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鞍馬寺 義経祭 2022 [猫も歩けば棒立ち]

天狗さん!移動していませんか。
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えいでん・鞍馬駅前。

鞍馬寺に仁王門から入山します。
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ケーブルカーを使えば少し助かりますが
片道 200 円の運賃を節約して歩きます。
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由岐神社に詣ります。
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寺でも神社があります。

源義経供養塔を知る人は少ない。
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私も通り過ぎます。

九十九折(つづらおり)の
参道をのぼります。
見降ろせば
なごんちゃん(清少納言)が枕草子に
「近うて遠きもの」と書いたように
真下に今きた道が
折りたたまれたようにつづいています。
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枕草子には
「遠くて近きもの」もあります。
「極楽」「舟の道中」「男女の仲」だとか。

極楽は知りませんが
地獄は振り向けば真後ろにありそう。

本殿金堂に着きました。
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三角形をつないで
丸く描かれているのは金剛床。
パワースポット(?)です。

あ!?
逆向きですよ。
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本殿に尻を向けたら
怒りの棒でも突っ込まれますよ。
それに真ん中の三角は
踏まないほうがいいのでは。
下から稲妻でも差し込まれますよ。
知らんけど。

今日(2022/09/15)は義経祭。

金堂で舞が奉納されていました。
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つづいて合気道も。
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今年はなんだかのんびりした義経祭。



義経は
死後なん百年も経って戯曲になり
日本人の判官びいきで
英雄視されていますが
どこまでが本当の姿やら。

義経記ですら真実は少ないとか。
柳田國男は
歴史ではないといっていませんでしたか。

私が思うに義経は
戦いには秀でていたかも知れませんが
頭が悪そう。

政治はできそうにもありませんね。
源頼朝の賢明さに比較すれば
月とすっぽん以上の開き。

脚本家が頼朝と義経を
四畳半でちゃぶ台を囲んだ
兄弟のように書いたりしますが
母の身分の低い義経は
頼朝の家来の立場でしょう。

しかし!万が一!頼朝が死んだら
血縁の義経をかつぐ連中が
いるかも知れません。
三段跳びの出世です。

頼朝にとって一番の敵(かたき)は
もしかして義経かも知れません。
そのあたりの
忖度(そんたく)ができていません。

壇ノ浦の戦いで安徳天皇を殺しています。
これは頼朝の考えにないこと。

戦いはなんでもかんでも
皆殺しにすればいい訳ではないはず。

大陸などの戦争と違い
同一民族の戦いは
犬のけんかのように
腹を見せたら勘弁するぐらいじゃないと
後の政治がやりにくくなるのでは。

保身のためには節操のない
海千山千の後白河法皇と仲良くなったのも
頭が悪そう。

ま!悪くいえばキリがないですがね。

義経は顔も悪かったそうですがね。
サルに近かったとも。



ここにきたら
たいてい!山を越えて
貴船に抜けて帰るのですが
仕事が山積している身ですから!
ウソついてすみません!
持病になりつつある股間(!)が痛くて
もとの仁王門に下山します。

門前の多聞堂でまんじゅうを買い
天狗さんの前でランチにしますか。
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こしあん入りの牛若餅。
ねじってあるのは
ニッキ味の神虎(しんこ)餅。
色の黒いのは
やはりこしあん入りの麦まんじゅう。

神虎(しんこ)餅は上新粉の餅ですよ。
いずれも!税込み 130 円。



えいでんがもみじのトンネルをくだります。
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まだ!緑色。
紅葉すれば
例年なら観光客が押しかけるのですが
新型コロナウイルス禍は
これからどうなっていきますやら。



(敬称略)
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