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ロウバイの飛鳥 山田寺跡 イチゴのカレー [町道!街道!眠り未だ足らず]

2 月になりました。
飛鳥地方を歩きます。
橿原市と桜井市と明日香村の
境界あたりでしょうか。

手袋がないと吹く風が寒い。
寒いけど!どうしても
手袋が必要という寒さでもありません。

くすんだ冬の景色の中で
ロウバイ(蝋梅)の花が咲いています。
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飛鳥のそこここに出合う花はこの花ばかり。

「黄色」は春の花と
無知な私は短絡的に思ってしまいます。

ロウバイは晩秋から咲く種もありますが
俳句歳時記を見ると冬の季語なんですね。

あ!?
歳時記には「臘梅」の漢字!?

花びらが蝋(ろう)細工のようだから
「蝋梅」かと思っていたのですが。
「臘梅」の「ロウ」は「臘月」の「臘」!?
「臘月」は 12 月の異名。
つまり 12 月に咲く花だから!なんでしょうか。



記憶から抜け落ちている
山田寺跡を訪ねます。
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広いですね。
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礎石や基壇が残されています。
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栄枯盛衰!世のならい。
こんな巨大な寺院も宗教も
人気商売(!)なんですかね。
人の作った真理も教義も
冬の風の前にはちりのごとし。



すぐ近くの飛鳥資料館に寄ります。
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亀石があります。
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須弥山石も。
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飛鳥地方の
石造物(レプリカでしょうけど)が
ほぼみんなあるようです。

山田寺の発掘品や
部分的な再現が展示してありました。
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山田寺の仏頭。
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講堂の本尊だったそうですが
7 世紀のものがよく残っていましたね。



背中をまるめてとぼとぼ。

飛鳥坐(あすかにいます)神社の
門前にもロウバイの花。
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幼児から 100 歳老人まで
抱腹絶倒のセックス芝居の
おんだ祭(拙ブログ 2010/02/08)が
今年も催行されたはず。
その前日に歩いているので静かです。

飛鳥寺を門前で拝んで。
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万葉文化館に裏から入ります。
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工房跡等の発掘現場にも
ロウバイが咲いています。



館内のカフェ・レストランの
「カリオン」でランチにします。

明日香村の野菜を使った
カレーがここの名物(!)らしい。

今日は張り込んで
プレミアム明日香野菜カレーを!
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「プレミアム」がついていてもいなくても
ま!カレーはみな同金額の
税込み 1,300 円ですけどね。

地の野菜と生ハムの
サラダ風なものがのっています。

それにフルーツがいく種類か。
イチゴがおいしい。
カレーによく合います。

窓の外の梅の花がほころんでいます。
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万葉文化館の地下の万葉の世界へ寄ります。

仮面踊りの群れに入りましょうか。
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男女!それぞれ楽器を持って
合奏しています。
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ホントにこんな
優雅なことをしていたのでしょうか。

あ!この人たちと
知己のような気がするのは
昨秋に会ったばかりですね。
拙ブログ 2019/10/27



万葉文化館に裏から入ったので
表に抜けて帰ります。

だれも見ていないけど
ここにも梅の花が咲いています。
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今年は春がくるのが早いのかも。
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