
「気持ちが悪くなる」そうな。

やっぱり!?



榮倉奈々が「肉じゃが」を作るとき
鹿児島の醤油を使えば
砂糖はいらないといっていたような。
記憶違いならごめんなさい。

北九州ばかりではなく
南九州でも醤油は甘いのですか!?

試しに小さな(100ml)醤油を買いました。

ん!やっぱり甘い!



「さつま揚げ」を肴に
75 円の新ジャンルのビール(?)を
オンザロックで飲みます。

昔!異国の地をいっしょに
夢遊病者のように徘徊した
九州出身のおね~さんが
そんな飲み方をしていたのを
唐突に思い出したので。

2 本も飲んだら気分がよくなったので
ついでだから
「向田邦子」のレシピでも試してみますか。

100ml の醤油を使い切りましょう。

ネギを焼いて
酒で割った醤油のつけ焼き。
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レシピ!いらいないような。はは。
おいしから!いいですけどね。



人参をおろして胡麻油で炒めます。
おまじない程度の塩を入れて
炒めたくなりますが
なにも書いていないのでそのまま炒めます。

しらす干しを加えて
水気がなくなるまで加熱します。
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しらす干しのわずかな塩味だけで
充分食べられますが
醤油を振ればさらにおいしい。



ピーマンを切って
ヘタとタネを取って!とありますが
タネは抜かなくても
気にならなく食べられますけどね!
それをサラダ油で焼き
ザルに取り
熱湯で油抜きするとあります。

その後!醤油だけで煮たら
「ピーマンの佃煮」ができました。
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油抜きしなかったら
どうなるのでしょうか。



ピーマンの煮汁に
ネギの残りを加えてかき回していたら
1 品できました。
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これは向田邦子のレシピにはないけど
なかなかの 1 品。はは。



ん!?
なにか私の頭の中だけが
混乱しています。

向田邦子のレシピの醤油に
鹿児島のものとも
甘い醤油とも書いてありません。

かの女が鹿児島に住んでいたのは
2、3 年でしょうから
レシピにあるのは
フツーの醤油なんでしょうね。



(向田邦子著/父の詫び状/)
(向田邦子の手料理/向田和子監修/)参照
(敬称略)
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