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生根神社 だいがく 本祭 2019 [わが街・下駄ばきドドンパ]

今日(2019/07/25)は
天神まつりの奉納花火のある日。

中元で到来したホンモノの缶ビールを
2 本も飲んだらいい気分になって
寝ころんでいてふと思いました。

いつもは 350ml 75 円の新ジャンルの
ビールもどきを飲んでいるので
ホンモノは酔いが早い。
ま!気のせいですが。

ということは!今夜は
生根(いくね)神社(大阪市西成区)も
夏まつりですね。
天神まつりと日程が重なっていますから。

暗くなってから出かけます。
普段なら自転車で向かうのですが
飲酒運転(!)になるので
大阪メトロに乗りました。



神社の周囲は
ホコテン(歩行者天国)になっています。
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神社の北側のホコテン!
どこまでつづくのだろうとたどれば
国道 26 号から阪神高速 15 号堺線まで
400m ばかりあるじゃないですか。

もどります。
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香具師(てきや)のサンズン(露店)!
最近!売れ行きがもうひとつなんて
ぼやきを聞いていましたが
どのブースも忙しそうですね。

アクセサリー
アリランドッグ
いか焼き
えびすくい
お面
カード
回転ダーツ
カステラ
かにすくい
からあげ
キャラクターすくい
恐竜射的
金魚すくい
串焼き
クレープ
クレープロール
ケパブサンド

さかなつり
鯖寿司
射撃
ジュース
ダーツ
だしまき
タピオカ
チーズスティック
チーズハットグ
たまごせんべい
とうもろこし
鶏皮餃子
鶏皮チップ
ネギトロてんぷら
バナナチョコ
ビール
広島焼き
ふうせん
福袋
ぷよぷよすくい
フライドポテト
フランクフルト
ふりふりポテト
フルーツ
フルーツ飴
ベーコンエッグたいやき
ベビーカステラ
宝石
ボール投げ
ホルモンうどん
ホルモン焼き
ミルクせんべい
ヨーヨー釣り
ラッキーボール
りんご飴
レモネード
和牛焼肉
綿菓子
輪投げ

書いていて気づいたのですが
「は行」の商品が多い!
どうしてでしょう。



世間知らずの私には
なかなか名称を聞いただけでは
理解できない商品が多い。

「えびすくい」のエビは
ヌマエビみたいな淡水の可愛いエビ。
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「かにすくい」はサワガニですね。
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「恐竜射的」!?
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ホントだ!恐竜がいます。

「さかなつり」とは!?
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これ!なんという魚?!

「宝石」!たしかに宝石ですぞ!
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最近の「ヨーヨー」ってすごく大きいんですね。
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ところで闇に明るく光っている
この玩具はなんというのですか。
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屋号と商品名がない店ばかりでした。



露店の上方で「だいがく(台額)」が赤い!
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境内に回ります。
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「だいがく」は竿灯に似ています。

この大きな「だいがく」は
この場で音頭に合わせて
くるくる回っていますが
本来ならかついで町内を回るのでしょうか。

玉出西公園では
まさに「だいがく」をかついています。
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「男性だいがく」「女性だいがく」
「こどもだいがく」と競って(?)います。
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それぞれ「だいがく」の大きさが違います。



おいしそうですね!
夜中の屋台の食べものは。

ホルモン(焼き)うどん!
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あんなに大量に作るから
おいしそうに見えるのか!
ホントにおいしいのか!

買えばビールかなにか飲みものも
買いたくなるでしょうし!
ま!がまんしますか。

昨年とおなじく
100 円の氷をいただきます。
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祇園祭 後祭 花笠巡行 水あずき [平安京有情]

烏丸(からすま)通りを北上していたら
御手洗井という井戸がありました。
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「毎年祇園会(7/15 ~ 7/24)のとき
「諸人へ神水を施行
と書いてありますが。

祇園祭は八坂神社(祇園社)の祭!
7 月 1 日からまるまる 1 か月間催行される
祭礼じゃないのですか?!

烏丸通りに並行する南側の室町通りの
永楽屋はまだ早朝の 9 時なのに
オープンしていました。
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「水あずき」(税込み 400 円)を。
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「飲む水ようかん」だそうな。

祇園祭の限定グルメ!
各店工夫しているのですが
前祭(7/17)山鉾巡行まで
販売というものが多いのですが。

「水あずき」!残っていてよかった!

一般の観光客も
祇園祭イコール前祭・山鉾巡行と
思っている人が多いのかも。



今日(2019/07/24)は
後祭・山鉾巡行。
河原町通りに見に行きます。

巡行が曲がるので絵になりそうな
「河原町御池」と「四条河原町」の交差点は
混雑するでしょうから
中間の河原町三条で待ちます。

「橋弁慶山」がきました。
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つづいて長い松を立てた「北観音山」が。
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大きなコイがはねる(!)鯉山。
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「八幡山」「黒主山」
「南観音山」とつづきます。
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まぁ!ゆったりしています。
どこかの荒々しい「だんじり」のような
野蛮さはありません。

青竹を鳴らして行く「役行者山」!
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平家物語の宇治川の合戦の「浄妙山」!
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「鈴鹿山」!いわれはなんでしたやら。
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「鷹山」は「山」も「鉾」もありません。
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とぎれて 200 年。
復興をめざして唐櫃(からびつ)巡行だとか。

5 年前に 150 年ぶりに復興した
「大船鉾」がしんがりでした。
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復興したばかりというのに大人数です。



山鉾巡行の後に
毛色が変わったようなパレードがあります。

花笠巡行ですか。
獅子舞いやら神輿(みこし)やら。
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エラい!こどもたちがかついでいます。
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わ!おね~さん方!
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なにをされる人!?
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花が通ります。
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馬が行きました。
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またまた美女が大挙して!
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カメラマン!じゃま!どこかに行け!

花街の「祇園東」の芸妓さんたち。
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「祇園東」は
5 花街の中で一番小規模なので
めったにお目にかかれませんが。

「先斗町」のきれいどころ!
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「祇園甲部」!
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「宮川町」!
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5 花街のうち「上七軒」はここにないので
参加はありません。



山鉾巡行と花笠巡行は
連続した行列になりましたが
出発も終点も違います。

花笠巡行は八坂神社が起点です。
山鉾巡行は八坂神社には行きません。

つまり神社が主催する祭事と
町が頑張る催しとあるのでは。

だから!祇園会!祇園祭の
日程の感覚が違うのかも。

なんでしょう!?
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わ!可愛い!
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大阪の花柳界では「青少女(おちょぼ)」!
芸子(芸妓)の小間使いかな。

「けいこして
「うそ四百いふおちょぼ   (明治 花くらべ)

おね~さんのように
「うそ八百」いえないのです。
だから半分「うそ四百」ですかね。はは。

ん!?
京都の花街では舞妓がいますよね。
舞妓の下がいたのですか。
それとも!

知らない常識が多すぎます。
それでも生きていると知らされた
今年の祇園祭でした。



(追記)
元・遊び人らしいご老体がいうには
大阪の宗右衛門町(そえもんちょう)花街では
「おちょぼ」なんて知らんとか。
「おちょやん」と呼んでいたそうな。
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下鴨神社 みたらし祭 2019 [平安京有情]

下鴨神社の表参道
糺(ただす)の森を行けば
女の子たちが水遊びに夢中。
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奈良の小川ですね。

元の名は
「楢」の小川だったのでしょうね。
漢字は借字!
だれかが書きやすいように
「奈良」の小川と書いたのが
伝わったのかも。

この川は「みたらし(御手洗)池」から
流れてきているはず。

あら!にぎやかですね。
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露店が出ています。
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「みたらし祭」ですね。
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土用の丑の日のはずですが
そのあたり 1 週間開催しています。
今年は 2019/7/19 ~ 28 とか。

この日は丑の日ではないのですが
大変な数の参詣者ですね。

10 年ばかり
きていないような気でいましたが
昨年もきていましたね。
したがって!
このリポートも新たに書いた気でいますが
灰色の脳みそは
退化こそすれ賢明になるはずもなく
昨年とほぼおなじ。すみません。



「足つけ神事」に裸足になります。

みなさん!
ビニル袋を借りて靴を入れてさげますが
私はエコバッグを持っていますので
それに入れてリュックにしばりつければ
両手が使えます。

ろうそくをもらい
「みたらし(御手洗)池」に入ります。
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冷たい!
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外気温が高いので
シベリアの雪解け水のように
冷たく感じます。
シベリアに行ったことはないですけど。

わ!可哀そう!
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すぐに胸まで浸かりましたが。
しかし!その後!元気!げんき!
すぐ水遊びに興じています。

平安時代の「足つけ神事」にも
こんないたいけな童女が
参加していたのでしょうか。

私も初めに冷たく感じていたのに
だんだん心地よくなってきます。

斎火(種火)がいくつかあります。
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点灯させて行きますよ。
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しかし!どうしたらいいの。
なにかを祈るのですよね!きっと。

祭壇に供えます。
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大勢の人なので
ろうそく立てに空きがなく!
とまどう善男善女。

今!ともっている
ろうそくの上においたらどうですか。
下の火は消えてドッキングしますよ。

はは!いっている私の手元が狂い?!
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芸術的な固定になりました。

もっと水遊びしたいこどもたちも
むりやり引きあげられています。
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靴をはいてから
「御神水」をいただきます。
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御神水は
葵(フタバアオイ)の描かれた器で
供せられます。
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足形祈祷木は水に置きます。
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「水みくじ」は流れに浮かべます。
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ああ!そうですか。
みなさん!
無病息災と健脚祈願しているのですね。
知らないでお参りしてどうします。



「加茂みたらし茶屋」に行き
「みたらし団子」をいただきましょう。

あ!今日は境内に出張していました。
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暑い日に!熱いのに!大忙し!
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1 本税込み 130 円。
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素朴な味です。
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飛鳥 初恋を思うべし [猫も歩けば棒立ち]

奈良県明日香村。

サルスベリが雨に打たれています。
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犬養万葉記念館の庭。

この記念館の会報。
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タイトルが、、、秀逸かも。

記念館の前の郵便ポスト。
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明治 4 年当時の形。
「書状集箱」だそうな。

雨中!
飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)跡付近を
名も知らぬ小さな花に導かれてさまよいます。
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和菓子の店(今西誠進堂)があります。
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しばし!雨宿り。
まだオープン前だったのならごめんなさい。

梅干し饅頭と
田舎饅頭(税込み各 120 円)で朝ごはん。
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ほうじ茶の
水出し冷茶(150 円)は大和茶だそうな。



甘樫丘(あまがしのおか)を見ながら
田んぼの中を進みます。
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畔豆(あぜまめ)です。
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たぶん!昔から
水田の漏水を防ぐため
畔塗りをしていたのじゃないでしょうか。
その上に大豆等を植えていたのでは。

大豆は追肥なんかしなくても大丈夫。
育てやすかったのかも。

間違っているかも。
他言は無用に。



板蓋宮!甘樫丘があれば
蘇我入鹿(そがのいるか)を連想しますか。

乙巳の変(大化の改新)で殺された
入鹿の首塚。
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入鹿は本名ではないでしょうね。

父の蝦夷!祖父の馬子とともに
中大兄皇子や中臣鎌足が!
いや!藤原不比等が!
元は普通だったのか!美しかったのか
その名前を消して
おとしめるためだけに
勝手に作った卑俗な名前のような。

鎌足や不比等は
蘇我氏の中でこの家だけが
相当ににくかったと思われます。
他の蘇我氏や
一族の聖徳太子は健在ですもの。

シロートがなにをいい出すやら。
他言は無用に願います。

飛鳥寺の境内を横切らせてもらいます。
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雨の朝に観光客は皆無です。



飛鳥坐(あすかにいます)神社に
万葉歌碑がありました。
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斎串立て神酒すゑ奉る神主部の
うずの玉蔭見ればともしも
(いくしたて みわすゑまつる かむぬしの)
(うずのたまかげ みればともしも)

「玉蔭」!?

「これはあれでんな!」
急に笑福亭鶴光の口調になったりして。

ここは
毎年 2 月に御田植神事(おんだ祭)が
行われます。(拙ブログ 2010/02/08

その祭典の中で
新婚初夜から 2、3 年までの
夫婦の性のいとなみを面白くおかしく
かつ!リアルに演じるところ。
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そんなところで「玉蔭」と聞けば
ただものではないと身構えますよ。

梶山季之が集めた女性器の呼称の中に
「玉」がつくことば多し。
玉門!玉池!船玉様!玉孔!

「蔭」(陰)だって!
陰門!陰戸!

「やっぱりあれでんな!」

いや!残念ながら!違うようです。

「うず」は髪飾り
「玉」は接頭語
「かげ」はつる植物のヒカゲノカズラ!?

たくさんの陰陽石は健在です。
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性器の形の石が出てきたら
奉納したのでしょう。
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薄暗い境内が雨でよけいに陰湿!

ここの絵馬は白木のまま渡されるのですね。
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明日香村の神社では珍しくないのかも。



(梶山季之著/ぽるの日本史/)参照
(敬称略)
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東寺の弘法市 さば弁当を食べた [平安京有情]

趣味もなければ
気の利いた遊びもしないので
友人は全然いません。

いなくてもいいのです。
ひとりぼんやり時間をつぶすのが
性に合っています。

それなのに珍しく!たてつづけに
「ごいっしょしませんか」
「時間はあいていませんか」なんて
声がかかりました。

「あいにく!その日は」
「京都に行かねばなりませんから」と
ふたつとも断りました。

たいていは
いい加減なことをいっているのですが
ホントに京都に行くことになっていたのです。

え~と!あんまり
具体的にはいいたくはないのですが。
仮に!
たとえですよ!落語会としましょうか。
落語会のチケットを
その演者のひとりの師匠から
直接買ったのです!

それでみなさんのお誘いには
乗れなかったのです。

朝!チケットがありません。
パンフレット等はあるのに
肝心のチケットだけがありません。

会場へ行って「紛失」と訴えて
ひと悶着起こすのはイヤだし
もう 1 度買うのも懐中が許さないし。

京都へ行くのは中止!

しかし!行かないで
ぶらぶらしているのを目撃され
後ろ指さされるのも情けないし。

京都だけには行こう!なんて
すごく変な事由で
JR京都駅に着きました。



とぼとぼ歩いて東寺へ。
東の慶賀門から入山。
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今日は 21 日(2019/07/21)の縁日
弘法市が開かれています。

瓢箪池の蓮の花の季節。
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五重塔には足場が架かっています。
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今日も 1,000 近く出店があるといいますが
暮れの終(しま)い弘法や
1 月の初弘法に比較したら
少し寂しいような気もしますが。
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梅雨どきですからね。
出店者も参詣客も
双方!力が入っていないのかも。



南大門と五重塔の間の八島社。
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境内のだれでも入れる場所ですが
ここにはあんまりお参りがありません。

その裏に回り弁当を食べましょう。
よいこはここで食べてはいけませんよ。

「さば弁当」があったのです。

よく買っていた
スーパー・サンディの
焼きさば(鯖)が片身入っていた弁当。
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299 円(税抜き)でしたが。
突然!消えました。
そして待てど暮らせど
入荷することがないのです。

残念に思っている人!
結構!いるようです。

これとまったくおなじものが
JR京都駅の
駅弁の店にあった記憶があるので
寄ってみましたが。
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ありませんでした。

改札を出て構内の商店街「みやこみち」の
「食品専門館ハーベス」に行くと!
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あったじゃないですか!
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398 円(税抜き)!
99 円高いのですが
これ!おなじものだと思うのですが。

京都にやってきたかいがあったというものです。



大きなアリが遠慮なくやってきます。

こぼれた食品を探し当てました。
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ん!?ほんのつかの間
振り向いたらもうありません。

仕事が早い!
と思っていたら
猛スピードで「ご馳走」が走っています。
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アルゼンチンアリみたいな小さなアリが
大挙して現れて
大きなアリから食品を奪うや否や
すごい速さで運んでいます。

カメラのピントが
合わないうちに消えました。

このあたりのご馳走は
全部横取りされてしまいました。

ことばが出ないまま
私のランチを終えます。

これはなにかを暗示しているような。
さば弁当に喜んでいたのに
冷や水を浴びせられたような。



北大門から!またとぼとぼ帰ります。
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