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朝粥 知恩院 祇園枝垂桜 [平安京有情]

鴨川の岸に
桜花が見えるようになりました。
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京都は川際にも
インバウンド(訪日旅行)のひとだらけ。
エサをねだっている鳥もいます。
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外国語が通じるみたいです。

朝ごはんに
冨小路粥店で買ってきた
「五穀米の和粥」をいただきます。
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しばらく!さげて歩いていたのですが
まだまだ!熱い。
和粥ですから
梅干やモズクや三つ葉などがのせてあり
おいしい。

税込み 600 円。

安くはありませんが
300cc 以上あるようで
とりあえず!満腹感はあります。



知恩院の三門の前にも
桜花が認められます。
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それでは!と意気込んで
境内の「友禅苑」に入園したものの
桜の木が少なかったですね。
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御影堂にごあいさつはそこそこにして
方丈庭園に回ります。

なんだか老いて欲のなくなったような
桜が咲いています。
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でも!ここも桜の園ではないですね。
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権現堂にはスモモのような
白い花がありました。
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これも桜だと思うのですが。

京の町が一望できる山亭庭園にも
桜の喬木はありますが。
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けれんみはありません。



山亭庭園から裏の墓地に抜けて
千姫の墓へ行きます。
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向こうに
濡髪(ぬれがみ)大明神がおわします。

花街の芸妓は
よい旦那を引きつけておかねば
成り立たない商売らしい。

舞妓が 13 歳になって
芸妓になるときに!
水揚げ(!)してもらい!
女になって(なんのことやら?)
旦那を持つことになります。

舞妓のときに!
よい旦那ができるように
濡髪さんに祈ります。

旦那ができてからでも
丑三つどきにやってきて
濡髪さんの井戸に小豆を落としたり!
いろんなまじない(?)をするそうな。

そうすると旦那は奥さんや
他の女性と同衾(どうきん)しても
ナニ(知らんけど!)が
役に立たなくなるとか。

旦那は必然的に芸妓の自分のところに
ナニをナニしにくるようになります。
(詳細は専門家にお尋ねあれ)

先斗町の元・芸舞妓の
豆弥姐さん(ご存命かどうか)の
おはなしですから!いつのことやら。
現在の花街はどうなっているのでしょう。

そんなに
変化のある世界ではないでしょうけど。
芸妓になっている時期を
そうとう過ぎている年かさで
舞妓になる昨今!
肉体の発育はどんどん早くなっているのに
逆行しているのやら。

その井戸がありません。
数年前から!
ここにくるたびに探しているのですが。



墓地から出たら
きれいな桜花がありました。
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テントやタープが立てられていて
鑑賞にじゃまなんですが。

石段を御影堂に降りると
法然上人は花吹雪の中。
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納骨堂でしょうか。
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桜と新芽の中にあります。



円山公園に出ると
祇園枝垂桜が観光客を寄せていました。
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八坂神社を抜けると
道の向こうの「亀屋清永」に
餢飳(ぶと)がありました。
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遣唐使が持って帰ったという菓子。
米粉や小麦粉で作った生地で
あんこを包んで植物油で揚げたもの。

遣唐使のレシピにあんこはあったのやら。

奈良の春日大社ゆかりのものと
思っていたのですが
京都にもありましたか。

高い!
税込み 648 円!
50g もないのに。

画像の右に写っている
おまけにもらった菓子のほうが
大きいような。



(永六輔著/極道まんだら/)参照
(敬称略)
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