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大阪上本町駅の朝食 2019/11 [朝食 モーニングサービス]

大阪メトロの谷町九丁目駅から地下道を
近鉄の大阪上本町駅に向かいます。

と書ける私は他国の人!
土着の民は
「谷九(たにきゅう)から」
「上六(うえろく)に向かいます」
としかいいませんがね。

たぶん!本名(!)の谷町九丁目駅とか
大阪上本町駅とかは認識がないのでは。

しかし!大阪上本町駅を略して
上六とはこれいかに。

「上本町 6」という交差点や
「上本町六丁目」という
バス停はありますがね。

その地下道に
「上六あんぱん」なる看板が出ています。
blog41上六あんぱん.jpg

「CAFFE CIAO PRESSO & cookhouse」!?
blog42.jpg

なんですか?!
近鉄の駅の 1 階にあがると
「CAFFE CIAO PRESSO」と
「cookhouse」が別々にありますがね。
元締めがいっしょなんですかね。

ともかく!その「上六あんぱん」と
コーヒーで朝食。
blog43.jpg

「上六」の焼き印はあるものの
どこが「上六」!?
小豆のあんこと
クリームが入っていましたが。

あんぱんは(税抜き)210 円でしたが
なにか釈然としないまま食べたので
コーヒー代金は忘れてしまいました。



上記の店舗とすぐ近くの
コンビニのようなスーパーの
「成城石井」におにぎりが
100 円(税抜き)でありました。
blog44成城石井.jpg

成城石井のものは
私の懐中にはなんでも高価なので
敬遠していますが。
フツー(?)の単価のものもあるんですね。

ん!?
しかしですね!
これ!私が週に 5 度は買いものをする
スーパーのサンディのおにぎりと
おなじ会社の製品ですが。

サンディでは
49 円(税抜き)で売られていますが。

先日!某居酒屋が
パーティかなんか予約があったらしく
サンディでおにぎりを
100 個ばかり買っていました。

「(パートの)おばちゃんに握らせるより」
「安くあがる」とか。

サンディは
損して売ってはいないでしょうね。
すると!コンビニやフツー(?)のスーパーは
一体いくら儲けているの!?
よけいな詮索ですが。



近鉄百貨店・上本町店の地下 2 階の
喫茶の「ハマヤ」で休憩。

「モーニング」はないのですかぁ!

「どうされます?!」

ま!座ったので
コーヒー(税抜き 340 円)でも
いただきますか。

「クッキー(税抜き 80 円)ならあります」

じゃ!ください。
blog45ハマヤ.jpg

ああ!たしかにクッキーですね。



大阪上本町駅の改札内に
「うどん・そば 上六庵」がありました。
blog46上六庵.jpg

ここも「上六」ですね。

そばとカレーで税込み 500 円!
blog47上六庵.jpg

そばかうどんかを選べますが。

揚げ玉(てんかす)はかけ放題。

私好みでないからか!
なんだかしっくりいかない
「モーニング」ばかりつづきましたが
やっと朝食した気分が味わえました。
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雄略天皇陵 みたらしだんごの里 [猫も歩けば棒立ち]

雄略天皇陵が見えます。
blog81雄略天皇陵古墳.jpg

古市古墳群ではあるのですが
ここは世界遺産の登録外ですか。

世界遺産に登録の前に
きたとき(拙ブログ 2015/09/08)と
なんにも状況は変わっていません。

どう見ても円墳じゃないですか。
blog82雄略天皇陵古墳.jpg

雄略天皇陵なら他の大王と同様に
前方後円墳でなければならない!
なんて!おリコーな人がいって
横の畑(下の画像の左側)を
前方部に加工したようです。
blog83雄略天皇陵古墳.jpg

円墳が悪い訳でもないでしょう。
大陸や朝鮮半島の高貴な人は
みな円墳じゃなかったですか。

ここがホントに雄略天皇陵かどうか。
そうだとしても
悲観することもないじゃないですか。



雄略天皇陵が紛れていたので
文久の修陵(もしくは元禄の修陵)で
あわてて比定したものを
明治政府がさらに立派に
造り替えようとしたのでしょうね。

前方部を造ったのなら
そのときにどうして
濠(ほり)のその部分を埋めて
後円部とつながなかったのでしょうか。

先日!雄略帝に父親を殺害された
兄弟(後の顕宗天皇と仁賢天皇)の
伝説に出会いました。(拙ブログ 2019/11/20

顕宗・仁賢天皇は即位後
親のカタキとうらんで
雄略帝の陵の破壊にかかり
前方部と後円部を切り離したという
新しい伝説が生まれつつありますが。

破壊するのなら
平地にもどしてしまいませんか。
私なら平地に満足しないで
掘り込んで!池にしてしまいますよ。



歩いて津堂城山古墳へ。
blog84津堂城山古墳.jpg

宮内庁の陵墓参考地の高札があります。
ここはめでたく世界遺産のようです。

世界遺産ですが入山し放題!のぼり放題。
blog85津堂城山古墳.jpg

前回(拙ブログ 2015/09/08)!
愚かな考えをめぐらせたときと
これまた!おなじたたずまい。



津堂城山古墳の近くで
「大阪マエダの乳ボーロ」の看板発見。
blog86前田製菓.jpg

前田製菓といえば
今でもときどきおじいさんたちが
「あたり前田のクラッカー」と
訳の分からないギャグを叫んでいますが。

ただの思いつきの「おじんギャグ」だとか
べたな菓子のキャッチフレーズ(?)だとか
解釈している人が多いと思うのですが。

はなしは古い。
先の東京オリンピック前後のこと。

大阪のTV局の朝日放送が製作した
連続お笑い劇の「てなもんや三度笠」で
主役の藤田まことが
スポンサーの前田製菓のクラッカーのCMに
自分が強いのは
「あたり前田のクラッカー」と
「生」でいっていたのでしょう。

この時代のCMは生放送ばかり。
それで!よく放送事故(?)が起きたと
当時の売れっ子の漫才師たちがいっていたのを
聞いたことがありますが。

ちなみに
東京・大阪のTV局系列が腸ねん転時代。
朝日新聞系と毎日新聞系がねじれていたので
「てなもんや三度笠」は
毎日系のTVで観ていた人も多いとか。

なんのはなしでしたか。
はなしが澪(みお)をはずれて
土手にあがってしまいました。



大阪前田製菓の工場に直売店がありました。
blog87前田製菓.jpg

「乳ボーロ」がたくさんありました。
「みたらしだんご」が名物だというので
冷凍のそれを買いましょう。(3 本 350 円)
blog88.jpg

「元祖」という
「カレーせんべい」(200 円)と
お徳用だという
「割れクッキーパイ」(310 円)も。

ん?!
blog89.jpg

領収証は「甘党 まえだ」ですね。

大阪の市街に展開している「甘党 まえだ」に
先日(拙ブログ 2019/11/23
訪問したばかりでした。
その本社でしたか。

関西には「まえだ」という製菓業者が
いくつかあるそうな。

「あたり前田の、、、」会社とは
なんの関係もないそうです。



(敬称略)
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電気の瞬間湯沸かし器を見た [西田辺探検記]

深夜にでんわしてくるバカがいます。

「酒場で盛りあがっているから」
「すぐきなさい!」とかいったりして。

ふざけんな!
なんの関係があるの!私と!?

かれらは「友だちやんか!」と
臆面もなくいいます。

勝手に友人と決めつけるなよ。
友だちになった覚えがありません。

昔から
友人がなん人!なん十人と
自慢するヤツはいましたが。
たいてい!軽薄なヤツら。

最近 SNS 全盛時代では
互いにフォローしている人は
全部「親友」だと
勘違いしているものがいたり。

近づきたくない人ばかり。

いっておきますがね!
私には友人はいません。

うまく応対できないから
人と会った後に
多くの反省材料が澱(おり)のように残り
落ち込みます。
だから人にはなるべく接しません。



げ!
家から出ようとしたら
場末の!さらに路地の奥の!
きれいではない(という人が 7 人ほどいる)
居酒屋の恐い顔の
おじさんが立っていました。

シロート(?)には怖い顔に見えますが
これがフツーの生まれつきの顔で
泣きそうな!心細いときほど
よけいキョーレツに悪役顔になります。

「月末までに」
「湯沸かし器をつけねばならん」そうな。

その経緯(いきさつ)は
プライバシーと法的なことがあるので
ここでは省略。
私は口が堅い(?)ので
聞きたい人に
直接!個人的に詳細にお教えするのは
やぶさかではありませんが。

かれは深刻で!私は笑えます。はは。



どうして私にいうのよ!?
友人でも親戚でもないのに。
専門家でも工事関係者でもないのに。

そんなこと!ガス店か!水道屋か!
それとも
建築業者や内装会社やホームセンターや
家電量販店にでも行って相談しなさい。

あなたは友だちが数百人!
愛人が 13 人いると
勝手に豪語しているじゃないの。
愛人はともかく
店の客の中に建築関係者もいるじゃないの。

「あいつら!信用できへん!」

は!?

「カネを出せというのや!」

はぁ?!

「それも!なん万円という天文学的金額や」

なん万円なら安いのじゃないの!



「ただ」か「ただに近い」
湯沸かし器を探しているのだそうな。

驚かないでください。
この人のジョーシキでは
いつもの普遍的な考えでしたね。

そんなもの!どこに落ちているのよ!

落ちていてもだれが設置するの!?

え!私?
配管工事なんかできる訳はないでしょ。

私は鉛筆より重いものを持ちあげないし!
(パソコンの)マウスより大きいものを
動かしていません。
不器用さは天性のものですし。

帰れ~!
といいたくなりましたが
なんとなく面白そうじゃないですか。

他人の災難は面白い。
さらに奇想天外に生きている恥のない人を
たまに見るのも暇つぶしになります



翌日!いい案を思いつきました。

路地を隔てて隣に
空き店舗がありました。
そこを臨時に借りるのです。

「どうすんのや!家賃は!?」

テナントが決まるまで一時借用ということで
月に 1 万円くらいで借りたらよろしい。
個人の大家で!はなしが分かる人ですから
大丈夫だと思いますよ。

そこのガス湯沸かし器から
こちらのシンク(流し台)まで
給湯のホースを引けばよろしい。

双方の壁に
穴をあけねばならんでしょうけど。



とにかく期限の月末まで時間がありません。
おカネを出しなさい!数万円は。
そして!極力!
工事が伴うものはやめたら。

電気式の給湯器なら
少なくともガス配管は不要!助かります。

小さな貯湯式の温水器なら
場所を取らないでしょう。

え!
その場所もない!?

思い出しました!
瞬間湯沸かし器がありましたよ。
電気式の!

いや!姿!形は思い出せませんが
チョー小型だったような。
大昔も大昔に
ガス会社に研修(?)に行ったときに
聞いたことがあるような。

そのあたりの記憶は大変あいまいですが。
なぜ!ガス会社で電気!?
だいいち!ガス会社に行った事由も
忘れています。

「それ!うちにあるよ!」

そんな珍しいものが!?

偶然!横でビールを飲んでいた
おね~さんがいいます。

おね~さん所有の貸室(?)に
ふたつもあるそうな。

「使ってないよ!今!」

「それやぁ!」

おじさんが大声を出します。

「すぐはずしに行こう」

まだ!あげるとも
なんともいってないのにね。

結果!あげてもいいけど
壁に半埋め込みになっているので
はずした後
配管と壁の補修をしてということ。

おじさん!青菜に塩。



電気式瞬間湯沸かし器を
ネット検索してみたら
あるは!あるは!よりどりみどり。

値段も 4,000 円に満たないものから。

しかし!安いものほど仕様が分かりません。
取りつけの難易度も知りたいのですが。
どれだけ附属品がいるのかも心配です。

不安がいっぱいですね。

でも!買ったのです。

買えたら!もう私に用事はありません。
元・大工さんやら元・左官屋さんやらが
設置してくれるとか。

よかったね。



「水がほとんど湯にならない」とでんわが。

「取扱説明書をよく読みなさい」

「全部!中国語!上海から送られてきた」

見に行きます。

あ!こんなに小さいの!?
blog00.jpg

浄水器みたいですね。

200V 2,400W じゃないの!

「それがなんや?!」
「あんた!中国語!読めたんか!」

中国語は読めないけど
数字は万国共通でしょうが。

熱量が半分しか出てないのじゃないの!?
100V で使うから。

「電気の関係者は」
「みんなこれで OK といったよ」

あの人たち!
パソコンなんかの弱電関係者じゃないの!

「あんたのいっていること!」
「さっぱり分からん」
「説明してやって」

あなたにいうから指揮して
工事をやりなおしなさい。

オームの法則!分かります?!

「ものまね鳥か!?」

義務教育範囲のことで!すみませんがね。

「そんなこと!知らん!」
「大阪の教科書にはのってへん!」

ともかく!
電力は電圧と電流をかけあわせたもの!

200V の機器は 100V では使えません。
分電盤に 200V の遮断機を増設するように
その電気屋(?)さんたちに
指示してくださいね。

「そういえばいいんやな!」

かれらは電気工事店じゃないから
できるかどうか知りませんが。

あ!そのラインを
間違えて使用しないように
単独配線しておきなさい。

「間違えて使ったらどうなる?!」

機器から煙が出ると思います。
そのときには落ち着いて 119 番しなさい。

くれぐれも私には
でんわしてこないようにね。
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東福寺 今熊野観音 紅葉 2019 [平安京有情]

東福寺にきたのですが。
blog61東福寺.jpg

なんという人だらけ。
ほしか(干鰯)にしてもまだあまりそうな。

紅葉の季節。
「通天楓」をはじめ
2,000 本ともいわれる境内の
紅葉めあてに押しかけているのでしょう。

さらに人が集中している
紅葉の渓谷・洗玉澗を見下ろす
通天橋に行くのはやめて帰ります。

臥雲橋も渓谷の上を渡っています。
こちらでも紅葉の海を見られます。
blog62東福寺.jpg

ちょっと移動しただけで
紅葉のグラデーションが違います。
blog63東福寺.jpg

向こうに通天橋が見えます。
blog64東福寺.jpg

あちらは有料だけあって高所ですね。はは。



坂道をのぼって泉涌寺(せんにゅうじ)へ。
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紅葉なんてありませんか。

北の入り口に黄葉が少し。
blog66泉涌寺.jpg

見降ろせば赤いうねり。
blog67来迎院.jpg

来迎院ですね。

来迎院のほうに降りて善能寺祥空殿へ。
blog68.jpg

ここにはまず観光客がこないので
恋にじゃまが入らないでしょうけど
カップルできたことはありません。



いつも意識なく
おなじコースをたどっていますね。

ということは!つぎは今熊野観音寺に。

「ぼけ封じ祈願」ののぼりに
導かれている訳ではありませんよ。
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こどもにまとわりつかれている
弘法大師は紅葉の中。
blog70今熊野観音寺.jpg

弘法大師を上から見たら
紅葉の濃さがよく分かります。
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カエデとイチョウの葉が
重なって散っている道をのぼります。
blog72今熊野観音寺.jpg

医聖堂の下に出ました。
blog73今熊野観音寺.jpg

平安時代に日本最古の医学書の医心方を撰した
丹波康頼を顕彰して建てられた多宝塔。

余談ですが
医心方の「巻廿八 房内」の訓読書だけ
わが家にありますけどね。
大きな声でいえません!恥ずかしい。
「房内」ですから。

境内がよく見えます。
blog74今熊野観音寺.jpg

この辺境(?)にもインバウンド多し。



ここまできたらもう勝手に
鳥戸野(とりべの)陵の
歩きにくい石段をあがっています。

一條天皇の中宮だった定子が眠っています。
blog75鳥戸野陵.jpg

定子さま!秋が行きますよ。
なごんちゃん(清少納言)は
ここにはやってきませんか。

いや!この周囲の土になって
今も定子さまに
お仕えしているのでしょうか。

清少納言は
定子の死のことをなにも書いていません。

私たちが定子の最期を知るのは
皮肉にもカタキの叔父の
藤原道長の幸運をほめそやす
栄花物語の中だけですね。

京都のランドマークの
京都タワーが今日もよく見えています。
blog76.jpg

風もなき 秋の日一葉 また一葉
おつる木の葉の うらまるるかな

牧水の歌で!ごめんなさい。



11 月だけ作っているという
「お火焚きまんじゅう」(画像の左ふたつ)と
年中ある
「赤飯まんじゅう」(画像の右)を買って
ランチにしますか。
blog77.jpg

この「お火焚きまんじゅう」は
税込み 140 円。
「赤飯まんじゅう」は同 150 円。

このコースでは
たいてい買うまんじゅうですが
店舗によって大きく値段が違うことに
今ごろ気づきました。
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木喰仏のほほえむ秋 [猫も歩けば棒立ち]

兵庫県猪名川町に木喰(もくじき)仏が
26 体現存しています。

7 躯(体)ある毘沙門堂に。
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木喰仏とは木喰明満上人が刻んだ仏像のこと。

どの仏さまも柔和なお顔です。
「微笑仏」とよばれています。
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上人が自分の姿も彫刻しています。
blog03木喰上人.jpg

つぎに 3 躯(体)ある天乳寺へ。
blog04.jpg

ここにも自刻像があります。
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(寺子屋時代に悪い子が顔に墨を塗っています)

その背面を拝見します。
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どの仏像にもそうですが
非常に細かいことを書き残しています。

日本千タイノ内作
天下和順
神通光明
(梵字)
明満仙人自刻像
九十才 (花押)
日月清明
カセイ大工與清 六十才
文化四卯歳四月九日

これによると
1,000 体製作するという目的あり。
1807 年 4 月 9 日製作。
90 歳のとき。

自分のことを明満仙人と名乗っています。
おそらく師からもらった名前ではなく
自分でつけた名前では。
木喰五行上人とか木喰明満上人とかも
使っていたようです。

名前のことといい
自刻像を作ることといい
自己顕示欲が旺盛なんでしょうか。
すごいですね。



そもそも
木喰(もくじき)とは固有名詞ではなく
木喰戒のこと?!

米!粟!ヒエ!麦!豆の 5 穀を断ち
煮炊きしたものを食べないという修行。

木喰明満上人(1718 ~ 1810)は
45 歳で木喰僧になったとか。

その時代!
人間一期を終えるときに木喰僧。

56 歳から日本全国を行脚。
北海道にも九州にも行っています。

60 歳から仏像を刻みだしたらしい。
目標 1,000 体!

文化 4 年(1807)90 歳のときに
ここ兵庫県猪名川町にきたのですね。
3 月滞在し
33 体の仏像を残しています。

初期のころには
月になん体も彫れなかったようですが
30 年経て 3 日に 1 体のペースですか!
等身大の大きなものが多いのに!

像の裏に
「カセイ大工 與清」とあります。

加勢する大工の与清を伴っていたのですね。
与清は六十歳!
これまたお年寄りですね!その時代では。

大工ひとりだったのか!
与清棟梁の下に集団がいたのか!
知る由もないそうですが。



東光寺に参ります。
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ここには 14 躯(体)。
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境内の立木に彫ったものも。
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生木ですから表皮が成長して
像は木にとっては傷口ですから
覆い包もうとしていきます。

観音像が閉じかけていたとき落雷があり
木が枯れて今の姿のままに固定されたらしい。

ここにも自刻像があります。
blog10木喰上人.jpg



なにをどう努力しても
おカネをつかっても
短命な人がいます。

木喰上人は
「五穀断ち」なのに
全国を行脚して
90 歳を過ぎても
仏像を刻みつづける強靭な体力。

神か仏に!いや!
親に感謝するしかないですね。

しかし!私には
自分を上人や仙人と名乗ったり
仏のような自刻像を数多く作ったりする
自己顕示と
すべての像に共通する「ほほえみ」が
どうシンクロしているのか分かりません。
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