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幻の柴島晒堤 1g 1 円のバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

大阪市水道局の水道記念館にきましたが。
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柴島(くにじま)浄水場の中にあります。
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警備員が入場を拒みます。
浄水施設に
悪いことをしにきた顔に見えますか!?

ま!見える顔かも知れませんが。
顔で判断するなよ。

おら!これでも大阪市民だべ。
市民税をなん年も払っているんや!
10 年ぶりに発奮してお勉強しにきたのに。

暑い!
熱くなっても悲しい。



とぼとぼ歩いて淀川の堤防にあがり
阪急の千里線の
淀川を渡る鉄橋の下で冷静になりますか。

電車の音がやかましいけど!涼風あり。

朝は多少涼しいのか
ワンコの訓練する人!
芝を刈る人!
ジョギングをする人!
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みんなすごいですね。



右岸をさかのぼります。

なんでしたやら。
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淀川大堰(よどがわおおぜき)でしたかも。
暑くて脳がゆだってきています。
この堰(せき)のあちら側に
大川が分流しているはず。
昔の淀川ですね。

柴島晒堤(くにじまさらしつつみ)が
あったあたりかな。
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木綿などをさらして
芝生の上で干していたらしい。

日本で有数の晒し場。
見渡すかぎりの木綿の海。
300 年に渡った一大産業だったようです。

どんなさらし方法だったのでしょう。
ま!強いて知りたくもありませんが!
暑いので。

当時はこんな高い
スーパー堤防ではなかったのでしょうけど。

じゃっ!ジャッ!じゃっ!の大音響に
チョン!ギ~!ちょん!ぎ~!が
和して(?)います。

朝のクマゼミが歌ってから
昼のキリギリスに交代すると
漠然と思っているのですが
ここは歌ったもん勝ちの様相。

柴島浄水場のなにかがあります。
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ま!なんでもいいです。
怒っているんやから。



堤防の下にバス停がありました。
バスに乗って帰ろ。
だれも見ていないと
すぐラクなほうに傾きます。
帰って仕事をすべぇ。
仕事があればね。

バス停の前に
マンモス・マンションがあります。

その地下か 1 階か知りませんが
商店街があるようです。
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すごいですね。
そんな便利なところに
住んだことがありません。

でも!やっぱり
遠くても
安売りスーパーに行くのでしょうね。
貧乏人は変わりませんか。

「ばんざい 東あわじ」!?
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「おばんざい食堂&お弁当」とな。

のぞいてみましょうか。

暗い!
穴倉みたい。
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営業しているブースが少ないのかも。

ここ!?
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なんだか場違いのような(失礼!)印象。
放課後に児童の集まる場所のような。

1g 1 円。
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おかずが 10 種類ほど。
ごはんが 3 種類かな。

最初に弁当箱を 200 円で買って
それに
詰めて!測って!持って帰る!システム。
次回からその弁当箱を持参するのですね。

とったぜい!
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392g 。
案外!遠慮がちなんですね。
お育ちがいいもんで。
1g 1 円に消費税がかかりますが。

こども用の書籍(漫画かな)に
囲まれてイートイン。

行きずりのものが弁当箱を返却すれば
箱代は免除してくれました。
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大正駅の朝食 2021/07 [朝食 モーニングサービス]

大正橋は木津川に架かっています。

橋の上から北の上流を見れば
右手のほう!
東から道頓堀川が流れ込んでいます。
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西に尻無川が分流しています。

つまり!ここは川の十字路。
昔は運河だらけ。
ほんのこの前まで
いろんな川があって
そして!なくなった結果かも。

「大阪くらしの今昔館」にあった
大正 12 年(1923)の地図を見ると
初代の大正橋が描かれています。
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今の橋は 2 代目です。

ベートーベンの「第九」の
音符(らしきもの)が大正橋の欄干に
ピアノの鍵盤(模様)が路面に
メトロノーム(模様)が車道との境の歩道に
デザインされています。
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その昔!この周辺は無橋地区。

でも!この架橋計画に
大反対したのはガス会社。

なぜか!市長が辞職させられ
大正 4 年(1915)に竣工。

直後!橋の設計者が芸者と心中。

演歌師が
大正橋の「おどろおどろ」を歌います。

歌が有名になるほど
大正橋の揺れが大きくなりました。
呪いの橋です。

ついに落下しそうになったので
昭和 49 年(1974)に
架け替えられたのです。知らんけど。

渦巻く数々の怨念と!その演歌を
力強い「第九」で
押さえ込もうとしています。

あ!このはなし!一部!
私の創作をはさんでいます。
他言は無用に願います。



下流を見れば木津川橋梁。
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今はJR大阪環状線の鉄橋ですが
地図にある
当時の鉄道会社はなんでしたやら。
大阪環状線は
いくつかの鉄道会社の路線を
つなぎ合わせて丸くなっています。
にわかに信じられないことですが。

橋の右に大正駅があり
さらに進めば
尻無川の岩崎運河橋梁を渡ります。
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ガス会社は今もおなじ場所にありますね。
大阪ドームの威容は新しいですが。

岩崎運河!?
尻無川ではないのですか。
木津川から橋梁までは岩崎川でしたか。

尻無川の上流は埋め立てられています。



大正橋のたもとに
喫茶店「来夢(らいむ)」がありました。
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早朝 6 時から営業。
「モーニングサービス」は税込み 450 円。
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JR大正駅の地下に
大阪メトロの大正駅が
直角に突っ込んでいます。

大阪メトロの駅を南に出てすぐ
喫茶店「サンダー」があります。
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「モーニング」は 6 種。
税込み 420 円から 500 円。

玉子サンドは 500 円。
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サンダーの前は
大正通りという幅員のある道路。

サンダーの向かい側!
つまり!東側を南下します。
朝はそちらに影があるので
多少なりとも涼しいので。

「カフェド野杏(のあん)」に入店。
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ここも朝が早い。
6 時にはオープンしているそうな。

税込み 370 円の
「モーニングサービス」をいただきます。
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大正駅から朝の影の中を歩いて 8 分。
喫茶店「URARA(うらら)」があります。
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ここは 7 時から開店しているそうな。
大正区のどの店も朝が早いんですね。

「モーニング」は 6 種類かな。
みんな税込み 400 円。

シナモントーストを食べました。
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土用の丑の日 かば焼きはどこから [絵に描いたどじょう地獄]

土用の丑の日です。
街を歩けば
「うなぎ」「鰻」「ウナギ」とやかましい。

うなぎといえば
あの匂いと!あの味!
醤油と砂糖と!
酒や味醂(みりん)も混じった!
その焦げる匂い。

この!日本人のほぼ共通した認識は
いつごろからのこと?!

有名になったのは
平賀源内(1728 ~ 1780)が作った
広告からだとか
大田南畝蜀山人(1749 ~ 1823)の
狂歌が元だとか
まことしやかに
喧伝(けんでん)されてはいますが
かば焼きが今のような形になるには
醤油と砂糖の普及が必要だったのでは。



水戸光圀(徳川光国・のち光圀)は
たいそう食通で!酒豪で
さらに甘いものが大好物だったそうな。

甘いまんじゅうを
人にも贈って喜ばれていたのは
砂糖が貴重品の時代だったからでは。
たぶん!元禄(1688 ~ 1704)のころ。

砂糖は仏教伝来のころには
到来していたとも思われますが
奈良朝のときには確実に
やってきていますね。

しかし!庶民が
見られるものでもなかったのですね。。

それからの歴史には不調法ですが
江戸時代になったときには
「唐三盆」にならって
「和三盆」が生産されていたはず。

時代は水戸黄門より 100 年さがって
文化 9 年(1812)の「四十八癖」に
「味醂と白砂糖を使った料理だから
「お寺さまで食うのはうまい
というセリフがあります。

やっぱり!砂糖は
そう手軽に使えるものではなかったのかも。

おなじときの「浮世床」には
「おらんだようかん!本ようかん
「最中まんじゅうに羽二重餅
なんて売り声が出てきますが。

菓子ひとつ 24 銭(文)だとか
32 銭だとかいっているので
安くはないですね。
髪結い床の払いは 28 銭ですからね。



はなしをうなぎにもどします。

寛永 20 年(1643)刊行の
(寛永 13 年版もあるようですが)
「料理物語」の中に
「うなぎ」のメニューがありましたが。

なます!さしみ!すし!かはやき!
こくせう!杉やき!山椒やき!

「かはやき」は「かば焼き」でしょうか。

しかし!料理物語には
醤油が出てきません。
砂糖は菓子の部にあるだけです。

調味料は生垂れ!垂れみそ!
にぬき!いり酒!だし酒!等。
ま!塩とみそと酢はあったのでしょうけど。

それに川魚の料理に
やたら!さしみとなますが出てきます。

うなぎの刺し身!?



今も
今といっても 40 年以上前の
読売新聞に連載された記事の中に
「うなぎの刺し身」がありました。

大分県の日田というところの名物らしい。

うなぎを切って!湯引きして!
三杯酢で食べていました。

食べた記者は「渋い」といいます。
渋いのが「味」なのかも。
一般の人が好む味でもないような。



しからば!
他にかば焼きではない
うなぎの食べ方があるのでしょうか。
100 年ばかり前の様子を
聞いたものを見ましょうか。

岐阜県の南濃 輪中では
醤油と砂糖で「煮て」います。

奈良県の十津川や
徳島県の那賀奥では
砂糖を使わないで
焼いて醤油だけつけていました。

琵琶湖のある滋賀県には
いろんな食べ方が伝承されているようです。

琵琶湖沖島では
大きなうなぎはゆでて
「じゅんじゅん」にするとか。
「じゅんじゅん」というのは
「すき焼き」風な鍋料理です。

沖島にはうなぎのだしで作った
素麵があるとか。

夏を過ごす漁船の上では
うなぎを開いて!ひと塩をして!
干しておくそうな。

その干もので作るおじやは
舟で食べる最高のごちそうといいます。

ちなみに「かば焼き」では
「いわとこなまず」が一番おいしいとか。



念のため
近所の干もの専門店を見たのですが
さすがに「うなぎの干もの」はないですね。

ま!年中食べられる昨今。
うなぎを丑の日に食べなくてもいいです。

土用餅でも食べますか。

と!思ってスーパーをのぞいたら
うな重が!案外!安い!
「うなぎちらし」はさらに安い。
税抜き 399 円。
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「うなぎ」を食べて
食後に土用餅も食べられて
ドリンクつきで千円札でお釣りがきて
貧乏人は「よし」としましょう。



(小菅桂子著/水戸黄門の食卓/)
(浮世床 四十八癖/本田康雄校注/)
(農山漁村文化協会/日本の食生活全集/)
(読売新聞編/たべもの紀行/)参照
(敬称略)
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万博記念公園のひまわり 土用の丑の日 [解語の枯れ尾花]

ひまわりが咲いています。
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みんな後ろ姿!
「太陽の塔」のほうを向いています。

ということは!あちらが東ですか。
咲いたら「日回り」しませんね。

万博記念公園の
ひまわりフェスタ(2021/07/17 ~ 08/09)が
自然文化園の
「チューリップの花園」で開催中。

季節ごとに
いろいろな花が咲き乱れているのに
名称は「チューリップの花園」です。

黒い花におおいかぶされて歩きます。
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いや!花が散って
タネの部分だけになっているのですかね。
ひまわりはそんなものでしょうか。
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最近はやりのプロカット種は
特に黒いような。
気のせいかも。

「チューリップの花園」は公称・4,000 平方m。
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傾斜地にあるせいか
それ以上に広大に見えます。
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刷り込まれているのか
夏が似合う花ですね。
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暑い。
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花園にはちらほらいても
芝生広場には人影はなし。
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他にも花があるのでしょうけど
倒れないうちに中央口から帰ります。
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ランチにエキスポランドに寄りますか。

エキスポランドは複合商業施設の
EXPOCITY(エキスポシティ)に
変身していますが。

遊園地の跡ですから広大な面積。
なんでもあるようで
懐中に合うものはありません。

でも!スーパーの
イズミヤがあるじゃないですか。
弁当でいいことにしましょう。

夏の土用。
丑の日は「ウナギ」ですね!
最近の世間は「ウナギ」一辺倒。

「黒い」ものなら
「ウナギ」に
こだわることもないようなのに。

「丑」は「牛」!?
力強くて!
鈍重でも不平不満をいうこともなく!
夏の暑さでもおなじように働く!
牛にあやかり
黒いものを食べる庶民が多かったのかも。

今日は「ウナギ」を食べますぞ。
「うな重」のコーナーは
その価格に肝を冷やして通り過ぎます。
エアコンがよく効いています。

「うなぎ飯弁当」に行きます。

ウナギのかば焼きのたれをまぶした
黒いごはんだべ。
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ふぐ刺しほどの薄く切った
ウナギのかば焼きが少しのっています。

これで十分だぁ!
598 円(税抜き)がうれしい。

てんぷら抜きの天丼を推奨していたのは
たしか!永六輔だったような。
てんぷら抜きでも
ウナギ抜きでも
たれだけで立派な丼です。

大昔に聞いたときには
少し侮蔑の念が湧きましたが
今は十分理解できますね!はは。



アルコールは
好きでもないのですが(ホントーです)
暑いので!
スーパーのレジに行く途中にあったので!
つい買ってしまい!
買ったので!冷えているうちに仕方なく!
ハイボールをいただきます。

仕方なく買ったのなら
500ml 缶でなくてもよかったような。
そんな気もしますが。

あ!?
殺気を感じて顔をあげれば
黒い顔が見ていました。
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「太陽の塔」の裏側の黒い太陽!

どうしてここにあるの!?



(敬称略)
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万博記念公園のザリガニ釣り 2021 [手のひらを太陽に]

釣れませんね。
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昨年(拙ブログ 2020/07/19)と
おなじ場所に
腰を据えているのですが。

万博記念公園の
アメリカザリガニ釣りの季節。
自然破壊する外来生物の駆除目的です。

6 月から自然文化園の南西の
林や池が集中しているあたりは
広く立ち入り禁止になっていますが
ザリガニ釣りのときだけ
ビオトープの池に入れるようです。
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水がにごっています。
ここはいつも!
そんなに澄んだ水ではないのですが。

水の浄化をさまたげているほど
ザリガニが増えているのなら
釣れてもいいのですがね。

竿とエサとバケツを借りてきました。
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今年は網も貸してくれました。
参加している多くのこどもたちも
もちろん!私も昨年の教訓から
網を用意してきたのですが。

20 分経って!やっと!
1 匹目があがりました。
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小さい!可愛い個体です。



私の釣り糸をじゃまするように
水面をくるくる回っているものがいます。
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ミズスマシ!?

なん十年ぶりかに見ました。
いや!見ていたのかも知れませんが
意識したことがありませんでした。

それがここには無数にいます。

とたん!詩心が生まれました。
というより!釣れないから暇なんです。


「みずすまし 一尺の円 かぎりなし

「まわるほど 雲は崩れず みずすまし


2 匹で回っています。
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「追いかけて 追いかけられて みずすまし

「恋も夢も 丸く描いて みずすまし

「せわしない 恋もまんまる みずすまし



ミズスマシとアメンボは
名前をよく混同されています。

「みずすまし」を詠んだ俳句や短歌も
アメンボだったりしています。

わが家の前の池には
アメンボはあまた棲んでいますが
ミズスマシはいないような。

網ですくってみます。
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これ!たしかにミズスマシですよね!?
こどものとき以来の対面かも。


「片恋の人 まんまるい顔 みずすまし

「どら焼きの 恋もなつかし みずすまし

「丸く丸く 乳房を撫でよ みずすまし


ああ!おとなになったら
淫らな思いが湧いてくる寂しさ。

昔見た個体は真っ黒だったような。
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「まいまいて 光背もぐる 父の声



今日(2021/07/26)は
今年のザリガニ釣りの初日なのに
みなさんの釣果も芳しくないようです。
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昨年の半数釣ったところで納竿。
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1 年老いれば
あきらめが早くなっています。



昨年きれいだったオニユリが
1 輪だけ咲いています。
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