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須磨浦離宮公園のバラ 天皇の階段 [解語の枯れ尾花]

離宮道をゆるゆるとのぼります。
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天皇行幸の道です。
つきあたりが武庫離宮(須磨離宮)です。

それは太平洋戦争までのこと。
今は神戸市立の公園ですが。

街路樹がクロマツ(黒松)です。

陸橋にのぼり俯瞰(ふかん)すれば
マツの列がよく分かります。
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神戸の道ではよく見られる
植栽のようでもありますが。
私の隠棲する大阪市には
まずない考えです。



その須磨離宮公園の
「春のローズフェスティバル 2019」
(2019/05/10 ~ 06/02)も
もうおしまいの時期ですか。
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この公園は「本園」と「植物園」の
ふたつのエリアがありますが
メインのバラ園は
本園の「王侯貴族のバラ園」です。
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「王侯貴族のバラ園」は
噴水広場のカスケード(滝)と
キャナル(水路)の周囲です。
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4,000 株のバラだそうな。
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このバラ園は「赤」色が多く!刺激的。
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数をよんだ訳ではありません。
なんとなくそう気になります。



噴水広場の大量の水は
北の高い場所にあるレストランの前の
噴水から流れてきています。
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そのレストランでランチをしますか。
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ワッフルのランチがおいしかった?!
拙ブログ 2019/05/02
あれからまだ 1 月も経っていませんね。

しかし!長蛇の列。

あきらめて
「みたらし団子」と「氷」!
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この抹茶シロップの「氷」が
ワッフルのランチより
この暑さの中ではおいしい!あは。

ポセイドン広場という
カスケードのそばで
バラ園を見ながらいただきます。
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バラ園は他にも
「世界殿堂入りバラ園」と
「バラの歴史と文化園」もあります。
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管理が大変でしょうねぇ。
バラは王侯貴族のもの。



愁いつつ岡にのぼれば花茨(はないばら)

蕪村の句。

蕪村が好きだった(と思われる)
野茨(のいばら)が
かすかな芳香のある白色の花を
咲かせる季節でもあります。

この花は清楚で
まったくの手間いらずで
私のような貧乏人向きかも。

もっとも
ヨーロッパで作出されたハデなバラの
ほとんどが日本の
野茨の DNA を持っていると
聞いたことがありますが。



この離宮は在原行平が月を見た丘とかで
月見山と呼ばれる丘陵地に
建てられていました。

その昔の高貴な方は
馬車に乗って離宮道をのぼり
正門を入ったら
馬車道と命名されている坂を
そのまま進んだそうです。

でも!園内では
おみ足で逍遙されることもあるらしい。

丘ですから坂道と階段だらけです。

当時のまま残されている石段。
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「天皇の階段」と呼ばれていました。
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高貴な方が歩きやすいように
石を組まれているとか。

そうですか。
私には歩きにくいのなんの!
高貴な方にはなれませんね。
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