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飛鳥 初恋を思うべし [猫も歩けば棒立ち]

奈良県明日香村。

サルスベリが雨に打たれています。
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犬養万葉記念館の庭。

この記念館の会報。
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タイトルが、、、秀逸かも。

記念館の前の郵便ポスト。
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明治 4 年当時の形。
「書状集箱」だそうな。

雨中!
飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)跡付近を
名も知らぬ小さな花に導かれてさまよいます。
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和菓子の店(今西誠進堂)があります。
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しばし!雨宿り。
まだオープン前だったのならごめんなさい。

梅干し饅頭と
田舎饅頭(税込み各 120 円)で朝ごはん。
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ほうじ茶の
水出し冷茶(150 円)は大和茶だそうな。



甘樫丘(あまがしのおか)を見ながら
田んぼの中を進みます。
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畔豆(あぜまめ)です。
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たぶん!昔から
水田の漏水を防ぐため
畔塗りをしていたのじゃないでしょうか。
その上に大豆等を植えていたのでは。

大豆は追肥なんかしなくても大丈夫。
育てやすかったのかも。

間違っているかも。
他言は無用に。



板蓋宮!甘樫丘があれば
蘇我入鹿(そがのいるか)を連想しますか。

乙巳の変(大化の改新)で殺された
入鹿の首塚。
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入鹿は本名ではないでしょうね。

父の蝦夷!祖父の馬子とともに
中大兄皇子や中臣鎌足が!
いや!藤原不比等が!
元は普通だったのか!美しかったのか
その名前を消して
おとしめるためだけに
勝手に作った卑俗な名前のような。

鎌足や不比等は
蘇我氏の中でこの家だけが
相当ににくかったと思われます。
他の蘇我氏や
一族の聖徳太子は健在ですもの。

シロートがなにをいい出すやら。
他言は無用に願います。

飛鳥寺の境内を横切らせてもらいます。
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雨の朝に観光客は皆無です。



飛鳥坐(あすかにいます)神社に
万葉歌碑がありました。
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斎串立て神酒すゑ奉る神主部の
うずの玉蔭見ればともしも
(いくしたて みわすゑまつる かむぬしの)
(うずのたまかげ みればともしも)

「玉蔭」!?

「これはあれでんな!」
急に笑福亭鶴光の口調になったりして。

ここは
毎年 2 月に御田植神事(おんだ祭)が
行われます。(拙ブログ 2010/02/08

その祭典の中で
新婚初夜から 2、3 年までの
夫婦の性のいとなみを面白くおかしく
かつ!リアルに演じるところ。
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そんなところで「玉蔭」と聞けば
ただものではないと身構えますよ。

梶山季之が集めた女性器の呼称の中に
「玉」がつくことば多し。
玉門!玉池!船玉様!玉孔!

「蔭」(陰)だって!
陰門!陰戸!

「やっぱりあれでんな!」

いや!残念ながら!違うようです。

「うず」は髪飾り
「玉」は接頭語
「かげ」はつる植物のヒカゲノカズラ!?

たくさんの陰陽石は健在です。
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性器の形の石が出てきたら
奉納したのでしょう。
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薄暗い境内が雨でよけいに陰湿!

ここの絵馬は白木のまま渡されるのですね。
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明日香村の神社では珍しくないのかも。



(梶山季之著/ぽるの日本史/)参照
(敬称略)
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