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ハチ公物語 串物語 [活動写真]

政治が悪いのか
ただ私の行状!いや!働きが悪いのか
食品が右も左も値あげつづきで
どんどん懐中から
乖離(かいり)して行きます。

商店街で買ういつもの焼き鳥も
高価になりましたが
それでも皮焼き 1 串 60 円(税込み)とは
ありがたいほうです。
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丼ものは日ごろあんまり食べません。
嫌いではないのですが
なにより白いごはんを
白いままで食べるのが好きだからです。

今日は魔が差して(?)丼なんぞを。

焼き鳥の皮を串から抜いて
酒とだし醤油と砂糖を
少し煮詰めた中に入れ
ごはんに
焼き鳥といっしょにくれたたれをかけ
青ネギを敷いた上にかけます。
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鶏皮丼です。



旧聞に属しますが
ある焼き鳥店店主が
焼き鳥は
「串からはずさないで食べろ」といい
物議をかもしたことがあったような。
(朝日新聞デジタル 2016/12/19)

私たちがハイキング帰りなんかで
飲み屋にくりこむときには
予算が少なく!
老若男女で好みがいろいろなので
多品種の肴がほしいのです。

例えば 5 人いるとき
焼き鳥は 3 本だけ注文して
すかさず!仕切り屋のおね~さんが
串を抜いてバラバラにし
「ひとり 3 片ね」なんて宣言。

それに文句があります?!

串を持って食べるほうがおいしいとか。
そのために串の先と根元では
肉の大きさや形!
塩分量を変えているそうな。

冷凍の焼き鳥でもそうなのでしょうか。



映画「ハチ公物語」では
渋谷駅(澁谷駅かな)の前の
焼き鳥屋の山城新伍(留さん役)が
焼き鳥の串を抜いて
ハチ公にやっていました。

ん!?
ハチ公は酔っ払いのくれる
焼き鳥を串ごと食べ過ぎて
串が内臓に刺さって死んだのでは?!

映画館「シネ・ヌーヴォ」で
八千草薫の追悼特集(2020/02/08 ~ 28)が
ありました。

私は「ハチ公物語」を見ただけですが。
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すごいですね。

100 席もないコヤですが
たいてい十数人!
あるときは 10 人も入っていないことも。

それが!
この日は 80%ほど埋まっていました。
大相撲なら満員御礼の垂れ幕が出そうです。



ハチ公は忠犬といわれていますが
特別な「忠犬」だったのでしょうか。

犬のリード装着も散歩のルールも
いい加減な 100 年前の犬は
自由に主人の後を追ったり
迎えに行ったりしていたのでは。

ハチ公が渋谷駅に行くのは
主人を待っている間に
駅前の屋台の酔客が投げてくれる
焼き鳥を食べたかったのでは。

それなら主人が死んでも行きますよね。
焼き鳥めあてに。

それが特別な忠犬に見えたといったら
叱られますか。



この映画の製作者の
奥山和由プロデューサー(下掲画像・左)は
脚本の新藤兼人は
「蔵を建てた」(大金を得た?)といいます。
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新藤は「原作者」の明示にこだわったとか。

結果!映画がヒットし
脚本料だけではなく
大枚の原作料も入ったのだそうな。

やっぱり!
ほんの少しの実話を
大勢の観客がくるように創作したのですね。

その脚本!恐るべし!



(敬称略)
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