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祇園祭 後祭 花笠巡行 水あずき [平安京有情]

烏丸(からすま)通りを北上していたら
御手洗井という井戸がありました。
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「毎年祇園会(7/15 ~ 7/24)のとき
「諸人へ神水を施行
と書いてありますが。

祇園祭は八坂神社(祇園社)の祭!
7 月 1 日からまるまる 1 か月間催行される
祭礼じゃないのですか?!

烏丸通りに並行する南側の室町通りの
永楽屋はまだ早朝の 9 時なのに
オープンしていました。
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「水あずき」(税込み 400 円)を。
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「飲む水ようかん」だそうな。

祇園祭の限定グルメ!
各店工夫しているのですが
前祭(7/17)山鉾巡行まで
販売というものが多いのですが。

「水あずき」!残っていてよかった!

一般の観光客も
祇園祭イコール前祭・山鉾巡行と
思っている人が多いのかも。



今日(2019/07/24)は
後祭・山鉾巡行。
河原町通りに見に行きます。

巡行が曲がるので絵になりそうな
「河原町御池」と「四条河原町」の交差点は
混雑するでしょうから
中間の河原町三条で待ちます。

「橋弁慶山」がきました。
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つづいて長い松を立てた「北観音山」が。
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大きなコイがはねる(!)鯉山。
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「八幡山」「黒主山」
「南観音山」とつづきます。
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まぁ!ゆったりしています。
どこかの荒々しい「だんじり」のような
野蛮さはありません。

青竹を鳴らして行く「役行者山」!
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平家物語の宇治川の合戦の「浄妙山」!
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「鈴鹿山」!いわれはなんでしたやら。
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「鷹山」は「山」も「鉾」もありません。
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とぎれて 200 年。
復興をめざして唐櫃(からびつ)巡行だとか。

5 年前に 150 年ぶりに復興した
「大船鉾」がしんがりでした。
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復興したばかりというのに大人数です。



山鉾巡行の後に
毛色が変わったようなパレードがあります。

花笠巡行ですか。
獅子舞いやら神輿(みこし)やら。
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エラい!こどもたちがかついでいます。
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わ!おね~さん方!
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なにをされる人!?
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花が通ります。
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馬が行きました。
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またまた美女が大挙して!
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カメラマン!じゃま!どこかに行け!

花街の「祇園東」の芸妓さんたち。
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「祇園東」は
5 花街の中で一番小規模なので
めったにお目にかかれませんが。

「先斗町」のきれいどころ!
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「祇園甲部」!
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「宮川町」!
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5 花街のうち「上七軒」はここにないので
参加はありません。



山鉾巡行と花笠巡行は
連続した行列になりましたが
出発も終点も違います。

花笠巡行は八坂神社が起点です。
山鉾巡行は八坂神社には行きません。

つまり神社が主催する祭事と
町が頑張る催しとあるのでは。

だから!祇園会!祇園祭の
日程の感覚が違うのかも。

なんでしょう!?
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わ!可愛い!
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大阪の花柳界では「青少女(おちょぼ)」!
芸子(芸妓)の小間使いかな。

「けいこして
「うそ四百いふおちょぼ   (明治 花くらべ)

おね~さんのように
「うそ八百」いえないのです。
だから半分「うそ四百」ですかね。はは。

ん!?
京都の花街では舞妓がいますよね。
舞妓の下がいたのですか。
それとも!

知らない常識が多すぎます。
それでも生きていると知らされた
今年の祇園祭でした。



(追記)
元・遊び人らしいご老体がいうには
大阪の宗右衛門町(そえもんちょう)花街では
「おちょぼ」なんて知らんとか。
「おちょやん」と呼んでいたそうな。
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