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へぐり時代祭り 2023 ヅクヅクするぜ [町道!街道!眠り未だ足らず]

重要文化財の藤田家住宅を見学します。
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いつも公開されている訳でもありません。
今日(2023/04/29)は
奈良県平群町(へぐりちょう)の
最大イベントの「へぐり時代祭り」です。

新型コロナウイルス禍があったので
祭りは 4 年ぶりの開催だそうな。
私は 5 年ぶりの訪問です。

町内の歴史スポットをめぐる
「歴史ウォーク」に少しだけ参加します。

藤田家住宅はこの日だけ公開のような。

白山神社の弥勒堂を拝んで!
つぼり山古墳の石室をのぞいて!
竜田川を渡れば!
笹の秋で黄色っぽい竹林の向こうに
形のいい樹木に花(?)が咲いています。
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紀氏神社に寄ります。
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平群氏の祖先の
木菟宿祢(づくのすくね)を
祀っているとか。

ポスターの「ヅクヅクするぜ!」は
木菟宿祢のだじゃれ?!
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菊の畑があります。
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平群の名産!小菊でしょうか。

近鉄・平群駅前で
「くまがしフェスティバル」と称して
歩行者天国ができていました。
物品や遊戯や飲食のブースが
100 近く出ていましたが
そこで買ったみそ入りのおにぎりで
朝食にします。
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ひとつ!税込み 100 円。

吉備内親王の墓に寄ってから
長屋王の墓に行きます。
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勝てば官軍!
勝ったほうが正義ですから
藤原氏に敗れた長屋王は悪人でしょうか。



平群駅前にもどってきました。

駅前広場に舞台が造られています。
「お笑いライブ」を演じています。
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全然笑えないのは私の心が
荒(すさ)んでいるからでしょうか。

「へぐり時代行列」を見学しますか。

市町村のゆるキャラと警察音楽隊が先導。
倭建命(やまとたけるのみこと)!
聖徳太子!役行者(えんのぎょうじゃ)!
長屋王に吉備内親王!
平群廣足(へぐりひろたり)!松永弾正!
嶋左近!等々。
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もちろん!木菟宿祢(づくのすくね)も。
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園児たちはなんの仮装!?
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平均年齢は園児たちと変わりませんか。
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還暦をゼロとして数えたらね。



もう少し「歴史ウォーク」をつづけますか。
平群駅から北のほうを歩いていたので
南のほうに向かいます。

道の駅
「くまがしステーション」に着きました。
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以前の「へぐり時代行列」は
こちらまできていませんでしたか。

この催しではたいてい利用する
「hanana」でランチにしますか。

週替わりの
「くまがしとれたてランチ」を食べます。
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ごはんとみそ汁はお代わりできましたが
おにぎりの朝食から
そんなに時間が経っていません。

税込み 980 円。
5 年ぶりなら!
少々値あがりしていますが。

葉つきのタマネギが
たくさん並んでいました。
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3 球で 120 円から 160 円くらい。

が!
6 球で税込み 129 円のものを見つけて
衝動買いです。
少々葉っぱが痛んでいるので
投げ売りしているようでした。
これで十分!おいしく食べられますよ。

かさ高いタマネギを背負い
鯉のぼりの並ぶ竜田川沿いを
近鉄・竜田川駅に向かいます。
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雨雲に追われて
「歴史ウォーク」はここで打ち切り!
気に入っている椿井城跡にも行かずに
帰ります。
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十三まいり たまごかけごはん [平安京有情]

嵐山の法輪寺の石段です。
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お天気がいい日には
のぼり降りする
和装に着飾った少女が多い。

きれいなこがいっぱい。
可愛いですね。
容姿がそれなりの娘もそれなりに愛らしい。

本尊は虚空蔵菩薩ですから
「十三まいり」ですね。

京の花街の舞妓は
数えの 13 歳でここに参詣して
河原パッチで(拙ブログ 2010/02/02
水揚げ(!)をして
女になり(知らんけど)
長い髪を切って
かつらを着用する芸妓になり
旦那持ちになるんですね。

今の舞妓は義務教育を終えてから
舞妓になるのだそうな。
昔では旦那のついた芸妓の年齢ですね。

「法輪寺 緑の中の 青もみじ
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眼下に渡月橋があります。
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十三まいりをした後
あの橋を渡って帰るときに
絶対に振り向くなと
置き屋のおかあさんにいわれています。

振り向いたら行けない根拠や説は
ひとにより!いろいろ!はは。

「青もみじ 少女はおとなに なりました



渡月橋を渡ります。
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法的には桂川ですか
大堰川とか保津川とか
こまかく区別して呼ぶひともいます。

発電所(!)です。
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今日も発電機は動いていないような。

インバウンド(訪日旅行)だらけの
竹の中の道を歩きます。
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孟宗竹や真竹の整備された(!)林は
意外にも!世界的には稀有のようで
和装のインバウンドたちが喜んでいます。
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人力車も忙しそう。
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嵯峨野は「立小便禁止」です。
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嵯峨野でなくてもしてはいけません。
座ってしてもいけません!たぶん。



「たまごや」はオープンしていました。
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全国的に鶏卵が不足している昨今
お休みかと危惧していましたが。

そんな思いに立ちどまり
「たまごかけごはん」をいただきます。
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税込み 350 円。
なん年もおなじ値段のような。
身の丈に合ったランチです。

鶏卵を買って帰ります。
60g ばかりの「L」10 個で税込み 740 円。

高い!?

ほんの最近まで安売りスーパーで
10 個 135 円の鶏卵を買っていたのですが
突然 200 円を越えてしまいました。

それで腰を抜かしていたのですが
740 円とは?!

しかし!この観光地では
うどん 1 杯がそれくらいします。
土産ものにいたっては
1,000 円以下ではロクなものがありません。

すると!鶏卵!安い!?

紙箱で保護して
二重の袋に入れてくれました。
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ありがたいたまごです。
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特別濃厚卵と書いてありますが
見た目には
いつものものと変わりがないような。
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長居植物園 朝食も昼食もワンコイン [食い逃げ未遂]

(大阪メトロ・JR)長居駅前。
「やよい軒」が早朝から営業しています。
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このところ仕事が忙しくて(ウソですよ)
朝はおにぎりひとつか
菓子パン 1 個ですませていますが
きちんとした(!)朝食を摂りますか。

入店すると水と漬けものがきました。
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全部食べてもいいのかしらん。

朝の定食は税込み 370 円からありました。
大金持ち(?)ですから
一番高い 510 円の「サバ(鯖)」を!
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ごはんのお代わりはできたようです。

おね~さんが
「だし(!)はあちらにあります。
なんて!教示してくれますが
ごはんに「だし」をかけて食べるのが
最近のマナー(?)なんでしょうか。

田舎ものは敬して近づきませんでしたが。



昼前にまた!ここにもどってきました。

居酒屋の「めし炊き」をクビになった
恥を知らない(ように見える)!
いわゆる大阪のおばちゃんが
ふつかほど前に
「コガネノウゼン!知ってる?!
と!鼻の穴をふくらませて
いってきましたが。

『イペですね。

「ちゃうちゃう!コガネノウゼン。

『イペともいうのです。
『神戸の鯉川筋の並木になっています。
『一心寺にもあります。
『長居植物園にもあるでしょ。

「知ってんのかぁ。
「つまらん!

「長居植物園にね!
「なんじゃもんじゃがあるよ。
「おとうさん(夫)が見つけたんや。

『竹林の西の木々の中でしょ。

「知ってんのかぁ!
「つまらんやっちゃ。

ほっといてくださいよ。

さほど賢くもない(失礼!)おばちゃんが
生き生きとしていってきたのですから
『へぇ~!?
と感心してあげたらよかったのかも。

へたですね!私は世渡りが。



長居植物園(大阪市東住吉区)に行くと
おばちゃんのいうように
イペ!咲いていますね。
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なんだか!この花期も早いような。
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なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)も
咲いています。
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ここのものは喬木で!
ま!林の上を
あんまり仰いで見ないでしょうから
たくさん花をつけていても
気づきにくいかも。

近くのニセアカシアの
白い花のほうが目立っています。
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シャクヤクが咲き初(そ)めています。
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不気味な冬姿だった
シャクヤク園のシダレエンジュに
若葉が萌え出しています。

ライフガーデンに回ります。
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ネモフィラの花の青一色!
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ネモフィラフェア
(2023/04/08 ~ 05/07)の終わりまで
花がもっているのかどうか。

藤棚にまだ花が残っていました。
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ほんのこの前!
500 円の焼き肉ランチを見つけました。
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このとき!ある居酒屋のおじさんが
「至急相談したい!
なんていってきたものですから
食べられなかったのですが。

昼どき!呼び出すとは!
懐石膳でも用意するのが
ジョーシキ(!)でしょう。

打ち合わせは 5 分で終わり
あとは延々と!ひとの悪口と
エロばなしに終始していたのですが
なんにも出ません。
『おなか!すいたね。
と!なぞをかけたら
せんべい 1 枚と
ペロペロキャンディ 1 本くれました。

あんがと!あたしゃ!こどもか!

看板のあったあたり徘徊しても
そのランチ!
今日は見つけられません。



ラーメンの「亀吉」に行きます。
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ワンコイン(税込み 500 円)の
コンビ定食をいただきます。
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12 品のおかずの中から
ふたつ選択します。

照り焼きチキンと焼売を食べましょう。
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いこらはモスラ? 死ななくてもいい日々 [猫も歩けば棒立ち]

南海本線・井原里駅周辺は
くるまの往来は激しいのですが
商店街は見あたりません。

北に歩けばショッピングモール?!
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「いこらも~る泉佐野」とあります。
大きな建てものです。
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あちこち「いこら」という
ことばが使われています。

いこら!?
「もすら」の仲間でも
「ごりら」の兄弟でもないような。

このあたりの方言で
「行こうよ」の意味だと
インフォメーションの美人が
教えてくれました。



2 階に「人形が語る懐かしの昭和」
「南條亮ジオラマ記念館」がありました。

「おかあさん 今日からみんな」
「死ななくてもいいんやね」
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空襲で破壊された町の生活。
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八百屋の店頭かな。
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トイレの汲み取り!?
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昭和 20 年代
30 年代の世界がありました。



「いこらも~る泉佐野」に
レストラン街もあります。
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懐中不如意のものには
緊張する価格のものばかりですね。

覚悟を決めて!
和風レストランという
「花満円(はなまんまる)」に入店。

一番安価なもので結構です。
税込み 1,298 円の中から
季節がら「春風弁当」をいただきますか。
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タケノコのてんぷらやタケノコごはん。
夏のような気温なので
冷たいそばがのど越しがよろしい。

高かったけど
ま!おいしかったから!いいですか。

ん!?
サービスランチ?!
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税込み 1,078 円?!
より安いものがあるじゃないですか。

このメニュー!
表にありませんでしたよ。
ちゃんと!貼っておいてくださいよ。

由緒正しい貧乏人は!こだわるぞ!
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南海・平野線 田辺駅跡発見!涙はてなく [わが街・下駄ばきドドンパ]

大阪メトロ(地下鉄)の田辺駅から
高架の阪神高速道の下を南東に行けば
喫茶「サンレモン」があります。
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先日!(拙ブログ 2023/03/10
南海・平野線の
廃線跡を探索していたとき
店舗の壁際に無造作に置かれていた
古いボードが気になっていたのですが。
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今朝は多少時間にゆとりがあるので
入店してみました。

店内に!古い標識と
色褪せた写真が数葉!
他の掲示ものに混じってありました。
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平野線のものでした。

これが昭和 52 年(1977)の
田辺停留場の写真ですか。
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ホームは
この喫茶店の真横にあったそうな。
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(画像の中心がサンレモンです)

些細なことですが
駅舎(?)に
田辺駅と書かれているような。
田辺停留場ではないのでしょうか。
それとも!どちらの名称も
使われていたのでしょうか。

今も残るボードは
「天王寺駅前」「恵美須町」!
北に行く案内ですね。

「平野」始発の電車が
「天王寺駅前」に行くには
「阿倍野」(現存)から
南海・上町線(現 阪堺電軌 上町線)に
合流していたようです。

「恵美須町」に行くには
上町線を横切って進み
「今池」(現存)から
南海・阪堺線(現 阪堺電軌 阪堺線)に
入っていたようです。

ちなみに法的な
線路の名称はどうか知りませんが
現況の客を乗せた電車の呼び名は
恵美須町・浜寺駅前間が阪堺線。
天王寺駅前・住吉間が上町線。

もっとも最近まで
「住吉」のひとつ先の
「住吉公園」までが
上町線だったようですが
「住吉公園」停留場は
廃止されてしまいました!線路とともに。
拙ブログ 2016/01/31

当時はそれに平野線といわれる
恵美須町・平野間と
天王寺駅前・平野間の
ダイヤがあったようです。



あるご老体は
家を出て電車を 2 度乗り継いで
「天王寺駅前」から上町線に乗り
働きに行っていたそうな。

小学校 3 年のときから!ずっと。
学校が休みのときにはもちろん!
ときには休んで。
どんな仕事があったのでしょう。

母親から片道の運賃をもらって行き
帰路は日当と
帰りの運賃をもらっていたとか。

母親と義理の父親が
身を粉にして働いても極貧で
下にきょうだいは多く
年端も行かない姉と自分の
ささやかな日当も家計費にして
冬はおでんやの残りもんを買い
夏は安売りの佃煮で
ごはんを食べていたそうな。

ちなみに!結婚したとき
奥さんがみそ汁を作り
カボチャを煮たので!
このひとは一流天才シェフかと
感激!雨あられ。

奥さんに聞いたら
「みそを湯に溶いただけやけど」!

あるとき!いつものように
「天王寺駅前」から乗ったら
電車は「阿倍野」で左に曲がったのです。

まっすぐ行く電車に
乗らねばならなかったのに。
教えてもらっていなかったのですね。

知らない停留場!
すなわち「平野」まで行って
途方に暮れたとか。
泣いたとか。

片道の運賃しか持っていません。
小学校低学年で!
でんわもなければ!
かけることも知りません。

ん十年経ったとき
笑ってはなされていましたが
私のような
心やさしいものは(ホントーです)
聞いただけで泣けますね。



そのご老体はたいてい道頓堀あたりで
クロート(?)のね~ちゃんの尻を追い!
好みは細い足の女性らしく!
突撃して!たいてい玉砕して!
それでも!楽しそうに暮らしていましたね。
うらみつらみは
まったく!いいませんでしたが。

鬼籍に入ったのは!もうひと昔前。

そんなことを思い出しながら
「サンレモン」で
「モーニング」をいただきます。
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厚切りのトーストです。
税込み 300 円。

今さらながら
泣きながら食べている
南海・平野線跡の朝です。
タグ:廃線
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