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道頓堀 クンテープ 戎橋慕情 [たべほ!ブフェ!バイキング!]

久しぶりに出会った
アラフォー(around 40)のおね~さんと
なぜか!
「パパイヤ」の漬けもののはなし。

青いパパイヤ!食べたいね!なんて。
お色気を忘れて。
他に話題はないのかな。

それから数日後!
「タイサラダ」「パパイヤ」等々
あまり上手でもない字が書いてあります。

道頓堀のタイ料理「クンテープ」ですね。
ランチバイキングをしています。
税込み 1,350 円。(土日祝 1,490 円)

この日は
「パパイヤ」が“目玉”のひとつかな。

食べましょうか。
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右下の繊切りが青いパパイヤ。
それ自体に
特徴のある味がある訳ではないのですが。

ごはんは長粒米。
グリーンカレーをかけていただきます。



窓の外は道頓堀川。
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外のテラス席でも食べられると思いますが
暑いので出る客はいませんね。

向こう岸から見るとこんな感じ。
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このすぐ下流に戎(えびす)橋があります。

「友達は よいものと知る 戎橋

岸本水府の川柳でしたか。

バブルで浮かれていた時代には
ナンパスポット!
通称「ひっかけ橋」ですね。

小銭をつかんだおじさんたちが
徒党を組んで「花嫁学校」に
行っていたといっていました。

はて!おじさんたちが面妖な!と
思わないでください。

「花嫁学校」とかなんとかいう屋号の
キャバクラかアルサロか
外国人女性がたむろする
売春バーのことでしょう。

そこで絵に描いたように行かなくて
夜明けにとぼとぼとこの橋を渡れば
「ひっかけ」られそこなった女性たちが
「シャワー浴びたい」とか
「眠くてたまらない」とかいって
寄ってきたそうな。

好みや容姿を問わないのなら
フツーのあか抜けない!
少女を抜けきらない若い娘が
「入れ食い」状態だったとか。

そんなエロ友だちのみなさん
仲よく鬼籍に入った今
詳細は不明です。

水府の川柳にある友人は
どんな人たちか知りませんが。



トムヤムクンも食べます。
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後はほとんど最初に食べているものばかり。

そんなに種類はありませんが
肉系の料理は思ったより多い。

タピオカ入りの
タイのミルクティがありました。
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ランチ終了。



「戎橋 白粉(おしろい)紙を 散らす恋

食満南北(けまなんぼく)の戎橋の川柳。

食満も水府といっしょに
川柳を詠んでいたときがあるそうな。

食満は十一代・片岡仁左衛門や
初代・中村雁治郎に脚本を提供していた人。

どハデな看板が
おおいかぶさってくる道頓堀。
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単に「道頓堀」といえばこの通りを指します。
水の流れている堀は
道頓堀川といわねばならないらしい。
変ですが常用語とはそんなもの。

法善寺横丁に抜ける浮世小路。
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柳のある店舗は
そばの「道頓堀 今井」です。

店舗の前に碑があります。
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「頬かむりの中に 日本一の顔
水府の代表作。

日本一の顔は初代・雁治郎ですね。

相合橋の北詰の句碑。
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「盛り場を むかしに戻す はしひとつ

食満南北の川柳です。

この碑の建立発起人。
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そうそうたるメンバーですね。

片岡仁左衛門も
中村雁治郎もいます。

もちろん!食満と
芝居を作っていた人じゃないでしょう。
昭和 36 年のことですから。

雁治郎は息子の二代・雁治郎のはず。
ちなみに当代は四代です。



(田辺聖子著/道頓堀の雨に別れて以来なり/)
(食満南北著/作者部屋から/)参照
(敬称略)
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