SSブログ
もっそうライス ブログトップ
前の5件 | -

パセリの焼きめし 焼きうどん [もっそうライス]

なぜか!パセリは高価です。

プランターや畑の隅や
嫌がる(?)知人の家の庭や
花壇のすき間に植えて
多量に消費していたものには驚きです。

最近!植えていないので
買うしかないのですが
なかなか手が出ません。

私は野菜と思っていましたが
世間は飾りか!薬味か!ツマかの
扱いなんでしょうか。

軽くひと握りの束のパセリが
60 円で売られていました。

安い!

ふたつも買ってしまいました。



焼酎の湯割りを飲みながら
パセリにマヨネーズやら
わさび醤油やら
得意技(?)の梅肉やらつけて食べます。

いくら好きなものでも飽きます。

おしゃべりには閉口するのですが
気はやさしいおばさんにもらった
妙にぐんにゃりしている赤飯を
リメイクしますか。

鶏卵ひとつで焼きめしにします。
パセリを大量にきざんで加えて
麺つゆとポン酢で調味。
blog61.jpg

パセリ好きにはおいしい。
ポン酢は振らなくてもいいですね。



顆粒のタマネギスープに湯をさして
パセリをどば~っと入れ
ピザ用のチーズを放り込んで
電子レンジで少々加熱。
blog62.jpg

なかなか。自画自賛。



細切れの豚肉!
100 円ばかりのものを買います。

最近!あまり肉を買いませんね。
魚も買わないけど。
ま!昔から懐中不如意で
買うといえるほど買っていないけど。
焼き鳥の
“皮” をひと串買うことはありますが。

どのスーパーにも
極少量の商品が増えましたね。

その豚肉といっしょにうどんを焼きます。
パセリとすぐき(酸茎漬)の葉を
きざんで混ぜます。
blog63.jpg

醤油を少々。



パセリといえば!すぐ
“パラマウント” という
単語が浮かぶのですが。

パセリはポルトガルかどこかの古語が
日本流になまっていて
パラマウントがヨーロッパの
近年のことばかと根拠もなく思って!
いや!感じていたのですが。

パセリは英語では “parsley”
まぁ!カタカナでパセリ!?
パラマウントはパセリの品種名でした!

パラマウントと書いてある種子ばかり
植えていたからでしょうね。



しかし!ふた束は
たくさんありますね!思ったより。

きざんだパセリに
四阿(あずまや)にあるもの!
みんな混ぜてみますか。

花かつお!小口切りの青ネギ!
きざんだセロリの葉!すぐきの葉!
白菜のキムチ!
パリパリ乾燥の昆布の切れ端と
ポテトチップスは折ってもんで!
納豆とそれについていた辛子!たれ!
めんつゆ!弥平とうがらしの粉!
blog64.jpg

炊きたてのごはんにのせて食べれば
人生!まんざらでもないような。

でも!まだひと束!残っています。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

みょうが宿のみょうがづくし [もっそうライス]

なんだかうれしい。

茗荷(みょうが)の花穂
500g ほどのものが
税込み 100 円で買えました。
blog41.jpg

花穂といっても
出荷するために
先の花の部分を整形するときに除いた
外側と茎ですが。
フツーは捨てるところでしょうけど。

これで十分!茗荷を楽しめます。

そんなものでも!いつも買うものは
150g ばかりのものが 100 円。

今日はとても安く買えましたが
こんなにたくさん!どうしましょう。
カッコよく繊維に沿って
糸切りできるような
シロモノではありません。

とりあえず!小口切りにします。

酸っぱいものなら
よりキョーレツなものが好きですので
ポッカレモン 100 と穀物酢とを混ぜ
塩と酒とだし醤油を振った中に
浸けておきます。
blog42.jpg

これだけ切っていると
飽きてきて!だんだん雑になります。はは。



どうして食べますかね。

落語に茗荷宿という演目があります。

泊り客から 1 晩!大金を預かった
宿の夫婦。

なんとか!この大金をせしめようと
客に茗荷ばかり食べさせます。

茗荷を食べるともの忘れが激しいとか。
客は預けた大金を忘れて出立。

というはずだったのですが
客は大金を受け取り
宿賃を払うのは忘れて
旅立ってしまったというオチ。

そのメニューは
茗荷のごはん!茗荷のお平(ひら)!
茗荷の汁!茗荷湯!

茗荷湯とはなんですか。



と思って調べる気になったら
この噺(はなし)!古典なのか
古今!多くの師匠たちが
高座にかけているんですね。

タイトルも
茗荷!茗荷宿!茗荷屋!茗荷宿屋!
ひとつじゃないじゃないですか。

単純で登場人物も少ないから
2 分くらいで演じたり
20 分くらいにふくらませたり
わりと自由にしているようです。

この落語は
小咄(こばなし)から生まれたのかも。

享和時代(1801 年ころ)発行の
「笑嘉登(わらうかど)」には
すでに茗荷のはなしがのっているとか。

大正時代に発行された「聞上手」では
今の落語のオチとおなじ
宿屋が舞台のはなしになっているらしい。



だれが演じたのか!ある記録には
料理の最初に
お茶(!)を出しているのですが
それを「オツなもの!」と
客にいわせています。

茗荷に塩を振って
お湯を注しているようです。

それ!オツな茶ですかね。
飲みたくはないですがね。



もう!やめます。
キリがなさそう。

茗荷を食べなくても
知識がひとつ入れば
ひとつ忘れて行きます。

それに活字を見ると
すぐ!
うつ病とナルコレプシー(過眠症)が
タッグを組んで襲ってきます。

作ったばかりの酢漬けの茗荷。
なにもないから
69 円のカップ焼きそばに
かけていただきます。
blog43.jpg

おいしいじゃないですか。

晩ごはんはぜいたくにカニチャーハン。
blog44.jpg

ウソついて!すんません。
カニではなく!カニカマ。
緑色は湯通しした四角豆。

ただの鶏卵の焼きめしに
すっぱい茗荷をたっぷり。

当分!茗荷が食べられます。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ウナギの頭は半助 緑色のリゾット [もっそうライス]

入場料 1,000 円の落語会で
演者の噺家(はなしか)のひとりが
いっていましたね。

「木戸銭が 6,000 円もする
「有名な落語家の会も
「この 1,000 円で 5 人も出演する会も
「落語の味はしまっせ。

「宇奈ととの 590 円のうな丼も
「ウナギのかば焼きの味がするように。

どんなたとえです?!

さらに脱線して

「590 円のうな丼のウナギは小さい。

当然ですわな。

「そのかば焼きでごはんを半分食べる。
「残りのごはんはテーブルにある
「無料の漬けもので食べる。

のだそうな。

今年(2022)の土用の丑の日は
2 日(7/23 8/4)あります。

ある寝たきり(ものぐさ?)おばさんが
丑の日に

「宇奈ととの 500 円のうな丼が食べたい。

と!いっていると聞いたので
やさしい私は買って届けました。
blog51.jpg

私の記憶では
「宇奈とと」の一番安いうな丼!
500 円の時代がしばらくありましたが
550 円になり
じきに 590 円になったような。

「宇奈とと」と指名がなかったら
5,000 円の「ウナギ」でも買いますのに。
なんて!
できもしないことをいってみたり。

しかし!高座でいっていたように
「漬けもの」がついていないのですが。
テイクアウトにはないのでしょうか。



「半助!残しておいたよ。

場末の居酒屋のおじさん。

土用の丑の日の初めの日に
かば焼きでしこたま儲けたのか
機嫌よくいいます。

大阪の場合は
ウナギの頭をつけたまま焼くので
頭もかば焼きになっています。

その焼いた味のついた頭を
なぜか大昔から
「半助」と呼んでいるようです。

そして市販されています。

ウナギの頭は
Net なんかでも販売されていますが。
1kg 140 円くらいから
せいぜい 450 円くらい。

高価なものではありませんが
宅配便が 1,000 円くらいかかりますがね。

たぶん!関東の業者なら
生の頭の販売かも。

檀一雄と太宰治が
荻窪の屋台のウナギ屋で飲んでいたとき
檀がかじったウナギの頭に
大きな釣り針が入っていたといいます。

その頭は注文を受けてから
焼いていたようですから
関東の頭の販売は生のままでは。



居酒屋は半助を 500g ばかり
冷凍してくれていましたが
ホントに頭ですなぁ。
blog52.jpg

もう少し!身をつけておいてちょうだい。
ただでもらっておいて
文句をいってはいけませんね。

とりあえず!なにか!
ごはんものにしますか。

鍋に水を沸かし
いくつかの半助を放り込み
しばらく煮ていたのですが
あんまりだしは出ないような。

昆布と椎茸の液体のだしを入れます。

ごはんを加え
賞味期限の近づいている
スライスチーズを
惜しみなく放り込みます。

さわやかになるかも知れないので
キュウリをおろして入れて
火を止めました。
blog53.jpg

緑色のリゾット。

あっという間に食べてしまいましたが
冷やして食べたらよかったのかも。



(檀一雄著/檀流クッキング/)参照
(敬称略)
タグ:檀一雄
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

レモンライス みょうがライス [もっそうライス]

酸っぱいものにあまり抵抗がありません。
辛いものにもにぶいですが。

抵抗がないというより
より酸っぱいものに魅かれます。

米酢をだしで割って使うというような
軟弱な(?)レシピはもの足りません。
穀物酢をぶっかけるくらいでないと。

「ポッカレモン 100」がいいですね。
blog81.jpg

レモン 100 %。
酸っぱい!

ただし!高価。
450ml 359 円(税抜き)もします。



元気のいい「みょうが」に魅かれます。
blog82.jpg

もちろん!野でも山でも川のほとりでも
だれかのものでしょうけど
つい!花を探してしまいます。
「花みょうが」に目がありません。

生家の周囲にも
勝手に生えていたと思うのですが
いざ!植えてみると
こんなに元気に育ちません。

自分の非力さに恥じ入るばかリ。

「花みょうが」は
薬味として売っているのか!高価。
しかし!整形のためにか
取りのぞいた(!)外側を
安価で売っています。
blog83.jpg

150g くらいで 100 円!

みょうがの香りはあるものの硬い。
筋っぽい。
そもそもいいものでも
繊維にそった切り方はしませんよね。
小口切りにして使えばいいのですね。

それを
「ポッカレモン 100」浸けにします。
blog84.jpg

なかなかすてきな薬味になります。
日持ちがします。

日が経てば
みょうがもつけ汁もピンクがかってきます。



これさえあれば
1 丁 29 円の豆腐でも
3 パック 59 円の納豆でも
私はおいしく食べられます。

軽くもどした干し大根に
「ポッカレモンみょうが」をかけて
醤油でもたらせば
ごはんがすすみます。
blog85.jpg

酒の肴にもなります。



「レモンライス」が
好きという人がいましたね。

阿川佐和子はこどものころ
母の作る「レモンライス」が
好きだったそうな。

阿川佐和子のご母堂といえば
阿川弘之のご令閨かな。

それはともかく
「酸っぱいホワイトソース」の
かけごはんがあったとか。

まず!ホワイトソースをこしらえて
そこへレモンの果汁を
たっぷり加えるらしい。

では!私もレモンライスを。

ごはんに
「ポッカレモンみょうが」と
ネギを混ぜます。

ホワイトソースではなく
レトルトのカレーにも混ぜます。
blog86.jpg

ああ!夏向きです。
好きな味です。



(阿川佐和子著/残るは食欲/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

素朴なチキンライス [もっそうライス]

出張ばかりしている人がいます。
長距離輸送の仕事の人もいます。

そんな異郷の地のランチは
「カレー」だという人がいます。

カレーライスは
たいていどこの町にもあるとか。
へたなものでも
多少まずくても食べられるとか。

「餃子の王将」ばかりに行くという人も。
フランチャイズやチェーン店は
メニューと
そのできばえに認識があるから
安心感があるようです。

仕事中です。
観光旅行しているのではないので
多くを期待してはいけないのでしょう。
それに出張費はかぎられています。



池波正太郎が
「旅へ出ると毎日でもよい」というものは
チキンライスだったそうな。

こどものころには
大嫌いな食べものだったとか。
ケチャップのにおいがきらい!?
そもそも!トマトのにおいがする料理は
うけつけなかったと述懐しています。

太平洋戦争も敗戦が濃くなったころ
池波に召集令状がきたとか。

そのとき!岐阜県の工場にいたかれは
海軍の横須賀に入隊することになり
この世の名残りなのかどうか
飛騨・高山を回って
観光して(?)帰ったのですね。

もうなにもかも!
食糧事情もひっ迫していたようですが
なぜか!高山には
鶏肉だけが豊富にあったといいます。

それで!レストランのメニューは
チキンライスとスープと
コーヒーしかなかったとか。

しかたなく!チキンライスを食べたら!
うまい!
感動した!のです。

以来!チキンライスが大好物!
単純なものです。
失礼!笑ってはいけませんね。

池波は上等(!)なものより
田舎のおばさんが作るなんのてらいもない
チキンライスがいいといっています。



田舎のおばさんに頼まなくても
簡単にできるものが!
blog41.jpg

チキンライスの素(!)がありました。

ごはんに混ぜるだけでいいのです。
blog42.jpg

グリーンピースは勝手に置いてみましたが。

4 人前のものが 129 円(税抜き)でした。

池波が喜ぶような素朴な味でしょうか。
あんまりトマトくさくありません。



(池波正太郎著/チキンライスと旅の空/)参照
(敬称略)
タグ:池波正太郎
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
前の5件 | - もっそうライス ブログトップ