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くじら橋 涙池 [わが街・大阪ブギウギ]

大阪メトロの瑞光四丁目駅から
東海道新幹線の高架を見ながら歩きます。

西に行けば
新幹線ならなん秒かで
新大阪駅に着きますが。

新幹線の新大阪駅を
当時の国鉄の駅やら
各電鉄会社のターミナル駅が集中する
梅田周辺に建設しなかったのは
場所がなかったと
自称・有識者がいっていましたが。

もし梅田周辺に造ったら
淀川を越えなければならなかったのですね。
それで終点ならいいのですが
さらに西へ進むには
すぐ!もう 1 度
淀川を渡らなければなりません。

すでに山陽新幹線のことを考えて
そんなめんどうなことを避けたのかも。

ホントのことは知りませんよ。

あいかわらず
非生産性のことばかり考えて歩きますね。



新幹線の線路際の瑞光寺に寄ります。

ここの地名やら駅名になった寺院ですが
有名な鯨橋(くじらばし)があります。
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鯨橋は通称で今!拝見すると
雪鯨橋が本名(?)でしたか。

欄干はクジラの骨で造られていて
それが積雪したように白いからですね。

すぐ近所に生まれたおじさんが
江戸時代には
今は石の橋板も鯨の骨でできていたと
教えてくれたような。

記憶は定かではありませんが。
その人はもう鬼籍に入っている
大昔に聞いたはなしです。

古い骨が置いてあります。
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骨ですから老朽化が早いのかな。



新幹線の線路からはずれて北に進めば
また 1 寺!古刹がありました。
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瑞松寺(ずいしょうじ)ですか。
山号は涙池山!?
あまり聞かない山号ですね。
なんと読むのでしょう。

平景清のゆかりの寺院らしい。

景清は平家物語に出てきますが
戯曲や伝説が多い人。

そのひとつ
誤って叔父(伯父という説も?)を殺害。

それに気づいて
泣きながら血のついた刀を洗った池を
名づけて涙池!?
それを山号にしているとは!いやはや。

涙池に行きます。
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小松公園になっていました。
水はどこにもありません。



阪急京都線の上新庄駅の北に着きました。
近くの墓地に眠る
知人の墓参をふと思いついたからですが。

なかなか殊勝なものです。
自分でほめなきゃ!だれもほめんぞな。

上新庄駅のにぎわいは
南改札口のほうに移ったらしく
北改札口の東側あたりは
商店街もなにも
悲しいほどさびれていました。

稲荷商店街には
閑古鳥の歌が聞こえます。
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アーケードの天井は破れて
冬の澄んだ青空が妙に清々しい。



駅の北の西側はさらに静かな住宅街です。

ぽつんと小さな(失礼!)居酒屋の
「日々草」がランチ営業をしていました。
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無難に「塩さば」定食をもらいますか。

お!いいじゃないですか。
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厚みのあるいいさばです。
それに私好みにちまちまと。

これで税込み 700 円でした。
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