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天六の十八番 今昔館の夏祭 [昼定食]

天神橋筋六丁目駅は
大阪人のほぼ 100 %が
「てんろく(天六)」と呼んでいます。

省略するのが好きな日本においても
一段と縮めることが
ジョーシキになっている大阪です。

大阪メトロの堺筋線と谷町線!
阪急の千里線とがぶつかっています。
大昔には阪神の駅もあったそうな。



大阪メトロの公式サイトの英語表記は
「Tenjin bridge muscle 6-chome」らしい?
「天神 橋 筋肉 六丁目」で
なにがおかしい?!と主張しています。

それなら「天神」も
「heavenly-god」くらいにしたらいいのに。

「天下茶屋(てんがちゃや)」駅なんか
「World teahouse」駅!
なんとすてきな訳なんでしょう。
「ワールドティハウス」ですぞ。

しかしね!
だいたい!固有名詞を訳しますかねぇ!?

「山本」さんなら
「Mountain book」(マウンテンブック)さんと
「大橋」さんなら
「Big bridge(ビッグブリッジ)」さんと
訳さねばならんと
最近の学校では教えているのでしょうか。

さしずめ「麦畑」さんなら
「Make love」(メイクラブ)さんでしょうか。
ああ!授業中に興奮する~!

だれかになにかいわれたのか!
最近!英語表記を変えたそうですけどね。
のんきなもんですね。
一体全体!どんな方針でやっているのか。



閑話休題。

その「てんろく」で
ぽっかり時間が空きました。
ほとんど予定のないものには
ひとつなくなれば!ぽっかりです。

正午前なので
なにはさておきランチをしておきますか。
忘れたら困るので。

「中華食堂 十八番」があります。
blog31十八番.jpg

「中華料理」ではなく
「中華食堂」です。
メニューに定食がいっぱい!
ずらずらと 1,000 ばかり!
というのはウソで 100 !
それもないとしても
70 くらいはあります。

定食に番号を振ってありますので
38 番とか 44 番とかいえばいいのかも。

私はなにも考えずに
日替わりのワンコインランチを。
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この日はちくわとピーマン炒めかぁ!

ちくわ!あんまり好んで食べません。
行儀作法を
完ぺき(?)に身につけていますから
「嫌い!」とか「え~ん!」とか
「家出してやる!」とかいわず
黙々といただきますが。

税込み 500 円!
多くを望むより!感謝で生きましょう。
私がいうのも変ですが。



「てんろく」駅の上の
「大阪市立住まいのミュージアム」
「大阪くらしの今昔館」に寄ります。

だらだらと!長い名前をつけるなよ。

これも略して
「だいこん(大今)」とでも
呼べばいいのかな。
呼べませんねぇ。

見学順路は
10 階から下の階へさがって進みます。
blog33今昔館.jpg

9 階の江戸時代の
大坂(大阪ではないようです?)の町には
「夏祭」のにぎわい。

ここもときどきは衣替えしているのですね。

船形山車(だんじり)が展示されています。
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この辺の最大の祭は
「天神祭」なんですね。

天神祭のときのハレの料理でしょうか。
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バラずし(江戸のちらしに似てちらしにあらず)!
たぶん!ハモ(鱧)の焼いたもの!
キュウリ(胡瓜)なんかの酢のもの!
それにあの丸いもの!なんでしょう。
もしや!(私には幻の)あんぺい?!
ハモの肉で作ったはんぺんに似たもの。

尋ねたところ
「くずまんじゅうですよ」ということ。

この階には浴衣姿の
インバウンド(訪日旅行者)だらけ。
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この階だけ着て歩ける貸衣装でしたか。
30 分かぎりで 500 円!
廉価なんですね。



8 階に天神まつりの
「船渡御(ふなとぎょ)」の模型がありました。
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お金持ちが
舟をチャーターして見学しています。
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「かんかん帽」の紳士から
大正時代と推察できるのだそうな。

もっとも!もっと大金持ちなら
大きな船を貸し切って
芸妓(女性!)や
芸者(関西ではたいこもちのこと?)や
料理人やらを乗せて
乱痴気騒ぎになるのかも。



「天神ばやし 聞きながら
「夢を結んだ 宿あかり
「あんた忘れて しもたんか

大昔!どこかで聞いた唄が
私の小さな胸の奥で一瞬鳴って
すぐ消えました。

だれが歌っていたのやら。

天神祭は来月(7 月 25 日)ですけどね。
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