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赤目名物牛汁 へこきまんじゅう 瀧自慢 [食い逃げ未遂]

寒くて面白いものもなく
すぐなまけ心がもたげて
赤目四十八滝の(拙ブログ 2019/12/04
荷担滝(にないだき)から撤退して
入り口まで帰ってきました。

おお!牛汁(ぎゅうじる)ですかぁ!?
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このあたりの茶店や食堂には
牛汁の看板だらけ。

その中の「つたや」に
「牛汁は豚汁とはちがうよ ブヒッ」と
ありましたが。
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そりゃ!牛と豚とは違うでしょうけど。



それで関係もないのに
思い出すのが「芋煮」!

関西あたりにも知名度がある山形の芋煮でも
牛肉だったり!豚肉だったり。

一般的な山形の芋煮の材料は
牛肉!里芋!醤油。

山形も庄内地方なら豚肉!里芋!味噌。

ちなみに仙台あたりでも豚肉!里芋!味噌。

福島県の多くの地方では豚肉!里芋!醤油。

池波正太郎が秋田県で食べた
「芋ノ子汁」は鶏肉と里芋だったそうですが
なに味だったかは書いていません。

芋煮は東北だけではありません。
四国の愛媛あたりでは鶏肉!里芋!醤油。

島根県の津和野では鯛(たい)!里芋!醤油。



そんな考えなくてもいいことに
思いわずらいながら
貧弱な頭脳が想定したのが
豚汁じゃないのなら
豚汁の具はいっしょで
肉だけが異なる汁もの!?

牛汁セット(税込み 750 円)!?
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たぶん炒めた牛肉を具にした汁。
他には
ネギ(アサツキ?)の小口切りが少々。

豚汁のような根菜類は一切ありません。
芋煮の芋抜きのようなもの!?
ちょっと落胆。

味は濃い!
カレー風味の醤油味かも。
ま!ごはんはおいしく食べられますがね。



帰ろ。

この日はここまで
足場の悪い道を 12km ばかり歩いている上に
なまけものはおなかがくちくなると
勤労意欲がゼロ。
寝不足からどこかで休みたい。

バスに乗って近鉄・赤目口駅まで帰ろ。

げ!
つぎのバスは 1 時間後!?
歩いていましょうか。
寒い場所で待つより。

追いかけてきたバスに乗れば
少し運賃が節約できるかも。
くたびれていても!
さもしい考えには支配されています。



「へこきまんじゅう」の店舗はにぎやか。
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有名になっていますね。
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さつまいものあん!?
皮にもさつまいもが入っているようですが。
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プレーン味はひとつ税込み 200 円。



往路は寂しい古道をたどりましたが
帰りは現代の赤目街道(?)の車道!
舗装路をよたよた歩きます。

ほぼゆるやかなくだりばかりなら
風景を見あげる余裕も少し。
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人間の目には!
ま!脳が処理した映像には
もっと感動的な色合いなんですがね。
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しばらくは滝川沿いなんですが。

赤目四十八滝キャンプ場。
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このあたりの川床は
「オオサンショウウオの生息に配慮した」
「床固工群」だそうな。

よくは分かりませんが
魚道とオオサンショウウオの昇降路と
ふたつを施工しているのだとか。

くつろぐファミリー。
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かかしでしょうか。

どちらを向いても山ばかり。
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柿の実が赤い。

なんの菜!?
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アブラナ科の花が咲いています。



酒蔵に着きました。
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瀧自慢酒造。
面白い屋号です。

1 合瓶(税込み 235 円)を買います。
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赤目四十八滝の絵が描かれています。

1 時間で赤目口駅に着きました。
6km 覚悟で歩いたのですが
もう少し短かったのかも。

「へこきまんじゅう」を肴に
「瀧自慢」をなめて帰ります。
辛口の酒ですね。
あっという間に飲み干してしまいましたが。



(敬称略)
タグ:池波正太郎
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