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徒然草の大根焼きは煮物?! [絵に描いたどじょう地獄]

徒然草(つれづれぐさ)の68段に
筑紫地方のはなしが書いてありました。

「土大根を朝ごとにふたつづつ焼きて食ひける」人の館に
敵が来襲したとき
見知らぬ兵がふたり現れて戦い
敵を追い返したそうな。

その強い兵は大根の化身だったとか。

私はおそってきた者が大根だと思ったのですが。
毎朝!仲間を食べられて
うらんでいたんじゃないかと思いましたよ。
大根は感謝していたのですか?!

この大きな家の主は大根を
好きで食べていたのでしょうか。
それとも他に食物がなかったからでしょうか。

それはそうとして
大根を焼いて食べるとは!?
いかなる料理でしょう。
大根のバーベキュー?!
大根のステーキ!?

そういえば!正月飾りを焼く火で
大根を焼いて食べて
無病息災を祈る地方がなかったですか。

徒然草の大根焼きも
直火で焼いたのでしょうね。
輪切りにして
焼き網にのせてみます。

強火の遠火でじっくりあぶらないと
表面だけ焦げてしまいます。
両面に包丁を入れたり
竹串で無数に突いておけば少しは早く焼けますかも。

blog大根焼き.jpg
味噌にマヨネーズを混ぜてつけてみました。

輪切りを銀紙で包んでバターを入れて焼いてみます。

blog大根バター.jpg
「だいバタ」と命名。

だんだん!徒然草から遠のいていくような。あは。

おでんの大根を焼いて
大根おろしをつけて食べたことはあります。
それはおいしかったのですが。

ん!?
唐突に思いついたのですが
関西弁では「煮(に)る」ということばは一般的ではありません。

「煮る」も「炊く」も「焚(た)く」に終結しています!
徒然草の吉田兼好も当然
関西のことばで著述していますよね。

ということは!もしかして!
「焼きて」は「やきて」ではなく
「たきて」と発音していたんでは?!

大根を鍋や釜で
「たいて」いたというのなら
直火であぶることばかり考えなくてもよかったのでは?!

すみません!また!今夜も支離滅裂!
ナイトキャップの芋焼酎を1合ばかり飲んで寝ますだ。

(敬称略)
タグ:徒然草
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