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ホタルと七夕のゆうべ 2019 [わが街・下駄ばきドドンパ]

今年も「ホタルと七夕のゆうべ」を
開催していました。
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隣の町の行事ですけどね。
隣接の町は東住吉区で
私とは区も違うのですが
下駄ばきでふらふらと近づいたら
「並んで!」といわれたので
厚かましくも!列に。
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そういうものの
以前にも(拙ブログ 2013/07/08)(2015/07/05
紛れ込んでいましたね。
すみません。



ホタルとたなばた!
私の感じる季節の中では
ずれているのですが。

ホタルは田植えの終わったころ。
たなばたは夏の盛りのころ。

今!俳句歳時記を見たら
「蛍」は夏!
「七夕」は秋に分類されていますけどね。

余談ですが
私個人としては
「たなばた」は
平仮名で書くほうがいいと思うのですが。

「七夕」は「しちせき」
「たなばた」と読ませたいときには
ルビを打つべきかと。
ま!聞き逃してくだされ。



「秋夕(しゅうせき)」という詩を
見つけました。

銀燭秋光冷画屏
  ぎんしょく しゅうこう
  がへいに ひややかなり
軽羅小扇撲流蛍
  けいらのしょうせん
  りゅうけいをうつ
天階夜色涼如水
  てんかいのやしょく
  りょう みずのごとし
臥看牽牛織女星
  ふしてみる
  けんぎゅう しょくじょせい

唐の杜牧の作ですが。

迷い込んだホタルを
絹の扇でそっと打っています。
この人は美人です。
美人でなければ詩になりません。

愛する人といく日も会えていません。
ちょっと年増です。
この寂寥感は
年増でなければなりません。

思いつきですが
「流蛍」とは年増(!)のホタルかも。
秋のホタル?!

ねころんで見あげたら
織姫と彦星がデートをしています。

1 年に 1 回の逢瀬。
さびしいこと。
しかし!私は 1 年以上
あの人と会えずにいます。

ホタルとたなばたが
いっしょに織り込まれていますね。

「ホタルと七夕のゆうべ」でいいですか。



短冊を渡されました。

「願いごとを書け」とのこと。

「カネ!くれ!」しか浮かびませんが。

今年も場末の居酒屋が
短冊を書けといいましたね。

「五七五でもいい」とのこと。
「でも」というのなら自分で書け。

まぁ!いい。
オラが A4 の紙にテキトーに書くから
みっつに切りなさい。
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なんでこんな切り方をするの!?
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もう!いい。
オラが切るけん!
こよりがないから荷づくりひもを
セロテープでとめなさい。

「すぐ!すっぽり抜けるけど」

端にこぶでも作って
そこをテープで押さえるくらいの
工夫をせんかい!
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笹飾りをするだけでも
大騒ぎしなければならない世界も
あるんですね。



閑話休題。

短冊に「カネ!くれ!」と書いて
古い家並みの残る街を
少人数ごとに分かれて逍遥。

各家の前に行灯(あんどん)と
笹(竹)が置かれています。
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行灯の模様がみな違うような。
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各家で工夫しているのでしょうか。

そのどこかの笹に
短冊を結べばいいらしい。

私の不謹慎な短冊が
お宅の笹にさがっていたら
犬にかまれたと
無理にでも思ってあきらめてください。



ホタルを養殖されているお屋敷に
うかがいます。
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今年は多くのヘイケボタルが
点滅していました。

「ホタルと七夕のゆうべ」で
よかったのですね。

外にエスケープして光っている個体も。

撮れたのはこれだけ。
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分からん!?
2 匹!飛んでいるんですけどね。



(石川忠久著/漢詩をよむ/)参照
(敬称略)
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