鬼やらいのみち 一妻多夫ばかり

神戸電鉄の押部谷（おしべだに）駅から
神戸市営地下鉄の
西神中央（せいしんちゅうおう）駅まで
神戸市の西の端を歩きます。

日吉神社を経由して明石川沿いに出ます。


形のいい雄岡山が見えます。
雄岡山は「おっこうさん」「おっこさん」！？
または「さん」を
「ざん」や「やま」と変えたり
なにが本名なのか
会う人ごとに違う呼称？！

神戸市西区役所がいう
「鬼やらいのみち」を歩いているようです。

住吉神社に着きました。


ここから田園地帯を進みます。

いつもぼんやり歩いて注意力散漫なのですが
あれ！？
このコスモス園！見たことがあるような。


ここも「鬼やらいのみち」でしょうか。


この周辺は
修正会とか追儺（（ついな）式とかいう
「鬼やらい」の行事がきちんと
1,300 年も受け継がれていて
その代表的な寺院の
近江寺（きんこうじ）と
性海寺（しょうかいじ）を結ぶ道を
そう命名しているのでしょうか。

あの喬木はなんでしたやら。


そう思うだけでいつも遠望するだけ。

私には印象的な龍華院の前を通り過ぎます。


「鬼やらいのみち」と別れて
獲り入れの終わった田んぼの横を
南にゆるやかにのぼります。


くるまの通行のとぎれない道の横に
舗装されて幅員のある
歩道（！）が静かにつづいています。


場違いのように
ミツバチの巣箱が並んでいたり。


どこに蜜源なんてあるのでしょう。
でも！ミツバチは元気そうです。


ジョロウグモの大きく肥える季節です。


ん！？
オトコ（オス）がいません。
この目立つ個体はオンナ（メス）。

まるで私の周囲の
アラフォー（around 40）の
おね～さん方のような。

オスはメスより大変小さく
ジミに近くに棲んでいて
生殖の機会をねらっています。

たいてい上部にいます。
動きません。
動いたら！メスに食べられるのかも。
命がけの性交渉ですなぁ。

このあたりの巣にはオトコがいません？！
もう食べられてしまったの！？

あ！今！画像を拡大してみたら
上に小さく存在している巣もありましたね。


中にはすごい！


オトコを 3 匹もかかえている女傑も！

「農協市場館 六甲のめぐみ」に寄ります。


曲り秋ナスと大好きな柿と
大きいけどまだ柔らかそうなオクラを
仕入れました。


500 円玉でお釣りがありました。

この上が「神戸ワイナリー農業公園」です。


西にとります。

工業地帯（？）を歩けば
公孫樹（いちょう）がたくさんある
高塚公園にあたりました。


周辺の街路樹も公孫樹だらけ。


比較的！若い木ばかり。
最近はオス木しか植栽しないと
勝手に思っていたのですが
数は少ないものの
銀杏（ぎんなん）が道を汚しています。


ここのオンナ（メス木）も
オトコ（オス木）の波の中。
一妻多夫（？）ですか！いいですね。

西神中央駅に着きました。


前回きたときには
「そごう 西神店」が閉店して
閑古鳥が鳴いていましたが
少し！明るくなっているような。


「そごう」のあった建てものは
撤去しないで
流用して営業する道を選ぶようです。