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ウィルキンソン炭酸水 摂津のメロンパン [食い意地]

阪急・宝塚駅の南に武庫川があります。

宝来橋を渡ります。
下流の左に宝塚大劇場が見えます。
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渡り切ったところが「ホテル 若水」!

「ウィルキンソン タンサンの起源」の
説明板と
「天然たんさん水この下にあり」の
石碑があります。
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なにか今日は引っかかるものがあります。
炭酸水の知識は
以前と(拙ブログ 2021/08/06
あまり違わないのですが。

ここに炭酸水の湧く
井戸があったのでしたか?!
小さな水たまり!?
記憶が他の温泉や湧水と錯綜します。

忙しい身ですが(ウソついてすみません)
川に降りてみます。

どこから降りるのでしたやら。
下流の宝塚大橋近くの階段まで行き!
さかのぼることに。
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石積みの途中がコンクリート。
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迎宝橋という歩道橋の跡かも。

向こう側!左岸に宝塚大劇場があります。
劇場の前身は
宝塚新温泉という建てものでしたか。
こちら側!右岸に
昔からの温泉旅館街があったのですね。

100 年ばかり前は武庫川を渡るには
宝来橋しか手段がなかったから
温泉湯治客を「新温泉」の少女歌劇などに
誘導するのに便利なように
架けたのでしょうか。

宝来橋の下にきましたが。
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阪神・淡路大震災で
宝塚市も大被害にあいました。

その後に新設架橋されたものと
ぼんやり思っていましたが。

このS字にくねる橋は
被害からまぬがれたような!
そんな気もしてきました。
つまり!震災前に竣工していたような。
間違っている記憶なら!ごめんなさい。

炭酸水の井戸なんてないですね。

あ!?
コイを追っていたら!
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泡が立っています。

橋の下にも!
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このあたりの川底の!
あちこちから気泡があがっています。
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これは二酸化炭素!?
この武庫川の水が
「ウィルキンソン タンサン」でしょうか。

ふしぎなものに遭遇した気分ですが
これ!たぶん見ていますね。
ほんの 2、3 年前に。

記憶が飛んでいるだけかも。
今日はおかしい。
今日にかぎりませんが。



わ!
突然の降雨。

持参の小さな折りたたみ傘を
変形させるようなキョーレツな雨脚。

橋の下で雨宿り。
けっこう橋の下が好きです。
似合って見えるかも。

たいくつなので!
持って帰るつもりの
メロンパンを食べます。
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兵庫県の!
といっても神戸周辺のメロンパンは
ラグビーボール型をしています。

さらにこのパンには
白あんが入っています。

始めて飲むジンソーダ(缶)!
ジンのソーダ水割り!
ま!説明することもないですが。

ん!?
炭酸水とソーダ水とを
区別なく使っていますが
法的に区別されているのか
製法が違うのか
阿呆は知る由もありません。

そのジンソーダ!
今日の私には
全然!おいしく感じられないので
つづいてあんパンで口直し。

「摂津あんパン」と書いてあります。

「摂津」と聞けば!
よそもののまぬけには
大阪府にある小さな市(失礼!)の
摂津市の周辺を想起してしまいますが
「摂津の国」は広大なんですね。

今の大阪府の北あたり大半と
兵庫県の南東部が全部。

宝塚も摂津の国でしょうか。



あれ!?
宝来橋のすぐ上流に階段がありました。
あんな下流まで行かなくても
降りられたのに。

よし!
それなら駅までは遠くない!

雨中を走ります。

無謀でした。
濡れなかったのは顔だけで
下半身ずぶ濡れ!靴の中に水を貯めて!
阪急の駅を越えて!JRの駅に。

JRのほうが大阪までの
駅の数が極端に少ないので
早く着きそう。
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幻のあんぺい ゲゲゲの生誕地 [食い意地]

南海・住吉大社駅の西から
南海本線に沿って
北に向けてアーケードがあります。
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粉浜(こはま)商店街。
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とても庶民的な店舗が連なっています。

「あんぺい」が売られています。
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幻の食べものなんていわれていますが。
大阪三大夏祭りのひとつ
大阪天満宮の
天神祭(本宮が 7 月 25 日)のころだけ
出現するからです。

メンドくさい製造工程だと聞きます。

材料はハモ(鱧)!
活けハモでないといけないとか。
ハモには小骨が無数にあるので
手作業で肉をかき取らねばなりません。

かまぼこ作りは短時間で
すり身にしなければならないそうですが
あんぺいのときには延々とすりつづけ
コシをなくして水に浮くようにするとか。

ここは福田蒲鉾店でしょうか。
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そういえば
笑福亭鶴二(当代)が修行した
師匠の笑福亭松鶴(6 代)の
家(現・寄席小屋 無学)はこの近く。

鶴二が入門したころには
師匠は家ではまったく飲まなくなっていて
奥さんの酒のアテ(肴)に
夏にはあんぺいを買いに行かされたと
いっていたことがありましたが。

この店かどうかは分かりません。

昔は蒲鉾(かまぼこ)を製造する店が
なん軒もありましたね。
今はどんどん減って行きます。

ここのあんぺいは玉子!キクラゲ!
青ノリ!白!とありました。

キクラゲと青ノリとを買いました。
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私のイメージのあんぺいとは違います。

あんぺいは丸くて白色だけ。
それにこんなにしっかりした
歯ごたえではなかったような。

これはこれでおいしいですが。

ん!?
京都や神戸の出身の人が
四角形のあんぺいを食べていたと
いっていたような。
記憶はたしかではありませんがね。



下手の考え休むに似たり。
ランチして忘れましょう。

粉浜駅近くの「一福」に入ります。
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なにも考えずに日替わりランチを注文。
今まであんまりはずれがなかったから。

今日はトンカツに野菜炒め。
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ちょこっとナスの田楽も。

ドリンクがついていて税込み 850 円。



万葉歌碑があります。
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住吉乃
粉濱之四時美
開藻不見
隠耳哉
戀度南   (997)

すみのえの こはまのしじみ あけもみず
こもりてのみや こひわたりなむ

私の手元の白文と少し漢字が違うのですが
そんな枝葉末節なことはさておいて
粉濱(こはま)の地名が
すでにあったのですね。

すごいですねぇ。

万葉歌碑の横に新しい碑があります。
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「水木しげる先生 生誕の地」!

「ゲゲゲの鬼太郎」の画伯は
鳥取県の境港の人ばかりと
思っていたのですが。



(天野慶之著/食物百話/)
(白文 万葉集/佐佐木信綱編/)参照
(敬称略)
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唐揚げ好きな人たち [食い意地]

右を向いても左を見ても
世の中
「から揚げ」ばかりじゃござんせんか。

特にランチどきにはすごい。

焼き鳥屋にはもちろん!
レストランにも食堂にも社員食堂にも
居酒屋にも喫茶店にもそば屋にも
メニューにから揚げ定食があります。

お好み焼き屋もフランス料理店も
中華料理店もインド料理店も作ります。

弁当屋には当然。
街角で臨時に売っている弁当もから揚げ。

いつから日本人は
鶏肉のから揚げを
死ぬほど好むようになったのでしょう。



そもそも日本には
てんぷらがあったじゃないですか。

また!から揚げと竜田揚げと
見た目は似ていると思いますけどね。

てんぷらとから揚げを
区別して調理し食べているのなら
なかなか細やかな味覚の人種です。

フライじゃだめなんですか。
また!フライドチキンは
ごはんの弁当に入れないのでしょうか。



気がついたら!わが町にも
から揚げの専門店が
またひとつオープンしています。
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ときどき!客が集まっています。

「毎月 9 日はサンキューの日」ですって。
「大盛マヨから丼」なるもの!
通常税込み 600 円が 390 円になるとか。

買ってみますか。
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また!
「毎月 29 日は肉の日」とかで
「中津唐揚げ弁当」500 円が
290 円になるんですか。
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どうでもいいことですが
「から」の表記!
「大盛マヨから丼」では平仮名!
「中津唐揚げ弁当」では漢字!
どんなこだわりがあるのやら。
リライトするものの
身になっておくれでないか。

この製品!
どう評価するかは!むずかしい。

たとえが適切かどうか分かりませんが
たこ焼き 1 個は
いくらが妥当かというのに似ています。

たこ焼きは各店で大きさが違います。
材料が違います。
それだけでも差別化が図られています

から揚げも大きさがまず違います。

鶏肉の質も違うのでしょうね!たぶん。

天然記念物の鶏と
白色レグホーンでは違うのかも。
あ!天然記念物は
食べたら!しょっぴかれて
無人島に流され
渡り鳥をつかまえて
生き延びなければならなくなりますか。

食べられるのは
天然記念物を
片親に持つ鶏としておきましょう。
ミックスになった血統は
天然記念物じゃないはず。

孔雀(くじゃく)や
土佐の尾長鶏なんかの肉は
高価なんでしょうね。
容姿と味は
比例するものかどうか知りませんが。

総合的な判断で
判断というより偏見で
なんだか!このふたつ!
「高い」から揚げのような気がします。

とびきりおいしくなくてもいい!
私には安いものでいい。
なんでもおいしい顔で食べられますぞ。

味覚音痴ということなかれ。
ま!そうですけど!
しつけができているのです。

先日の(拙ブログ 2022/04/26
から揚げ弁当は
通常価格が 320 円でしたなぁ。
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助六寿司とは [食い意地]

4 日間に 3 日は行くスーパーで
唐突にひらめいて
「助六寿司」を買いました。
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帰って!ランチに食べようとして
ハタと考えました。
あのとき!
なにがひらめいて買ったのやら。

思い出せません。

これは税抜き 175 円でした。
そんなものです!いつもは。

そうだ!
数日前に違うスーパーで
知人が 300 円近く払って
そこの助六寿司を買っていました。
なんだか高いな!と傍観していましたが。

「助六」「助六寿司」とは
稲荷寿司と巻き寿司のセット。
私の家の近所の店では
どこも!だいたい 3 個 4 個のセット。

金額が違うのは巻き寿司の具の材料やら
店の儲けが違うからでしょうかね。

それを「ひらめいた」!?
ではないような。



そもそも「助六」は歌舞伎の演目。
男の名前ですね。

歌舞伎はまったく興味のない世界です。
浄瑠璃だか義太夫だか好きなおばさんが
「曾我もの」とかいっていましたが!
なんのこっちゃ。抹茶に紅茶。

助六の相方だか!愛人だかが
「あげまき」という名なんですね。

だから!
あげ(稲荷寿司)まき(巻き寿司)!
でも!しゃれてかどうか
「あげまき」「揚巻」といわずに
寿司の組み合わせの名は「助六」!

「助六」は演じる役者によって
ストーリィも違うそうですが
ある芝居の「揚巻」は
傾城(けいせい)とも。

江戸の荒事(あらごと)歌舞伎に
京ことば(?)の「傾城」というのも
無知なものには不思議ですがね。

たしかに傾城ということばの使われ始めは
京の島原で(諸説あります)
それは大変な地位で
だれでもなることができませんが
江戸に行ったら
傾城の敬称(?)だらけの時代も
あったようですから!いいのかな。
現代のちまたの社長や大統領や
親分や大将という呼称の
大安売りみたいなものです。



そもそも「揚巻」は源氏名でしょう。
公家につかえる女官たちの呼称を
源氏物語からとっていたから。

その風習(?)が武家に!
さらに風俗で働く人にまで広がったのかも。

源氏物語の宇治十帖に
たしかに「あげまき」がありますが。
それは「総角」と書きますがね。

昔!宇治市の観光ボランティアの方々に
いく度となくおせわになりましたが
そのときにちょくちょく記念にといって
「総角(あげまき)」という
組みひも(?)をいただきました。

たしか!組みひもだったような。
今!探しても見つかりませんが。

これは助六と関係ないはなしでしょうね。



閑話休題。

寿司といえば
先日!大阪市も南のほうを
東から西に歩いていました。

そのまま歩けば
長居公園の南のラインに行ける道です。
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ずっとフランチャイズの
食の店舗が並んでいます。

「京の冬の風物詩。
「新京極通りの乙羽(おとわ)の
「蒸し寿司のせいろが湯気を立てていた。
「でも!高価なこと!かぎりなし。
「1,500 円でも食べられない。

と!アラフォー(around 40)の
おね~さんにはなしたら

『スシローに行けば
『300 円でお釣りがくる。

といっていました。

高級志向で
イケメンで金持ちとしかつきあわないと
豪語している割りには
庶民的なことには詳しいおね~さんです。

ナイショですが
普段はだらしない格好をしていて
デートのときにだけ
超高価なブラをつけるらしい。
今!関係のないはなしですが。

このラインにも
回転寿司のスシローがありますね。
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蒸し寿司!食べてみますか。

さっそく!
いくらと漬け生サーモンのあたたか寿司と
漬けうに包みと
釜あげたたみしらすと
ほや軍艦と
さんま蒲焼きとを注文。

回ってきました。
見ていたら!通り過ぎました。

バカですねぇ!
「くら寿司」のように止まらないんですね。
最近!といってもくら寿司に行ったのは
昨日や一昨日のことではないですが。

長い間!どの回転寿司にもごぶさたです。

通り過ぎたものは
もう 2 度とやってきません。

わ~ん!と泣いたら
おね~さんが持ってきてくれました。

これ!?
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「あたたか寿司」!
税抜き 240 円!
ひと口!
この価格ですから!こんなもの?!

税抜き 100 円のものも
持ってきてくれました。すみません。
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なんのための回転寿司やら。はは。

でもね!なんだかね!どれもこれも
上品(?)ですね。
ままごとのように
ちまちましているように感じます。

それに「うに」がありましたやら。
どれかおなじものをふたつ食べたのかな。

もういいです!
これで税込み 704 円。
すごい価格ですね。
私の感覚では。



それやこれや!ひらめいた「助六」とは
関係がないでしょうね。

あれ!?
この稲荷寿司!俵型なんですが。

関西ではキツネの耳のように
三角型だと聞きましたが。

「助六」は江戸歌舞伎だから!俵型?!

ますます!迷宮に落ちて行きます。
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幻のポテトチップス 子夜歌の中 [食い意地]

誰能思不歌
 だれか よくおもいて うたわざらんや

誰能飢不食
 だれか よくうえて くらわざらんや

日冥當倚戸
 ひくれて まさにとにより

惆恨底不憶
 ちょうこんとして
 なんぞおもわざらんや


たくさん残っている
子夜歌(しやか)のひとつです。

子夜歌とは女性が歌う恋の歌。
4、5 世紀ごろの歌謡。
東晋の呉ではやったそうな。

漢詩はいいですね。
音だけではなく
私なんかの無学なものには
字の並びを見て楽しめます。

「不」が並んでいるのが面白い。



「だれか よくうえて くらわざらんや」

深夜!コーヒーを喫(きっ)すれば!
喫するといったって
1L 69 円の紙パックの
アイスコーヒーを飲むぐらいですが。

外ではまず!ホットコーヒー!
一番無難ですから。
ホットとアイスで
値段が違う喫茶店があったりするから。

家ではアイスコーヒー。
冷蔵庫から出して湯呑み茶わんに入れて
すぐ飲めるから。

その「喫す」れば
なにか食べたくなります。
ポテトチップスをつまみます。

ポテトチップスが箱で到来しました。
6 袋入り箱ふたつでも軽いです。
配達のおじさんが
小指に引っかけて持ってきました。

ま!持ってくるところを
目撃はしていませんが。

すごいポテトチップスらしい。

「今金(いまかね)男しゃく」という
じゃがいもで作られているそうな。

北海道今金町(いまかねちょう)生産の
「幻のじゃがいも」の新ジャガ 100%で
湖池屋が作っているポテトチップス。
ほんの短い間だけ製造されるものだとか。

湖池屋のポテトチップスは
常食していますがね。

右がいつも食べているもの。
60g 入り 69 円で買いました。
左が幻の「今金」です。
75g 入り!買った人の口ぶりでは
240 円くらいかな。
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グラムあたりにすれば
いつものものが 1.15 円 /g 。
「今金」が 3.2 円 /g くらいでしょうか。
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食べてみても!よく分からん!
3 倍近い味かどうか。

この秋限定の
ハイボール(缶)があります。
「限定」がいろいろある国です。

飲んで考えますか。

よけいに分からん!
どちらもおいしい。



2 本も飲んで
酔った勢いで子夜歌の訳詩を作ります。



語るには 歌を忘れて

うらみさえ 心忘れて

ぬくもりの 肌を忘れて

夜もすがら ときを忘れて



うまく作ったつもりの阿呆ですが
夜が更けるにつれて
どんどん原詩から離れて行くのが常です。

こうなれば酔いにまかせて
つづけて!どんどん作りますぞ。



はらはらと 花の舞う春

きらきらと 光舞う夏

ほろほろと 落葉舞う秋

ちらちらと 小雪舞う冬



ふるさとの 夢を忘れて

帰るには 道を忘れて

恋ゆえに 礼を忘れて

あたたかい 涙忘れて
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