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南巽駅の朝食 2021/10 [朝食 モーニングサービス]

大阪メトロ(地下鉄)千日前線の東の端
南巽(みなみたつみ)駅のすぐ東に
「カフェ アモーレ」がありました。
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「モーニングセット」は 6 種類。
一番安い(税込み 430 円)トーストを食べます。
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ていねいに調理されています。
トーストはバターとジャムのふたつ。
サラダには干し小エビがふられていました。
ヨーグルトにゆでたまごつき。



路地に迷い込みました。
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道路の幅員が一様ではないですね。
寺内町や城下町によくある
「あて曲げ」とか
「遠見の遮断」とかいわれる
道路を直行せずに
賊の侵入や進行をさまたげる工夫?!
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どうも違うようですね。
道路を造っているところかも。
それにしても!
幅が細くなり!さらに細くなり
どれがめざす幅員やら。

そんな道を抜けると
大きな店舗がありました。
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「石窯パン工房 ベルフラン」!?
有名なベーカリーでしょうか。
イートインが店内外にあるので
朝食にしますか。

田舎ものは不調法で!よく分かりません。
「石窯パニーニ」230 円(外税 以下同)と
「アンパンマン」150 円と
コーヒー 90 円を。
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パニーニのベーコンの塩味がいいですね。
アンパンマンには
チョコあんが入っていました。
アンパンマンは
小豆あんだと勝手に思っていましたが。



南巽駅を西に出たら
朝から営業している大衆食堂の
「吉野屋」がありました。
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店のおじさんが
表の清掃かなんかしていて
目が合ったので
ずるずると入店してしまいました。

「朝食」というセットものはないようです。

冷蔵ケースからおかずを取り出し
ごはんとみそ汁をもらいます。
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豚肉とハムと鶏卵のまざったニラ炒めと
昆布の佃煮。
個別の単価は分かりませんが
全部で税込み 520 円でした。

ほっとする朝食です。

カウンターだけの
小さな(失礼!)店舗ですが
おじさんやおばさんが数人働いています。
地元では有名な食堂でしょうか。



街角にぽつんと石の鳥居が!?
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ああ!向こうの巽神社の参道ですか。

参道を近代に
幅員のある道(内環状線)が
横断したのですね。

巽神社は明治時代に政府の方針で
近隣の 5 社が合祀されています。
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「巽」は村の名前。
大阪城の辰巳(東南)にあるからだそうな。

内環状線を南に歩けば
クスノキの大木がありました。
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クスノキの下に
楠正成(くすのきまさしげ)の孫の
正長の旧跡を示す石碑がありました。
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明治から太平洋戦争の終わりまでは
偉人だった正成です。
その孫ですから大変な人だったのでしょう。

が!終戦になってかれらは
歴史から!ほぼ消えてしまいました。

与(くみ)した後醍醐天皇の評価が
すっかり落ちてしまったからですね。
忠君愛国坊主と自称した今東光でさえ
暗愚の天子とやゆするくらいですから。

正成はその方の子分ですから!全然です。

クスノキの向こうに
大きな店舗がありました。
「倉式珈琲店」ですか。

あちこちで見たことのある屋号です。

広い!天井が高い!
田舎もんは緊張しかねない店内で
「モーニング」を食らうべぇ。

おら!おフランス人となのっているけぇ
「フレンチトースト」をもらうけんね。
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うんまい!

コーヒーはサイフォンで
持ってきてくれました。
カップに軽く 2 杯ありました。

おいしかったけど高いもんじゃのぉ。
税込み 650 円。



(敬称略)
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武庫川髭の渡しコスモス園 2021 [解語の枯れ尾花]

阪急・今津線の甲東園駅の駅舎の意匠には
なんだか!やさしい気分にさせられます。
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でも!出入口がよく分かりません。
直接公道には出られないのかな。

車窓からいつも確認している
カレーショップがあります。
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「カレーの市民 アルバ」ですか。
どういう意味なんでしょう。

「本日のサービスメニュウ」と書かれた
ボードが出ています。

チキンカツカレーが 670 円。
税込みらしい。
それに 12 時までに入店したら
50 円引きです。
残念ながら
とっくに正午は過ぎていましたが。

カルピスのような飲料とともに
提供されました。
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安いと思ったのですが
この店のビーフカレーは
440 円からありました。



「髭の渡し(ひげのわたし)」を
見て帰りますか。
写真でも撮ってきますか。
来年のハイキングの企画に
参考になればいいかな。
気の長いはなしです。
鬼が笑いますね。

武庫川の甲武橋を
右岸の西宮市から左岸の尼崎市に渡ります。

川の中が赤い。
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なにが紅葉しているのでしょう。



河川敷の「髭の渡し」がピンク色。
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昔に「髭の渡し」という
渡船があったところです。

コスモスが咲いています。
主に「センセーション」のようです。
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この種は
播種から満開までの期間が
ある程度予測しやすいそうですが
私はたまたま満開に出会いました。

黄色い花は先に満開になっていました。
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新型コロナウイルス禍で
昨年の栽培はなかったのですが。
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花に埋もれて!ただ!ぼんやり。
詩歌も出ませんね。

横で赤とんぼが休んでいます。
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こんな風体の怪しいもののそばで
逃げませんね。

ただただ!あきれるほどたくさんの花です。
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7 区画!
尼崎市の HP には 550 万本とあります。

遠くに六甲の山並みがあります。
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コスモスの葉の色に
元気がないように感じましたが。
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それは私の心の色。
私に元気がないのかも。



今まで!南に阪急の武庫之荘駅へ
または東に伊丹駅まで
歩くのが当然だったのですが。
北に宝塚駅まで歩いたこともなん度か。

今年は人生に疲れています!はは。
甲東園駅に引き返すのが最短距離かも。

でも!バス停はどこでしたやら。
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丹波亀山城 爆発!ど~もすみません [いわなが姫の丑の刻参り]

JR山陰本線の亀岡駅を降りたら
大きな建造物が!?
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「サンガスタジアム by KYOCERA」だとか。
「京セラ」の工場でもなく
サッカーの競技場でした。

この日に出会った 2、3 の人は
「住民税があがらなければいいが」と
ぼやいていました。
とんでもない金額を
人口 10 万人に満たない市や
京都府が負担しているのかも。

スタジアムのある亀岡駅の北側には
桂川が流れています。
もっとも!ここから
「保津川くだり」が始まるので保津川とか
または地図によっては大堰川とか
表記が違うのが面白い。

北側は川と湿地帯でした。
丹波亀山城の天然の堀だったのでしょうけど
しばらくこなかったら
どんどん開発が進んでいます。
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大阪の梅田駅周辺に似ているような。
梅田は「埋め田」!湿地帯だったのに
あれほどにぎやかに変貌。
亀岡駅の北側もそうなれば
増税の心配がないのにね。

開発によって
天然記念物の「アユモドキ」の
絶滅の懸念があるそうです。

市民のみなさん!
ため息が絶えないようですね。

余談ですが
アユモドキはアユ(鮎)の仲間ではなく
ドジョウ科の淡水魚ですが
大昔!テント生活中
(ホームレスではありません)
獲れたから!知らずに! 煮て食べたかも。
ど~も!すみません。



駅の南に亀山城跡があります。
したがって!ここは
亀山という里だったのですが
明治になって!
なにかに忖度(そんたく)して
亀岡と改名したようです。

さらに亀山城も
丹波亀山城と呼ぶようになったのかも。

城跡を背にして明智光秀が立っています。
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最初に築城した人ですね。

ここは大陸によく見られるように
城下町をみんな取り込んだ!
いわゆる総構えの城です。

内堀があり!外堀があり!
外側にさらに惣堀が造られていました。

が!いきなり内堀にあたりました。
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桂川と湿地帯が
北側の外堀と惣堀の
代わりなっていたのでしょうか。

しかも!この内堀!
雑水川(ぞうずがわ)という川なんですね。
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のんびりと釣り糸を垂れている人!多数。



城跡は全部!大本教の所有物だそうな。
拝観料が 300 円必要です。
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といって!ゲートもなければ
門番もいません。
今まで支払った記憶がありません。
気づかずに黙って
入場していたかも知れません。
ど~も!すみません。

今回はちゃんと
みろく会館まで行ってお支払いしましたよ。

赤松がたくさんあります。
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信者が幹をみがいているそうで
きれいな色をしています。

桜が咲いています。
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十月桜のように見えましたが
「木の花桜」というらしい。

大公孫樹(いちょう)があるはずなんですが。
あの天守閣跡あたりにある大木かも。
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「禁足地」になっていて近寄れません。

石垣の下部のほうは
明智光秀や
豊臣秀吉時代のものかも知れませんが
上部は先の大戦後に復原したもののようです。

というのは
昭和 10 年(1935)からの宗教弾圧で
およそ 1,500 発のダイナマイトで
城跡にあった大本教の建造物やら
石像やらを破壊したそうな。

当然!石垣も吹っ飛んでいますよね。
大公孫樹だけは残されたと聞きましたが。

そのとき!大日本帝国政府から
爆破を請け負ったのが清水組。
今の清水建設かも。
長い歴史のある企業には
闇の部分が少なからずあるものです。

宗教団体は国家権力にすり寄りがちです。
宗教団体の親玉は
権力だけではなく金力や暴力や
およそ力とつくものみんな!大好きなはず。

すり寄らない団体は国家権力が敵視します。
小説「邪宗門」に
そのことが書かれていると
なんとなく思っていたのですが
郷土史家によると
邪宗門のモデルは大本教だけど
歴史書ではないそうな。

あくまでも小説らしい。
読書嫌いな私なんかが!
パラパラめくっただけで
分かったような気がしては
いけないようです。
ど~も!すみません。


街を歩くと竹林によく出会います。
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堀を掘った土なんかを積みあげて
お土居(土塁)を造っているのですね。
そこに防御のため竹を植えていたようです。

今はとぎれとぎれのお土居ですが
整備されているところもあります。
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先は崩されていますから
一段と高いのがよく分かります。

聖隣寺には
お土居を利用した墓地がありました。
そこに織田信長の墓があります。
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供養塔でしょうか。



亀山城が「本能寺の変」の発端!?
でも!明智光秀も本能寺の変も
分からないことだらけ。

歴史というより
ずっと後世の推察や創作だらけ。
史料価値が高いといわれる「信長公記」でも
本能寺の変の 30 年近い後のもののような。

信長公記の本能寺の場面は少ない。

森乱(蘭丸)が
「明智が者」のようだと進言したら
信長が
「是非に及ばず(ぜひにおよばず)」といって
「御腹めされた」とありますが。

明智の記述は「逆心を企て」だけかな。

みんな死んでいるのに見てきたような表記。
史料価値が高いものでもそんなもの。

「光秀の夢」というビールと
城内にあった木の花桜から命名したのか
「この花桜」という
日本酒を買って帰ります。
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へたの考え休むに似たり。
一気に飲んで!酔うばかリ。
「是非に及ばず」
ど~も!すみません。



(高橋和巳著/邪宗門/)
(太田牛一著/信長公記/桑田忠親校注/)参照
(敬称略)
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羽豆川コスモス畑 黒豆の枝豆 [もっそうライス]

盆地の底がピンク色!
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兵庫県三田市北東部を
南北に流れる羽豆川(はずかわ)の
八坂神社のあるあたり。

コスモスが咲いています。
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波豆川農業生産組合が
休耕田に育てた花園らしい。
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麦を作った後に
コスモスを播種したといいます。
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推定 8 万本。
今年 26 回めのコスモス畑だそうな。
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長期間にコスモスの育成のノウハウが
蓄積されているといいます。

今年は乾燥の日がつづいたため
草丈が少々低いとか。
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最近は種子の購入に
補助金が出ているそうですが
ずっと波豆川農業生産組合の組合員の
手弁当で育ててきたそうな。

そして!無料で開放。
頭がさがります。

横の八坂神社の秋祭りはコスモスの中。
絵になるでしょうね。
が!この 2 年!それはなし。
新型コロナウイルス禍には
神さまもお手あげのようです。



稲刈りの終わった田んぼの畦(あぜ)に
大豆が残されています。
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このあたりは黒豆の生産が多いようです。

道ばたでも売られていました。
茎つきのものを買いました。
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500 円でした。
ちなみに柿は 200 円。

「黒い枝豆を食べますか。

ひとりごとをいいながら歩き出したら
おじさんが追いかけてきました。

「枝豆のときは黒くないよ~!

熟して初めて黒豆になるのでしょうか。

ゆでてみたら
中途半端に黒くなっていました。
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「レモン胡椒(こしょう)」をつけて食べます。
「レモン胡椒」とは
九州の「ゆず胡椒」をまねたもの。
とうがらしを
かの地では「胡椒」と呼ぶらしい。

青いレモンと
オレンジ色の
弥平とうがらし(拙ブログ 2021/10/12)と
塩で作って寝かしておいたもの。

ああ!枝豆があるのに
家貧しくて
冷蔵庫にビールがありませぬ。

ウイスキーをウーロン茶で割って飲みます。

昆布を入れて炊いたごはんに
ゆでた黒豆の枝豆と
焼いた塩鮭をほぐして入れます。
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かきまわして食べれば
おいしいじゃないですか。
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万博記念公園 赤いそばの花 2021 [うそ八百]

万博記念公園の花の丘。
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コスモスが咲いています。
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10 月のハイキングに
この森を歩こうという案がありました。
万博記念公園は広大です。
8km くらいはすぐ歩けそうです。
最後は花の丘でくつろぐというプラン。

が!花の丘の周辺の森は
なぜか立ち入り禁止がつづいていました。

9 月になっても公園側は
10 月に入れるかどうか決めてくれません。
断念せざるを得ませんでした。

それが 9 月の終わりになって
10 月に花の丘のコスモスを
見にきてくださいとのこと。
遅いわい。
間際になってから計画は立てられません。

それでかどうか!例年より
コスモスの株が少ないような。
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その上!
コンパクトカメラの調子が悪く!
撮影技術ははなからなく!
おまけに!くもったり晴れたりでは
満足な画像が撮れやしません。

なんですか!
昨年にはなかったような。
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ミューレンベルギア・カピラリス!?
イネ科のようですが。



コスモスの向こうに赤い花。
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赤いコスモスじゃないですね。

今年も「赤い」花のそばを植えていました。
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しばらく休憩しますか。
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早朝の喫茶店で出た
「ゆでたまご」を持っています。
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たまご料理は嫌いでもないけど
すすんで食べようとはしません。

たまご料理が好きなものは
マザコンで幼児性が抜けない性格と
勝手に思っていますので。

私の母の手料理はなんだったのでしょう。
にわかに思い出せませんが。

夏はナスビ漬け
冬は白菜漬けばかり食べていたような。

ごちそうは「たまご」だったのかも。



「ゆでたまご」を食べます。


「ときなしに ゆでたまごを食う 悲しみに
「笑えば 赤いそばの花咲く


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「宇宙から 地球が消える きみが消える
「杞憂に 赤いそばの花咲く


「恋すれば 般若心経 祖母の声
「それでも 赤いそばの花咲く


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「なにもない 後ろ指さえ さされない
「血に似た 赤いそばの花咲く


「人は逝く 格差感覚の 風の中
「揺られて 赤いそばの花咲く


「みじめでも 死ぬことだけは 思いつかず
「気づけば 赤いそばの花咲く


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