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土佐堀川は流れる ピザトーストの朝食 [朝食 モーニングサービス]

大阪メトロ(地下鉄)の
肥後橋駅で降ります。
ひとつ北は西梅田駅!そこもここも都会です。

ひぇ~!
改札口の前に妖怪変化!?
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この大都会の真ん中で。

「肥後橋のこれ知ってる?」とありますが。
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伝言板!?
田舎でもありません!この時代に。
そんなアナログなもの。

純粋な(?)伝言板ではなくて
どこどこの猫はカネ次第で逆立ちするとか
どこどこのマスターはマザコンだとか
ま!そんなことを書くところみたい。

だれが読むのでしょう。
田舎もんは瞠目(どうもく)してしまいます。



土佐堀川に出ます。
筑前橋があります。
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橋の名が右書き。
古い親柱でしょうか。

その昔!筑前・黒田藩が
蔵屋敷に渡るために架けていたそうな。

当然!木橋だったのでしょうけど
今の橋は鉄橋ですがね。

昭和 7 年(1932)完成!
昭和 41 年(1966)に
なにか改修しているようですが
基本的には
90 年ばかりこの姿のようです。

親柱は木橋時代のものではなく
鉄橋完成時のもののような気がしますが
はたして。



土佐堀川は街の中を
とうとうと流れています。
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大川(旧・淀川)が天神橋あたりで
ふたつに分流しています。
北に流れ出しているのが堂島川。
そして南側を東西に
この土佐堀川が流れています。

「病葉(わくらば)を きょうも浮かべて
「街の谷 川は流れる
「ささやかな のぞみ破れて
「かなしみに 染まるひとみに
「たそがれの 水のまぶしさ

仲宗根美樹(なかそねみき)の歌。
遠い!遠い日の歌。
だれも知らないでしょうけど。

「なかそね」「みき」といっても
中曾根康弘と三木武夫の
元・総理大臣ふたりがユニットを結成して
歌っているのではありません。

歌に縁のない私ですが
土佐堀川を見るたびに
「街の谷 川は流れる
を!思い出します。

ちなみに
「病葉を きょうも浮かべて
は!京都の高瀬川を通るときに
決まってよみがえります。

たとえ!都会の中を流れていても
道頓堀川や東横堀川に接しても
そんな気は起きませんが。

ボートが通り過ぎます。
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ウナギ漁!?
なぜか!唐突にそう思いました。
違うでしょうけど。
田舎もんは考えることが泥くさい。



左岸の上で
お茶を飲むところがあるような。
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建てものの反対側に回ると
「旬゛喫茶 トサボリパーラー」とあります。

1 階はレジとなんか(?)していますが
エレベーターで
2 階にあがれといわれました。

お~!
テラスに出ると!まさに土佐堀川の上。
落ちたらあがれませんね。
川の護岸も!落ちたものは
2 度とシャバにはもどさないという
固い信念のようなつるつるの高い壁。
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先ほど立っていた筑前橋が見えます。

街の谷の底。
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田舎もんは畏怖(いふ)の念さえ抱きます。

「街の谷 だれかにでんわ したくなり

季語がないですか。

「土佐堀の秋 あきちゃんに メールした

すぐ!あき女史から返信あり。
その内容は、、、書くほどのものでも。
秋だからあきちゃんで
ぴったりだと思ったのですが。
ま!朝から仲宗根美樹なんていっていたら
勤労のじゃまだと!叱られますよね。

八十八(やそはち)の俳句
「春の雪 誰かに電話 したくなり
のパクリですみません。



あ!店のおね~さんが
なにか注文しろとのこと。

「モーニング」は 4 種類。
こんなときにはためらいませんぞな。
おら!洗練された都会人じゃけん。

えい!と「ピザトースト」を指します。
ドリンクはコーヒーでね。
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タバスコを置いて行きました。
たっぷりかけるもんね!つーだからさ~。

ごほ!ごほ!ガホ!ガホ!がっほ~!

すんまふぇ~ん。
コロナウイルスに
感染しているせきじゃなかんべよ。
タバスコ!きく~!

そんな訳でおいしくいただきました。

ひぇ~!
なんだ!伝票のこの数字は!?
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950 円?!
トーストは 850 円。
たか~!

その下の「French Press」とはなんぞい!?
ここだけ蘭語!いや英語で書くなよ。

「ふれんち ぷれす」!?
なにかのポットでしょうかねぇ。
おら!ポットなんぞ!買ってねぇ!

たぶん!コーヒーのこと?!
コーヒー代は別でしたかも。

なにも聞かずに!抗弁せずに!
なにくわぬ顔で払って帰ります。
田舎もんじゃないから。

その前にトイレに行って
流す押しボタンの位置が分からず
トイレから顔を出して!
おね~さんに尋ねたりしています。
恥ずかしい!

これ以上!洗練された都会人の風体を
崩したくありません。

心配しなくても
入店したときから崩れていたのかも。



(八十八は桂米朝の俳号です)
(松村博著/八百八橋物語/)参照
(敬称略)
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たなべ不動の護摩供 どんなもんやのランチ [わが街・下駄ばきドドンパ]

9 月も終わります。

わが家のホテイアオイが咲いています。
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色が多少薄くなったとはいえ
まだ咲きつづけています。
よく咲く株です。
でも!春から株が全然殖えません。
ふしぎなホテイアオイです。

稲刈りをしなければいけませんね。
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わが家の稲(たぶん古代米)は
これだけですから
はさみで 1 分もかかりませんが。

今年も苔のかたまりの中で
タデ(蓼)なんかが小さく育ち
稲が 1 本だけ伸びていましたが
穂を出しています。
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数日前には気づかなかったのですが。
しかし!どんなにやせた地でも
2、3 本は分げつするのに
ずっと 1 本だけ。
やっと育ったという感じ。
悲惨な場所に芽吹きましたね。



水槽の小さな貝が
またどわ~っと増えています。

招かざる客。
ベランダ中でメダカを飼っているおじさんが
持ってきてくれた水草についてきたのですが。

その貝だけ拾い集め
殖えた水草も間引いていっしょに
前の桃ケ池に放流しに行きます。
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池で殖えた形跡がないので
コイ(鯉)やカメ(亀)が
食べているのでしょうか。

1 羽だけで浮かんでいるカルガモがいます。
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食べますかぁ!
無視されました。
しからば!フランスパンはどう!?
ちょっと古くなっていますけど。

2、3 片!投げてやっても
全然関心を示しませんね。



大阪メトロ(地下鉄)田辺駅周辺は
あい変わらずにぎわいがないですね。

その中で長く店舗を構えているのは
寿司店でしょうか!居酒屋でしょうか!
そんな「どんなもんや」が
新型コロナウイルスにも負けず
ランチ営業をしていました。
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煮魚定食をいただきましょう。

後からきた寿司定食の人より
出てくるのが遅いと思ったら
注文があってから鍋をかけるのですか。

2 種類の魚。
小鉢は
イカ(烏賊)とキュウリの酢みそ和え。
ごはんは大中小と選べます。
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税込み 700 円。



たなべ不動尊(法楽寺)でほら貝の音!

今日(2021/09/28)は
お不動さまの縁日でしたね。
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9 月は
大柴燈護摩供(だいさいとうごまく)催行。
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山伏姿の行者やら僧侶が境内にいます。
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点火です。
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太鼓と般若心経が流れる境内中!
煙が充満します。
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帰依のないものはこのあたりで
お賽銭 33 円あげて!帰ります。
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小銭がそれしかなかったのです。

これから狂言などの催しがあるようです。



桃ケ池のそばの
昭和中学校で喚声があがっています。
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運動会!?
そんな感じ。

大阪市には
新型コロナウイルス感染を防止するためにか
緊急事態措置とかなんとかの
要請が出ているような。

水商売にばかりに
思い切りカネをばらまく行政。
中学校には関係ないですわな。

頑張ってちょうだい。
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かんなみ新地 急階段注意も休業中 [猫も歩けば棒立ち]

出屋敷(兵庫県尼崎市)に行きます。
阪神の大阪梅田から「普通」に乗ります。
出屋敷は普通しか停まらないから。

25 分かかりました。
急行か特急に乗り!尼崎で乗り換えれば
13 分で到着したようです。

疲れますね。
こんなささいなことに。

むだに(!)徘徊していたら
もう正午をだいぶ過ぎています。
公園で休憩。
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元気が出ません。
早く帰りましょう。
東を見ればアーケード街があります。
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そちらに歩いていると
南の駐車場越しに!逆光の中!
なんだか奇妙に感じる建てものが。
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3 階建てと 2 階建てがくっついた
木造(?)の複雑なたたずまい。
いやにエアコンの室外機が多い。

ああ!「かんなみ新地」ですね。
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一瞥すれば!ぎゅうぎゅうに押し込まれた
資材置き場のようです。
いい方は失礼ですが!
仮設のスラム街のようです。
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おなじような引き戸が目白押し。
開き戸なら開けると
扉が外の道に出てしまうのかな。
そうでもないですか。

フツーの生活道路に面しています。

他の新地のように
屋号の書かれた四角い看板が
きちんと出ている訳でもありません。

こんなに狭いのに中にも裏にも
細い通路通っています。
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エアコンの室外機の数だけ
部屋があるのでしょう。
引き戸の数からいえば
30 軒以上がかたまっているようですが
営業している店舗の数は
昼間では分かりません。



大昔!この新地の階段で足首を
ねんざしたおじさんがいましたね。
もう!鬼籍に入って久しいので
ここに書きますが。

2 階か 3 階で接客されるそうな。
階段がはしごと見まごうほどの
急勾配らしい。

おじさんいわく
「取っ組み合いは 20 分かぎり」
「いきなり!お嬢さんも自分もすっぽんぽん」
「なにがなんでも猛ダッシュ!」
「酸素欠乏!体も脳もふらふら」
「そんなときの急階段」
「帰るときが危ない」とか。

奥さんに
「あまのどこでケガしたんや」と詰問され
「中学の同級生の永宮(仮名)と会っていた」
「公園の穴でつまずいた」と答えて!
ことなきを得たそうな。

おじさんは尼崎市育ちだったのです。

ちなみに地元の人は尼崎(あまがさき)を
「あま」と略しています。



ん!?
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まったくおなじ文言の休業中の案内が
どの引き戸にもきちんと貼られていました。

新型コロナウイルスにはかないませんね。

「尼崎市神田南通」の住居表示があります。
それを略して「かんなみ」でしょうか。



アーケード街に入ります。
ん!?
見たような景色。
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ここをまっすぐ進めば
迷うことなく
阪神・尼崎駅に行き着きますね。

あい変らず「阪神タイガース」だらけ。
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年中!「優勝!優勝!」と
騒いでいる商店街です。

それに尼崎が生んだ画伯
尼子騒兵衛のイラストがあります。
画伯は「忍たま乱太郎」の作者
女性であらせられます。

すごい店舗がありますね。
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生餃子の無人販売所ですか。

その前に遅い時間なのに
「日替わりランチ」の
置き看板がありました。
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屋号は「珈琲 パパー」ですか。
「パパ」なら分かるのですが
どんないわれがあるのでしょう。

それに「パパ~ぁん」なら
今は私をあごで使うおばさんが!
いや!おね~さんが
愛人ショーバイ時代に
ひひじじいにいっていたかも知れませんが。

この日は大根と豚ばら肉の煮込み。
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素朴でおいしい。
朝から疲れていた心が少しなごみます。

ドリンクがついていました。
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これで税込み 750 円。



阪神・尼崎駅前に黄色い花壇がありました。
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キバナコスモスらしい。
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道ばたにうじゃうじゃ咲いている
嫌われものの
オオキンケイギクではないようです。



(敬称略)
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耳成山でころんだ [野道!山道!恋はけもの道!]

近鉄・大和八木駅で降車。
う~ん!?
ここはどこだ?!
駅の南に
橿原市役所があるので橿原市でしょう。

市役所の周囲を歩くも
コンビニとミスタードーナツ以外に
朝食を摂るところが見あたりません。
近鉄の橿原線と大阪線が交差し
市役所の南にJR線の駅もあって!
交通の要衝じゃないんですかね。

たぶん!
朝に開いている店舗のないところを
選んで(?)歩いていたようです。

駅まで帰ってきたら
ガード下にある喫茶店「茶々」を発見。
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やれ!うれしやな。
一番安い「モーニング」をいただきます。
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税込み 550 円!?
たか~!

この黒いトーストはなんだべ?!
「胚芽ソフト」!?

「なちゅらるふーず」の店だとか。
自然食のこと?!
すごいもんでした!知らんけど。



耳成山(みみなしやま)が近いですね。
ささっと行ってみます。

この地!藤原京跡に初めてきたとき
それはいつだったか!
即座に答えられないほど大昔のことですが
大和三山!すなわち!
畝傍山(うねびやま)と耳成山と
天香久山(あまのかぐやま)を
1 日で全部のぼったと思うのですが。

それから耳成山の記憶がありません。

畝傍山と天香久山は
なん度かのぼる機会はあったのですがね。

そのときの地図を持ってきました。
そのときにすでに古い地図だったのですが。

スーパーダイエーの横を通って!
!?
ダイエーなんてどこにもないですね。
その他!地図にある目標!全然ありません。

地図をあてにする自分が情けない。



東に行けばいいのです。
ちゃんと見えています。
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山麓(?)に着いて
右に行くつもりでしたが
よせばいいのに思わず!
ハイキングの下見かなんかしていた
おね~さん方に聞きました。

ん!?
教えてくれたのぼり口は左。
こんな神社の裏口のような
細い道でした?!
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小さなお地蔵さまに彼岸花とコスモスと
その他!花をいっぱい飾ってあります。
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ま!ほっこりしてのぼりますか。

あ!広い道にあたりました。
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この道を探していたのです。

山頂はどこでしたやら。
三角点があるからここにしましょう。はは。
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見晴らし!悪し。

少しさがったところに
下界がのぞけるところがありました。
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あの山はたぶん!天香久山。

暗い中から
獣のふたつの目玉のような光が!?
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耳成山口神社ですね。

ぎゃ!
ころびました。

山頂付近などの濡れた急勾配の岩場は
往復!無事に通過したのに
なんで!平地でころぶの!?

倒れるときに
体は犠牲にしてでも
カメラとザックをかばおうとしたので
腰を打って
頭から足まで汚れてしまいました。

なんの花かが笑っています。
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秋の雨後は特にキノコが多い。
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これは
「なちゅらるふーず」になりませんか。

南に降りてきました。

古池にホテイアオイの花がいっぱい。
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泥だらけの服を
ここで洗う訳にもいきませんね。
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東光院は萩まつりの後 子規は白萩の中 [解語の枯れ尾花]

伊丹空港(大阪国際空港)の南の端から
東に行ったあたり
大阪府豊中市の住宅街にある
延命橋を渡ります。
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下に水がありません。
こどもが遊んでいます。

橋のたもとに
北向延命地蔵尊がおわします。
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ここの「卍」は面白い。
面白いとは不謹慎な。
見たことのないフォントです。

ここは塀の外ですが 東光院の境内らしい。

東光院は「萩の寺」です。
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「萩まつり」は終わったところ。
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でも!まだ花は残っていて
参詣者が少ないのがいいですね。
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紅白の萩の花が咲いています。
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昔はやたら直径の大きな花ばかりに
興味を持っていましたが
このような花の下で
私も休憩する時代になりましたか。
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正岡子規の句碑は
どうしてか白萩ばかりに包まれています。
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「白萩に 性欲はなし 子規の句碑  ほっ



「ホワイト・ブッダ」だそうです。
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不動明王?!
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ではありません。
「道了大権現」だとか。
豊臣秀吉とも縁のある神さまらしい。

「萩まつり」といっしょに
「道了祭」もしているようですから
大変な神さまです!きっと。

北大路魯山人ゆかりの観音さまに
手を合わせてから帰ります。
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魯山人の星岡茶寮の大阪店は
この寺院に隣接していたらしい。

かれはこの萩園を
「萩露園」と命名したそうな。



(敬称略)
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