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保久良神社から世界一のうんていへ [町道!街道!眠り未だ足らず]

阪急神戸線・岡本駅から歩きます。
のぼり坂がつづきます。

フジバカマ!?
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山の中に咲いています。

アサギマダラ(蝶)を呼んで
「秋のてふてふまつり」を
催行したいようですが
少し見ていても
なんの昆虫もやってきませんね。

やれやれ!汗だくだくで
保久良(ほくら)神社に着きました。
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お祀りしている大きな岩が
たくさんあります。
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岩の呼称はいろいろあるようですが
まとめて磐座(いわくら)と呼びますか!
浅学な私は。

このあたりには
石器時代から近世まで綿々と
遺物が発見されているそうな。
大昔から祭祀の場だったのでしょう。

干支の石像を並べていました。
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みんな可愛い。
にゃんこのような寅(虎)!はは。
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亥(猪)も可愛いのですが
付近にあまたいるイノシシは狂暴。
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軟弱な犬はおそわれています。
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「灘(なだ)のひとつ火」といわれた石灯籠。
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昔は灯台代わりだったようです。

はるか眼下に海が見えます。



海に向かって急降下。

魚屋道(ととやみち)に出ました。
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灘と有馬を結ぶ六甲山越えの道。
おもに魚を運んでいたのでしょう。

道をまたいで大鳥居があります。
どこの神社のやら。

商業施設のサンシャインワーフ神戸で
海にあたりました。
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なんですか!?
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ギネス世界記録認定の雲梯(うんてい)!
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149.992m とあります。

尋ねてみると
150m の工事をしたというのですが
測定の日がとても寒くて
金属が収縮していたらしく
どうしても 150m に達しなかったとか。

雲梯は英語で
「monkey bars」というのですね。
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初めて知りました。



この商業施設は!もしかして港の跡。

通称・青木港(おおぎこう)だったのでは。
通称しか知りませんが。

九州方面に行くフェリーが
発着していたような気がします。

大阪にきたばかりのころ
先輩たちが九州に出張するとき
電車で阪神・青木(おおぎ)駅まで行き
そこから船に乗るとかなんとか
いっていたような。

阪神・青木駅まで!うろうろしながらも
10 分少々で歩けました。

駅前はなん度か徘徊していますが!
きれいな店を発見。
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「花遊」とありますがなんと読むのやら。

昼食が税込み 680 円?!
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和定食!洋定食!どちらも
「このボリュームで 680 円」とあります。
なんという魅力的な価格。
ボリュームがあるの?!
由緒ある貧乏人!
欣喜雀躍(きんきじゃくやく)!

和定食をいただきます。
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いいじゃないですか。

オードブルのように!
幕の内弁当のように!
少量多品種の
おかずが並ぶのが好きな
私向きのランチです。

心豊かになりました。
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みそ豆丁稚 みそ味の煮豆 [絵に描いたどじょう地獄]

JR阪和線の南田辺駅の前の広場で
「あおぞら寄席」が
ときどき開催されています。

文字通り青空の下の落語の寄席。
1 度も入場したことがありませんが
横の電車の音がやかましいでしょうね。

それが!この月の「あおぞら寄席」は雨。
傘をさして興行!?
ではないですね。

太魂院(ふとたまいん)で催行だとか。

「運子(うんこ)童子」さまの太魂院。
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1 度もお参りしたことがないので
寄せてもらいます。

運子童子さまの黄金の「うんこ」に
手を合わせてから入山しましょう。
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拝所とかの宗教のにおいのある部屋には
通されませんでしたね。
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バチあたりには
なんとなく安堵もしましたけど。



桂福丸が
みそ豆の噺(はなし)をしていました。
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大鍋で煮られている大豆を
店の主人と丁稚が盗み食いをする噺。

宇井無愁の上方落語演題一覧にある
「味噌豆丁稚」がそれでしょうか。
ということは古典でしょうね。

まぁ!昔のことでしょう。
今は
みそ豆を煮る風景もないでしょうから。

近くの席の年には不足のない刀自たちが
「みそ豆」を
みそ味の煮豆と解釈していました。

違いますよ。
新型コロナウイルス禍では
でしゃばって口をはさんだりしませんが。

どこの家でもみそは
自家で作っていた時代が
ほんのこの前まであったのです。

みそを作るために大鍋で煮ている大豆を
みそ豆というのです。

「手前味噌」ということばを
今も使うでしょ。
自分の家のみそが一番なんです。
たぶん!その味になじんでいるから。

  おかあさん 下痢になりました
  あなたがみそ豆を
  盗み食いばかりしたからよ

なんて意味の方言だらけの唄(?)を
遠い日に聞いたことがあります。

記憶力の欠如は人後に落ちず
音感はゼロで再現ができませんが。

みそ豆はそれくらい
魅力的な食べものだったようです。



ふと!思います。
みそは自家製でも
醤油はどうしていたのでしょう。
醤油は買っていたのでしょうか。

長塚節(たかし)の小説「土」は
明治の終わりの鬼怒川沿いの寒村が舞台。

婚礼の夜のふるまいに
ザルとビール瓶が用意されています。

ザルにはうどん
ビールびんには醤油が入っています。

村の若者たちは

  単純に水へ醤油をさした
  したじに浸して
  そうぞうしくうどんをすすった

とありますが。

醤油は貴重品だったに違いありません。
家では作っていないような。

岸和田藩の 100 石どりの元藩士の
熊沢友雄の日記の
明治 6 年(1873)のところに

  醤油麹ヲ蒸醸ヲ誂フ
  大豆一斗五升 小麦二斗

とありますが。

寒村ではなく!大きな家では醤油を
自分の家で醸造していたのでしょうか。

これ!
みそを作っているのではないでしょうね。

みそを作っていて
でてきた汁も使っていたと
死んだ祖母が
その親の時代のことをいっていたような。

この記憶も定かではなく!すみません。



おばあさんたちの解釈の
「みそ豆」を作ります!はは。

ゆでた大豆を日本酒で煮て
サバ(鯖)の水煮缶を加えます。
砂糖とみそで調味。
だし醤油で調整。
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ふと立ち寄ったスーパーに
サバの水煮缶に
100 円以下のものと
150 円を越えたものがあります。

おなじ大きさでも
安いものはまずい!
なぜかまずい。
まずいから売れなくて
値下げしているのでしょうけど。

サバ缶のみそ味のものでも
醤油味のものでもおなじ。
イワシ(鰯)缶もそうですね。
居酒屋のめしたきをクビ(?)になった
おばさんがたまにくれる缶詰はそれ。

「おとうさん(夫)が嫌いやねん」
といいますが
おとうさん!
まずいから食べないのじゃないの。

でも!大豆と煮たら
なんとか食べられますよ。



(敬称略)
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股ケ池明神の雨 甘辛チキン [わが街・下駄ばきドドンパ]

わが家の前の庭の中の
(勝手に庭といっていますが)
(ただ前にあるだけの市の公園ですが)
桃ケ池(ももがいけ)のそばの
股ケ池(ももがいけ)明神の木の下に
彼岸花の花茎があがってきています。
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ちなみに「桃ケ池」の「ケ」は
住居表示では大きな「ケ」ですが。
大きな「ケ」だといっても
手紙なんかに
小さな「ヶ」を書いてくる人が多いのは
どういうことでしょうね。

股ケ池明神はどちらの「ケ」を書くのが
正式なのか!知りまへん。

大昔!公園に彼岸花の球根を
300 個くらい植えたら
たぶん!ボランティアで
いつも草取りなんかをしている人たちに
掘って抜かれて!
たたきつぶされてしまいました。

その人たちは
彼岸花はそうするものと
しつけられてきたようです。
寂しい人たちです。

いくつかは残って咲いていますが
9 月も終わりになると
花びらはくたびれて
鑑賞する価値はありません。

しかし!この彼岸花は
これから咲こうとしています。
私が植えたものではありません。
この池ゆかりの聖徳太子が植えたものかも。

蓮池も夏が過ぎて!くすんできました。
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真ん中に見えるメタセコイアの右の
松の木のかたまっているところが
蛇島(へびじま)です。

聖徳太子が大蛇を
切り刻んで埋めたところです。
努々(ゆめゆめ)疑うことなかれ。

この蓮池にこの前まで
カルガモの 6 人きょうだいがいました。
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6 羽きょうだいというのかな。
たぶん!きょうだい。
ママがどこかへ飛んで行ったのでしょう。

子育てが終わったら
ママは女にもどり飛んで行かねば
人間のように母子相姦になりかねません。
拙ブログ 2018/05/24

その 6 羽きょうだいがいません。

カルガモはあちこちにいます。
群れてはいません。
みんな独り立ちしたのかも。
これから恋人を探すのでしょう。



朝から徘徊して
稼ぎもないまま帰ってきました。

とりあえず!ランチにしますか。
なにもなくても食欲はありますから。

山阪神社の門前の
福食堂に行くのが無難です。
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大葉とチーズをはさんで
揚げた鶏肉が食べたいのですが。

今日はありませんね。
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「甘辛チキン」とはなんぞや?!

から揚げ!?
甘辛いたれがかかっています。
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白いごはんがすすみます。

しかし!今日も量が多かったぁ!
「おおめし」は
仕事をした人が食べましょうね。

税込み 650 円。



股ケ池明神が雨にかすみ始めました。
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かご網を入れてみますか。

みっつあったかご網がどこに行ったのか
ひとつになっていますが。

あああ!
2 時間後!どしゃ降りの中!
行ってみると
アカミミガメがあばれています。

かご網の丸い穴に
頭を突っ込んでいます。

ははは。
なんだか!エロい状況です。

しょんべん小路の吹きだまりの奥の
小汚い(という人が 5 人ほどいる)
居酒屋で
アラフォー(around 40)のおね~さんが
嫌がる(?)私に無理に持ってくる
話題にふさわしいじゃないですか。

なぜかいつも
亀の頭のようなものが突っ込んだり
突っ込まれたはなしばかりして
ひんしゅくを買っていますが。

あれは私たちが悪いのではなく
あの席はそうさせる電磁波かなんかが
出ているに違いありません。

そんなことを
考えている場合ではありません。
おかげで漁獲の寂しいこと。

モツゴとブルーギルとヌマエビが数尾づつ。
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ブルーギルは上の画像の
倍ほどのものが数尾。
サギにあげたいのですが
雨宿りしているのか!どこにもいません。
いつも 10 羽はいるのに!

橋の欄干を飛び越えようとしたとき
ビニール傘が裂けて大穴が開き
びしょ濡れになって帰りました。
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減塩ランチ 釈迦ケ池のほとり [いわなが姫の丑の刻参り]

JR岸辺駅前の
国立循環器病研究センターの 1 階の
レストラン「B'EASE(ビーズ)」に
初めて寄ってみました。
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明るくて!きれいです。

健康的なランチがありました。
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野菜たっぷりで
減塩という豆腐ハンバーグ。
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やさしい味です。
ガツンとくるものはありません。

税込み 800 円。
ま!こんなものですか。
はなしのタネに試食してみてください。



国立循環器病研究センターは
長い間工事をしていたような気がしますが
竣工して!
もう 4 年経過していました。
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岸辺駅周辺の整備が急激に
私だけが思う急激に!進んでいます。

北西に見える小山は
紫金山(しきんざん)公園でしょうか。
忙しい身ですが(ウソついてすみません)
久しぶりに訪ねてみます。

公園の真ん中に
吉志部(きしべ)神社があります。
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岸辺は昔!吉志部と書いたのかも。

神社の周囲は窯跡(かまあと)だらけ。
平安京の瓦を焼いていたらしいのですが
須恵器(すえき)の窯跡もあるようです。

埋めもどされていますが。
石を並べているところがそうかも。
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公園内の吹田市立博物館に
この山のものではないかもしれませんが
瓦や須恵器の窯の復元がありました。
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ん!?
瓦や須恵器は
日本で生まれたアイデアではないですよね。

ということは
窯の設計も外国産ですか。
とんちんかんな疑問なら!ごめんなさい。



あれ!?
てのひらに野鳥をのせています?!
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瞬間の目撃で!
カメラのピントが合っていませんが。

私が怪しい風体なので警戒したのか
もう!鳥がやってきません。
すみません。

ヤマガラ?!
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鳥を呼んでいたおじいさんがいうには
いろんな種類の鳥がくるそうです。



木々の向こうに
釈迦ケ池が光っています。
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明治 13 年(1880)ここの禁猟区で
プロシアの 18 歳の皇孫が
カモ猟をして逮捕され勾留されました。

プロシアは不当(!)な逮捕だと
外交問題にしました。

外務省と大阪府が土下座してあやまり
最初に通報したおじいさんを
切腹させて決着しようとしたそうな。

悲しいはなしですね。
正しいことをした人を
為政者の都合で悪にでもできるのです。
いつの時代でもそうでしょうけど。

ぶきみな池を
名神高速道路が横切っています。
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歴史が騒々しくきざまれて
やがて宇宙のちりになるような
妖しい錯覚にとらわれて!立ち尽くします。

プロシアはプロイセンのこと?!
やがて!ドイツ帝国の一部になり
そして!先の大戦の後
各国が領土をちぎりとって
消えたまぼろしの国だそうな。

だれが記憶しているのやら。
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岸和田港で沖縄とインドカレー [猫も歩けば棒立ち]

南海・岸和田駅から岸和田駅前通商店街の
アーケードに入ります。
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目的の方向とは違いますが
ちょっと早く着いたので散策することに。
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アーケードが切れてもなおまっすぐ進みます。
このまま歩けば海に!
岸和田港に出られるような気がします。

岸和田市にはなん度も訪ねているのに
岸和田港は見たことがないですね。
記憶が飛んでいるのかも知れませんが。

ひぇ~!
大きな構造物が
集まったところにあたりました。
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波切(なみきり)ホールですって。
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岸和田カンカンベイサイドモール!?
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近代的なイベントホールや
複合商業施設の中に神社があります。
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違和感があるのは私だけかな。

岸和田カンカンベイサイドモールの
ローマ字表記は
Kishiwada CanCan BAYSIDE MALL ?!
もうひとつ理解できませんが
ショッピングモールらしいので
徘徊してみます。

きれいでにぎやかなところです。

走っている男女!?
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トイレの表示ですか!なるほど。



岸和田カンカンベイサイドモールの
「ASA」でランチにします。
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インドカレーの店でしょうか。

「サラダランチ」なるものを注文。
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カレーと辛さを選びます。
「かぼちゃキーマ」で中辛。
中辛はノーマルの上でしたが
私にはもう少し辛くても大丈夫。

ドリンクを選択せよとのこと。
「ラッシー」をお願い。

ああ!
いろいろと選ぶのはメンドくさい!はは。

税込み 1,080 円。

食べ終わるころ
「ナンのお代わりしましょうか」と
問われましたが
お代わりは無料だったのでしょうか。

無料でも
もう!おなかがいっぱいでしたが。
見かけは粗野ですが
けっこう!上品なんです。



レストランは 2 階でしょうか。

外に出ると海がありました。
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クライミングウォールがあります。
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その前の広場がにぎやかです。

1 階に降ります。
泉州沖縄祭り(2022/09/24・25)ですか。
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波打ち際には
沖縄の食べものがいっぱい。
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どうしてここで「沖縄」ですか。
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楽しんでいるところに
水を差すような疑問はいいますまい。



オリオンビール!飲んでみようかな。

誘惑に負けてどうします。
今日はここに
遊びにきたのではなかったですね。

紀州街道にもどり!南へ急ぎます。
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