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動物園前駅の朝食 2020/06 [朝食 モーニングサービス]

大阪メトロ(地下鉄)の動物園前駅は
御堂筋線と堺筋線とが交差しています。
駅がL字型になっています。
地上からは見えませんが。

「駅をあがったところで」待ち合わせという
おばちゃんたちが騒いでいたりします。

L字の東の端っこか!南の端っこか
はたまた曲がり角のところかで
相当離れた出口になり!
互いに電話で怒っていたり!
ま!私の周囲は楽しい人ばかり。



その駅の東の端っこの出口からあがった
ジャンジャン横丁。
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アーケードの屋根が開いています。
開閉可能なんですね。
知らんかったけど。
というより関心がなかったけど。

新型コロナウイルス禍のためか
朝が早いからか知らんけど。

「ミックスジュース発祥の店」と
書かれているのは「千成屋珈琲」です。
blog02千成屋珈琲.jpg

「ハッピーモーニングサービス」は
税込み 500 円。
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ミックスジュースがコーヒーに代われば
100 円安い。



L字の角から出て
路面電車(阪堺電軌)を横切れば
スズメより早く起きている食堂があります。
blog04大寅食堂.jpg

「大寅食堂」です。
そんな早朝から飲んでいる人もいます。

豚汁定食をもらいます。
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大きなだし巻きと
小鉢(この日は牛肉の煮もの)つき。
税込み 500 円。

朝のメニューという訳ではなく
豚汁定食はいつでも注文できるようです。



堺筋に出ると
日傘の置かれている店舗がありました。
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「モーニング & ランチ」の
のぼりがありますが
なんという店舗でしょう。
ごてごてしていますね。

「宮本むなし」ですか。
それとも「KAMA PUB」!?
ん!?「かまぱぶ」?
オカマさんの集会する場所?!

入店してみれば
小さいけれど舞台があります。
blog07Donna Lee.jpg

「西成ジャズ」
「Donna Lee」と書いてあります。

一番安い(税込み 400 円)
「BREAK FAST」を食べます。
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夜には演奏があるのかも知れませんが
朝はフツーの喫茶店と変わりませんね。



動物園前駅の東の端から
南に延びているアーケード街の入り口に
「香豆里珈琲館」があります。
blog09香豆里珈琲館.jpg

「CAUSERIE」とも
「コーズリー」とも書かれています。

大きな喫茶店!?
見えているところがすべての長さでした。
奥行きはない?!
逆うなぎの寝床!?

「モーニングセット」はひとつ。
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税込み 400 円。



「香豆里珈琲館」から
アーケード街「動物園前一番街」を
少し歩きます。
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朝は人通りがなくても雰囲気は
「こてこて」のディープな街です。

みずから「ディープ」と宣言しています。
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商店街を横切る南海電鉄の天王寺支線跡に
ノウゼンカズラが咲いていました。
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もう盛夏ですね。
タグ:廃線
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かやの木の田舎定食 久安寺のアジサイ [食い逃げ未遂]

久安寺(大阪府池田市)の楼門の前に
アジサイが咲く季節。
blog51久安寺.jpg

ここからは入山できません。

拝観受けつけのある
本坊の前に回ると大勢の人。
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休日だからでしょうか。

私も仕事を休んで(!)きました。
平日!さぼってばかり。
勤勉なフツーの人とはほど遠いので
休日はせめてフツーの人のように
休みます。
なんか!変ですか。
問題あります!?

池にアジサイの花を浮かべています。
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紅葉の名所なんですが
アジサイの花の季節には
今まで訪問したことがないような。

アジサイの名所は数々ありますが
この山奥の古刹まで人はこないものと
安易に考えて!やってきたのに。

この多くの参拝者!

「新聞に載っていましたよ」
「最近!よく報道されているよ」

賢姉・大兄がメールしてきました。
早くいってよ。



あわてても仕方がありません。
ランチを先にしましょう。
ハラが減っては戦ができませぬ。
ただ!食い意地が張っているだけですが。

久安寺に接している
「かやの木」に入ります。
blog54かやの木.jpg

落ち着いた雰囲気の
このあたりでは大きな店舗です。
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「田舎定食」をいただきます。
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こんにゃくの田楽!冷たい山かけそば!
揚げの巾着の煮もの!等々。

税込み 1,300 円だ!どうだ!
ひとりで自慢げに
「どうだ!」といってもねぇ。



あらためて久安寺に入ります。
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雨が降ってきました。
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暗い。

アジサイの名所でよく見られる
これでもかというほど
花がおおいかぶさってはきません。
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広い境内にほどよく咲いています。

この日は青色の花にたくさん会いました。
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雨とアジサイとカタツムリ。
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なんだか落ち着きます。

雨がやんだのですが
すると!人も多くなりました。
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雨が降っていたほうが
この寺には似合います。
私が好きなだけかも知れませんが。
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宇治の初夏 黄泉の国の乳首の森 [町道!街道!眠り未だ足らず]

仏徳山の展望台から
宇治川の向こうの平等院を見ながら
休みます。
blog01仏徳山.jpg

ここには屋根があり!トイレがあり
風があり!季節があり!
昼間はとぎれない程度に
ハイカーや観光客がやってきて
寂しくありません。

食べもの!飲みものの販売はないけど
ここでホームレスをしてもいいかな。

といっても
せわしない人生は 1 時間も待てず
下に見える
道元の道場の興聖寺に向かって下ります。
blog02興聖寺.jpg

もうわずか 1 日でも
坐禅をする気力はないですが。
いや!気力より
修業するには体力も必要です。

それで興聖寺は通り過ぎて
参道の「琴坂」をくだります。
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水の流れが琴の音に聞こえるのじゃなく
言霊(ことだま)が聞こえる坂だから
ことざか!
美しい漢字で書けば琴坂。
とみなさんにいってきましたが
それは私の勝手な解釈ですから!ご用心。

吸い込まれそうな急流。
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魅入られて!しばらく足をとめます。
今に吸い込まれるでしょう。

宇治発電所の放流水です。
昔は釣り人がたくさんいたのですが。



恵心院に寄ります。
ホタルブクロの咲く季節ですから。

門前で待っていてくださる
弘法大師の後ろに半夏生が白い。
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あれ!?
blog06恵心院.jpg

このあたりにホタルブクロが
いっぱいなかったですか。

本堂もなにごともなく。
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水子地蔵の風ぐるまは動きません。
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今はアジサイの季節。
そんなに広くはないけど
丁寧に手入れされた花園があります。

探せばいくつか
ホタルブクロが咲いていましたが。
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頭をあげれば
ヤマボウシの若い実が並んでいます。
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やがて赤く色づきます。
黄泉(よみ)の国の乳首の森のようです。
黄泉の国にまだ行ったことはありませんが。

四阿(あずまや)に
はだしになって座ります。
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今日の坐禅は
このくらいで勘弁してもらいます。

前に見える煙突は
たぶん!煎茶器の「朝日焼」の窯元。
その向こうに平等院があるはず。

ここにきたときだけ
稲垣足穂を思い出します。(拙ブログ 2018/06/16

まったく理解できない人でありながら
どこか羨望の念が消えないのかも。



朝霧橋を渡り
宇治川のふたつの島!橘島・塔の島へ。

趣のある石垣で護岸ができましたね。
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あ!ここで誕生したウミウ(海鵜)が
増えています。
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鵜飼いのウが産卵して!孵化して!
育ったところは他にもあるのでしょうか。

宇治川左岸を歩き
平等院を盗み見します。
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今日は垣根の間からよく見えます。
よいこはマネをしなようにね。



この街のメイン通りの宇治橋通り。
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ん!?
こんなに広い通りでしたか。
いつも狭くて窮屈な思いをしていたのですが。

拡幅したようにも見えませんが。
なにかずっと今日の私の感覚はおかしい。

「もぐもぐベーカリー」で
パンを買って帰ります。
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宇治にきたのですから
緑茶と抹茶の入った食パンを。
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茗香(めいこう)と命名されていました。
税込み 410 円。

お茶の自販機には宇治茶ばかり。
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(敬称略)
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いや!イヤ! ぽん!ポン! [はなしのはなし 食えぬ梨]



「三太夫さま!ありましたか。

あ!乳母(めのと)のお里どの」
この小鼓(こつづみ)では」
いかがでござろうか」

「それはたいそう立派なもの。
「さぞ若さまが喜ばれることでしょう。

12 歳にもなられたのに」
武芸にも乗馬にも興をおしめしにならず」
おにんぎょ遊びやら毛虫集めばかリ」
それが急に鼓に関心を持たれるとは」

「いいではありませぬか。
「これで少しはおとなになられるかも。



「じい!どうじゃ?

鼓の家元からひとつゆずってもらいました」

「おお!これじゃ!先日の月見の宴で
「鳴らしていたものじゃな。

御意」

「ところであのものたち
「イヤ!イヤ!といいながら打っておったが
「イヤならやめればいいものを
「どういうことじゃのう。

あれはそうではございませぬ」
ヤ~!というかけ声に存じます」
かけ声に個性がございまして」
イヤとかウヤとか聞こえるのでございます」

「さようか。
「では打ってみよう。

(コ)
(コッ)

「なんじゃこりゃ?!
「壊れておるぞ。
「これは “パチもん” であろう。
「どこの “バッタや” で買ったのじゃ。

若さま!お身分をお考えあれ」
パチもん(贋作)とか」
バッタや(偽物安売り店)とか」
西田辺駅の裏の」
創業以来保健所に叱られている某居酒屋の」
身も心も懐中も不健康な客どもが使うような」
大坂(おおざか)弁は使ってはなりませぬ」

「しかし!鳴らぬぞ。

かけ声もろとも」
強く打たねば鳴りませぬ」

「そうかぁ。
「イヤ~!

(ペシャ)

「イヤ~!

(ペシャ)

「イヤ~!いや~!イヤ~!

(ペシャ!ぺしゃ!ペシャ)

「あああ!指が痛い!
「腫れてきたのに!ちっとも鳴らぬ。

少しはお休みください」
半刻(はんとき)も」
打ちつづけてはなりませぬ」

「いや!やめぬ!鳴らしてみせようぞ。
「左手で売ってみよう。
「イヤ~!

(ペシャ)

「イヤ~!いや~!イヤ~!

(ぺッ!ぺっ!ペシャ)

「両手の指が全部腫れて!血が出てきたわい。



「ああ!鼓の音を聞いていたい。
「C D を買って参れ。

とはなりません。
C D もレコードもない時代ですから。

馬回り役の新之助が少し心得があるようです」
お殿さまにお願いして」
新之助を若さまづきにしたらいかがでしょう」

「おお!さっそくそうしよう。

新之助が 1 日中
イヤ~!ポン!イヤ~!ポンと
たたいておりますと
城中からクレームが出ました。

時間を決めてたたけ。
必要以上に鳴らすな。

しかたがございませぬ」
しばらくは連絡用に鳴らしたらいかがかと」
“茶” を所望されるときはひとつとか」
だれかを呼ぶときには 3 打ちとかと決めて」

「不本意ながら!そういたすことにしよう。

若さまが「茶」といえば
隣の間の三太夫が「イヤ~!」と叫び
さらにつぎの間の新之助が
「ポン!」と鳴らします。

「ポン!」が聞きたいので
若さまはしょっちゅう
なにかを所望しております。



「三太夫!どうじゃ。
「猪熊丸(いのくままる)は。
「強い名前をつけたのに
「おにんぎょ遊びばかりじゃ情けないぞ。

若さまは日々ご成長されておられます」

「余ももう 54 じゃ。
「40 過ぎて初めてできた男の子じゃ。
「それまで 16 人女の子ばかりだったのぉ。

「それはともかく
「来月にでも元服させて
「お家を継がせようと思うのじゃが。

それはそれはおめでとう存じます」

「さっそく段取りをいたせ。



若さま!元服されたら」
もうこどもじゃございませぬ」

「うん!心得た。

毎晩!お家のために」
夜伽(よとぎ)をしなければなりませぬ」

「そりゃ!なんじゃ?

女の人と寝ていただきます」

「お里のような乳母とか。

そんな大年増とは寝るのではありません」

西田辺駅の裏の」
創業以来保健所に叱られている某居酒屋の」
身も心も懐中も不健康な客どもの中に」
年上の女性としかセックスできない」
というものが 3 人いますが」

いずれも還暦を越えているかれらの」
年上の女性とは!なん歳でしょう?!」
考えるのもおぞましい」
おぞましいことと肝にお銘じください」

大年増はこどもができかねます」
若い女と寝てこどもを作らねばなりません」

「そんなめんどうなことはじいがやれ。

お殿さまのお役目のひとつです」
元服の夜にはさっそく」
お添臥(そいぶし)がいらっしゃいます」



お家の都合で!数えで 13 歳の元服。

6 歳のときから奉公している商家の丁稚なら
12 歳ともなれば
一人前に卑猥なことをいいますが
深窓の若さまには教育をせねばなりません。

若さま!この絵をご覧なされ」
女のあそこはこんな風でございます」

「なんじゃぁ!モモンガぁの仲間かぁ!

動物のモモンガは
手のひらにのるほどの愛らしいもの。
形はおなじでもムササビは
中猫くらいあります。

しかし!モモンガという
夜間に飛ぶ妖怪がいるようです。
強いていえば大きさから
妖怪にはムササビのほうが近いのですがね。
動物のモモンガには迷惑なはなし。

「女のあそこは余の顔より大きいのか!?

これは誇張して描いております」
実物はもっと可愛いものです」
若さま!お里どののあそこをご覧あれ」

お里どの!お願いしますぞ」

「やっぱり!モモンガじゃないか!

養君に性教育するのは古代から
乳母の努めでもあったようです。

そして覚えの悪い少年には
乳母は自分の体で練習させていたのですな。

たとえば!乳母で初体験をした天皇は
後深草天皇をはじめなん人も
記録が残っていると!その昔!
ガッコーの教科書にありませんでしたか。

高倉天皇とか花山天皇は
乳母にもう夢中になって!妊娠させています。
これらは受験勉強で覚えたもんですなぁ。

さあ!若さま!」
お里どのの中へ入れて稽古をなされ」
上になったらあせりは禁物ですぞ」

あ!もっとごゆっくり」
いや!それでは遅すぎます」
こういたしましょう」
じいと新之助のイヤ~!ポンに合わせて」
お腰をお振りなされ」



こちらは若さまの母君さまの実家。

「お城から猪熊丸さまの元服の夜の
「お添臥(そいぶし)の依頼がきた。

わが家は三十石七人扶持の低い身分ですのに」

「妹が側室になって産んだ若さまじゃ。
「元服のお添臥は母方から出すならわしなので
「身分は低いがそうなったのであろう。

「娘のヨリ子に行かせよう。

「ん!なに!?
「剣術道場の山籠もり鍛錬に行ったと?!

「ほんとになにを考えているのやら。
「もう 19 歳なのに色気もなく
「男といっしょに武芸のけいこばかリ。
「池波正太郎の剣客商売の三冬のようじゃ。

「今から呼びに行っても間に合うまい。
「それにすなおに添臥に行くとはいうまい。
「ああ!困ったのぉ。

お屋形さま」

「なんじゃ!奥。

身代わりに、、、!」

「身代わりにそちが行くというのか。
「なかなかの賢婦である。
「なんなら!もうずっと
「お城にいすわってもよいぞ。

養子のクセによくもまぁ!」
元の足軽の五男に」
もどっていただいてもかまいませんがね」

「ごめんちゃい。

お勝手の下働きの」
ヤリ子はどうでしょう」
ひと夜寝るだけですし」
名前も顔だちも年恰好もヨリ子に似ております」



「ヤリ子!いつも身を粉にして!エラいぞ。

とんでもごぜ~ません」

「金儲けの口があるのじゃが。

大川の冷たい水で大根洗いかね」

「そんなもんじゃない。
「ひと晩 1 両でどうじゃ?!

やめておきます」
そんな給金の高い仕事」
3 K (きつい!汚い!危険)に違いねぇ」
米俵かついで山に登るとか」
漬けもの石をひと晩抱いておるとか」

「きれいな仕事じゃ。
「ふかふかのふとんで寝るだけじゃ。

そんだらええ仕事なら」

「おまえは男を知っておるのか。

あれまぁ!だれでも知っております」
人でも猫でも犬でも」
キンタマぶらぶらさせておるのが」
男でごぜ~ます」
特にタヌキはよく分かります」

「そうではない!
「おまえは生娘かえ?

はぁ?きむすめとはどういう娘で!?」

「裸で男と寝て!股のものを
「くっつけあったことのない娘じゃ。

それなら生娘でごぜ~ます」
ここ 3 日ばかり生娘」

「どういうことじゃ。

4 日前に」
おら!ヤだというのに下男の六助が」
50 文やるからしようと押さえつけてきた」
みんな 100 文はくれるのに」
ケチなやろうでごぜ~ます」

その日は予約がなかったので
ま!少しでもないよりはましかと思い」
しました」
そんだら終わってから」
40 文しかないというのでごぜ~ます」
とんでもないやろうでごぜ~ます」

どうか給金から引いて!こちらにくだされば」
ありがたいのでごぜ~ます」

「けしからんやつじゃ!
「よしよし 10 文!いや 60 文さっ引いてやるぞ。



ヨリ子になりすまして
ヤリ子が添臥に行くことになりましたが。

「しゃべると都合が悪い。
「下女ということがバレる。
「恥ずかしそうにうつむいて “イヤん”
「“イヤ!イヤ!” とだけいっておれ。

「だがな!添臥であるから
「まだこどもの若さまを導かねばならん。

「“イヤん” といいながらも
「若さまのイチモツをもてあそべ。
「こすったり!頬ずりしたり!
「しゃぶったり!やさしくな。

「消極的なふりをして
「積極的に交わるのだ。

あれまぁ!そんだら難しいこと」
できますかなぁ」
お屋形さまのもので」
稽古させてくだせ~まし」

「してみるか!あ!いや!
「奥がいる前で!なにをいわせる。



元服の式次第は進んで夜になり
いとこのヨリ子と思っているヤリ子に
若さまはしがみついて
鼓のリズムに合わせております。

(イヤ~!ポン!、、、、、、、いや~!ぽん!)

(若さま!あせってはなりませぬ)」

(いや~!ぽん!、、、、、、、イヤ~!ポン!)

(ゆっくり!確実に攻めましょうぞ)」

、、、、、、、、、イヤ~!ポン!

(ああ!なんじゃ!この中途半端さは)」
(このまどろっこしさ)」
(ヘビのナマ殺しじゃ!)」

(ああ!もうがまんできぬわい!)」

イヤん!」

イヤ!いや!イヤ~!いや~!」

これ!早打ちにいたせ!」
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三輪明神 御田植祭 2020 [猫も歩けば棒立ち]

早乙女がいます。
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三輪明神
大神(おおみわ)神社(桜井市)の
「御田植祭」です。
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毎年 6 月 25 日催行。

忙しい身なので(ウソついてすみません)
だいぶ遅れて着きました。

神饌田(しんせんでん)あたりに
人の気配を感じられず
もう終わっていると思ったのですが。

静かなのは
例年のようなギャラリーがいないのですね。
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報道関係者が数人。
一般客も数人。
あとは神社関係者ばかリ。
新型コロナウイルス禍の影響でしょうか。



例年!おはやしはどうでしたか。

今日は太鼓をひとつ鳴らすごとに
1 列植えています。
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昔から田植えは
「お祭り」騒ぎなんですよね!たぶん。
笛や太鼓を奏でたり!舞ったり。

江刺市(現・奥州市か)の
田植え歌を見つけました。

「夜這いして
「おがちゃんに あたまはたかれた
「おそろしや
「やきめしほどのこぶできた

と!ひとりが歌えば!つづいて

「それはうそ
「かまざるほどのこぶできた

と!アドリブで返していたとか。

さらに別の人が

「それはうそ
「たねやまほどのこぶできた

と!どこまでも
即興でつづけて行くものらしい。

こんなときには
「夜這いして」のように
猥褻(わいせつ)な歌詞でなければなりません。

いや!今はひんしゅくを買うような歌詞も
昔は健康的だったのです。

「ひんしゅくを買う」のがおかしいのかも。
だれかが世論を誘導しているのかな。



日が照り出しました。
暑い。
農作業は汗の中。


鋤禾日当午
  いねをすいて ひ ごにあたる
汗滴禾下土
  あせはしたたる かかのつち
誰知盤中餐
  たれかしらん ばんちゅうのさん
粒粒皆辛苦
  りゅうりゅう みな しんくなるを


唐の李紳(りしん)の憫農という詩。

米の 1 粒 1 粒みんな農民の汗の結晶。
ごはんをいただくときには感謝しましょう。
そんな内容でしょうか。
1 世紀前の「修身」の教科書のよう。

すでに 1,200 年前の
中国にあった考えでしょうか。

なんて!不謹慎にも
汗もかかないで思っていたら
田んぼ 1 枚植え終わりましたね。
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久延彦(くえひこ)神社横の
ささゆり園を通り帰ります。
ささゆり園は
表参道のそばのほうが広いのですが。

いく本かまだ咲いています。
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奈良市の率川(いさがわ)神社の
三枝祭(さいくさのまつり)は
別称・ささゆりまつり。

そのときにはここのササユリを飾ります。

毎年 6 月 17 日に催行ですが
今年は新型コロナウイルス感染拡大の中
たしか!中止だったと
アラフォー(around 40)の
おね~さんがいっていたような。

色気づいてオトコと行ったのかな。
田植えでもさせて汗を流させて
根性を入れ替えさせなければ。



二の鳥居前まで降りてきました。

鳥居横の「森栄進堂」で
素麺の「ふし」を買いますか。
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素麺のふるさとですから
いたるところで売っていますが
ここの「ふし」が安いと
違うアラフォー女史がいっていたような。
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せっかくですから拝殿に参ります。
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6 月 30 日の
夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の
茅(ち)の輪ができています。
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田植えのときには照っていたのに
にわかにかきくもり!
傘を突き破るような雨が落ちてきました。

戦意喪失!逃げます。
JR三輪駅に向かいます。

雨宿りを兼ねてランチして行きますか。
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「万直し 本店」!?
なんと読むのでしょうか。
ちなみに駅のそばにも
おなじ名前の店舗がありますが。

冷やし素麺と柿の葉ずしの定食。
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税込み 890 円。



JRから近鉄に乗り継いで帰っていたら
雨が!?
あがってきました。
あわてて帰ることもなかったですね。



(野坂昭如著/にっぽん春歌紀行/)
(石川忠久著/夏の詩 100 選/)参照
(敬称略)
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